VS. 夫

2007年6月12日 (火)

◆ ビリーおじさんの後は、スタミナとんちゃん!の巻

Campicon 長電話の友・ヘアメイクのJちゃんが、

Jちゃん「なんかぁ~。
     ちょっとヒマがあったら、
     太っちゃってさぁ……。
     ウェストが76センチになったのよ!!」と。

梅桃「えっっっ?!」

華奢で、小柄で、かわいらしい彼女なだけに、
その数字にびっくり★

Jちゃん「あ、今から、マル秘、ぷっくりお腹画像、送りま~す」

と、いったん電話をきって、メールを待つと……。
送られてきた、添付画像(お腹の部分だけね……)では、
ローラライズのジーンズの上に、
のっかってますよ……お腹……。

再び電話。

梅桃  「すごいね。」

Jちゃん「でしょう~?!
     あ、でも、今は元にもどってるからね。」

どうやら、「ビリーズ ブート キャンプ」。
という、格闘の型を取り入れた、ダイエットというか、
エクササイズのDVDで、
元のウェスト63センチに戻ったというのです♪

梅桃も深夜、テレビで黒人のアーミーおじさんがやってるCMを
観て、気になっていました……。

梅桃「あれ、どう思う?」

夫 「梅桃が、あれ、やれるかなぁ……?!」

梅桃「…そうだよね……」

なんて会話をしてました。赤ワインなんて飲みながら。
(つまみもモリモリ食べながら、深夜に)

梅桃「あのね、Jちゃんが、あのビリーおじさんので、
   すごく、体をしぼったらしいよ!」

夫 「へぇー」
あんまり気乗りしない返事なので、会話中断。

1週間後。
玄関にひとつの箱が届きました。
そうです。
ビリーおじさんのDVDを夫が注文したのでした。
夫「夏だしね」と。

という訳で、現在、梅桃ファミリーは、
毎晩、1歳の娘もいっしょに家族3人で、
ビリーおじさんのエクササイズ実践中!

ごはんも、自ずと、なんだか、スタミナな感じに。
(なぜ、スタミナか?というと、
ヘルシーにダイエットというよりも、
パワー、筋肉、元気、というイメージなんですね。。。
要は、元気がないと続かない感じのエクササイズなんです)

夫のリクエストが多く、
友だちのご主人たちにも、評判のいいのが、
我が家で「スタミナ豚(とん)ちゃん」と呼ばれている、おかず。

なんてことない、手抜きな料理なんですが、
ごはんがすすむのと、さっぱりしているのが、
いいみたいです。

まず、みじん切りにした、
生のにら(1/2束分)とねぎ(1/2本分)を器に入れて、
どぼどぼっとかぶるくらいまで、
市販のポン酢を加えます。
ロースでも、バラでも、しゃぶしゃぶ用の豚肉
さっとフライパンで炒めます。
あれば、レタスとか、水菜とかの葉野菜を
お皿に敷いて、その上に豚肉を熱いうちにのせ、
にらねぎポン酢をざざーーとかけます。
以上!

ちょっと暑い日に、おすすめです。
スタミナなこそ、愛の源♪
今晩も、エクササイズ、がんばるぞぉ
(いつまで続くだろう……現在、まだ10日目)。
Camp

2007年6月 5日 (火)

◆ 簡単!早い!おいしい! いつものおかずがワンランクアップする「あれ」の巻

Areicon_1 夏っぽい暑い日が続いています!
太陽がギラギラ☆の暑さが、大好きな梅桃ですが、
やはり、少々、バテたりもします。

そんな時には食欲が増す、「あれ」を作ります。
夫の出身地でもある、九州の名物「辛子高菜」を使った「あれ」。
あのピリッと辛い味と、独特の酸味が
自然と胃袋を刺激してくれるんですよねぇ。
もちろん、夫もなつかしい味なので、大好き♪

「あれ」は、刻んだ「辛子高菜」と豚ひき肉を
ごま油でじっくりと炒めて、
最後にごまを混ぜてできあがりの、おかずの素のようなもの。

そうめんに、きざんだねぎといっしょに和えてもよし、
そのまま、ごはんにかけて、目玉焼きをのってけもよし。
ごはんに混ぜておにぎりにしても、もちろん、うまい。

案外、本格的なおいしさになるのが、
しょうゆ味のラーメンに、
「あれ」をどっさりとのせる、高菜らーめん
(夫は、とんこつ味にしてますけどね)

もちろん、細く裂いて、冷たくした焼きなすにかけて、
混ぜながらいただく、なんていう、即席のおつまみも、うまいっす。

焼きなすといえば、
昔ながらの、直火で皮を黒く焼いて、
熱いうちに皮をむく……なんていうのは、
やけどしそうだし、大変……。

梅桃は、なすをそのまま、
オーブントースターへゴロンゴロンと並べて、
ちょっと焦げるくらいに焼きます。

オーブントースターに入れてしばらくすると、
皮が「ぼふっ♪」と破裂しますので、
その皮の破れ目をきっかけに、皮をくる~んとむいて、
(熱い時には、キッチンタオルで持ちながらむいて)
そのまま、冷蔵庫へ。

冷たくして、繊維に沿って細くしておくと、
そのまま、おかかとしょうゆで、さっぱり食べても、
「あれ」をかけて食べても、
ちょっと濃厚な肉みそなんかをかけても、グー!

ビールを飲み始めた夫に、
ちょっとした小腹がすいた娘に、
「はい、どうぞ♪」と間髪いれずに出すと、
笑顔がかえってきます。

「あれ」と「焼きなす」を
冷蔵庫に常備しておくと、ちょっと安心な梅桃。
夏の勝負食、ですね。

Are_1

2007年5月29日 (火)

◆ 梅桃流 美しい「だし巻き卵」の作り方の巻

Dashimakiicon  梅桃の勝負食で、忘れてならないのが、
「だし巻き卵」。
主人も、これが大好物!

梅桃は、このレシピ↓がイチオシです。
http://www.orangepage.net/Kitchen/search/kekka.php/2000da032/
ほんのり甘くてしっかりとしょうゆもきいた、だしの香る、あきのこない味です。

朝食に良し、
おべんとうに良し、
お友達のお呼ばれに持っていっても好評♪

なかなか、きれいな形に焼くのがむずかしい……なんて思っているアナタ。
ぶきっちょで、おっちょこちょいの梅桃が、
なんとか、かんとか、きれいに焼くをコツを、
大盤振る舞いで、ご伝授しちゃいましょー。
(って、書くほど、大それたことでもないいですけどね)。

まず、とにかく、焼き始めたら、卵って、
どんどん熱でかたまっていくので、
手際よく、いかないと、固くなっちゃいます。
そのために、ちょっと準備を。

Dasshimakigoods_1

見た目、形が命ってこともあるので、
四角い卵焼き用のフライパン(卵焼き器)をご用意。
初心者はテフロンのもののほうが、くっつかないからべター。
こだわり派な方は、銅のなんてのも、あります(熱伝道がよろしいらしいですよ)。

それに、サラダ油を小さな器に大さじ2くらい入れておき、
4つ折にして2センチ四方ほどのキッチンペーパーをその中に入れておきます。

材料の卵は、もちろん新鮮なものを!

後は、卵液をレシピの配合どおり混ぜておくのですが、
混ぜ合わせた時に、味見をするのが、ポイント。
案外、甘さが足りない?とか、塩けがもうちょっとほしいとか?
おうちの好みがあるので、調整します。

ボールは、できたら、そそぎ口などがついていると便利です。
こんな↓感じのものね。
http://shop.orangepage.net/kitchen_goods/50syufu/k_ball.html

さて、いよいよ焼きに入ります。

卵焼き器を中火で熱して、油を入れるのですが、
ここで、大事なのが、卵液が冷たい場合には、
入れると温度が下がってしまうので、
ちょっとしっかり熱しておくこと。
だけど、卵は火が入りやすいし、
入りすぎると固くなったり焦げたりするので、
熱しすぎないこと。
(うーーん、このあたりは、火力の違いや卵焼き器の材質によっても違うので、
何度か作るうちに、うちのは、こんな感じだなぁ~というのをつかんでくださいませ)

火を一定の弱めの中火のまま、
卵焼き器を上にあげて、火から遠ざけたり、近づけたりして
卵の様子を見ながら焼いていきます。

卵は、ざざーっと、薄く全体に広げるように流し入れ、
半熟のうちに、手前によせてかためます。
半熟のうちなら、くるくると巻かなくてもくっついてくれますよ。
(くるくる巻ける人は、巻いたほうが、切り口がきれいですけどね)。
この時、箸でやるのって、破けたりして、案外むずかしいです。
梅桃は、これ↓を使ってます。いいですよ。
http://shop.orangepage.net/kitchen_goods/50syufu/k_gomu.html

1回の卵焼きに、3~4回、卵液を入れながら、
どんどん太い卵焼きにしていきます。
卵液を足す時に、サラダ油につけたキッチンペーパーで
卵焼き器に油をひきつつ……です。

とにかく、最後のひと巻き(いちばん外側)がうまく決まれば、
すごおく、上手に見えるのです。
なので、最後のひと巻きは、ちょっと多めに卵液を残しておき、
火がどんどん入らないように、火から遠ざけたりしながら、
慎重に巻きます。
(うまく巻けなくても、やや半熟気味にしておくと、
まな板やお皿の上で、キッチンペーパーをかぶして、
上から手で整形すると、案外、いい形におさまりますから、焦らずに。

これが、できるようになってから、
なんだか、ステップが1段あがった感じになったんですよね。
ちゃんとした、卵焼きって、やっぱり、ちゃんとおいしい!

おうちによって、違うってところは、元祖「おふくろの味」なのかもなぁ。
彼好みの味の卵焼きが焼けたら、ポイント高いと思うっ。

Dashimaki

2007年5月15日 (火)

◆ けんかした日に作る肉じゃがの巻

Nikujagaicon 勝負食の定番というか、王道といえば、
昔から「肉じゃが」。

あまりにも、有名すぎて、「肉じゃが」を作ると、
もう、それだけで「気があるぞ!」と思われるようで、
実は、あえて避けてしまいがちだった梅桃。
キング オブ 「おふくろの味」を作るなんて、
ちょっと・・・、ベタすぎないか・・・と。

でも、「やっぱり、そういうべたなほうがわかりやすいもん!」と言う、
妹のために、ご推薦した「肉じゃが」のレシピがこれ

何をかくそう、梅桃が新人編集者時代に、
連載でお世話になっていた「城戸崎愛」先生のレシピです。
このほかにも、城戸崎先生のレシピは、
本当においしくて、しかも、男性ウケが、とってもよろしい♪
ふっと力がぬけて、癒される味、「まさに、おいしい!」レシピばかりです。
(結婚してからも、デイリーに作るのは、先生のレシピが多い)

多くのレシピが、「肉じゃが」というと、
肉やじゃがいも、玉ねぎなどを油で炒めてから、
だし汁や調味料で、煮るのですが、
このレシピは、違うんです。

まず、水(だし汁じゃないんですよ!)で、じゃがいも、玉ねぎ、にんじんを
煮るんですね、途中お砂糖を加えますが。
それで、野菜のアクを取り除く(案外、あるんですよね、野菜のアク)。
しょうゆを少しだけ加えて煮てから、 
牛肉をちらすように鍋へ。
そして、牛肉のアクをのぞいて、さらに調味料を足していきます。

ごろごろの野菜には、しっかり火が通って、
少しづつの調味料で、味が段階的にじんわりと中まで入って、
しかも、肉は煮すぎないから、ジューシー。

そして、最後にバターを散らすんですが、
これまた、これが、牛肉の風味をバックアップしてくれる・・・。
う~~ん、なんとも贅沢な一皿になるんですよ。

このレシピ、梅桃の妹のダンナに、バカウケ。
けんかしちゃった晩ごはんは、
これで仲直りだそうです。
いつもとちょっと違う手順なだけなので、ぜひ、試してみてくださいませ♪
Nikujaga
次回は、5月22日(火)更新予定!

2007年4月27日 (金)

◆ 魚屋さんと仲良くなるべしの巻

Asisticon 魚の切り身って、買う場所によって、差があるって、知ってました?
たとえば、スーパーのパックだと、表面積が大きめで、厚さが薄め。
ぱっと見た時に、大きく見栄えがいい、ということです。
逆に、魚屋さんだったりすると、表面積が小さく、厚みがある。
焼くのにちょっと時間がかかるかも、だけど、断然こっちがジューシーでうまい。
全部がそう!という訳ではないのですが、
うちの周りでは、そんな感じなんですよ。

なので、梅桃は、魚は魚屋さんで買うようにしています。
近所の魚屋さんと仲良くなると、
「これが旬だから、これをそのまま焼きな!」とか、
「これは、バター焼きか、ホイル焼きにしなよ。しめじとね!」とか、
「こっちなら、甘辛く煮付けるのがいちばん」なんて教えてもらえるように
なります(たまには、おまけを入れてくれてたり……♪)。

梅桃の1歳の娘は、魚屋さんの魚ばかりを食べているせいか、
肉よりも魚が好き。
しかも、たまに魚屋さんに寄れなくて、スーパーの魚を出すと、
「もう、いい」と途中でやめてしまうことも。

魚は、やっぱり、魚そのものの味で、
もう勝負が決まっちゃうところがあるなぁ~と。

なじみの魚屋さんに言われるままに買って、
作るというより、焼くだけとか、煮るだけだった魚のおかずが
勝負食になるってのは、あんまり芸のある話ではないのですが、
でも、そういう名アシストがいるからこそ、ゴールもスムーズってこともありますよね。
名アシストを見つけることから、勝負は始まっている……?!

Asist
次回は、5月8日(火)更新予定!

2007年4月10日 (火)

◆ 日本男児の旦那。機嫌が悪いときには誠意の餃子の巻

Gyouzaicon いそがしくて、深夜残業も多い、料理編集者Eちゃん。
かれこれ10年近く(結婚前から)中国料理の教室に通っていて、
まじめで、おいしいものが大好き。
きっと、Eちゃんには、勝負食があるに違いない!と
聞いてみると、やっぱりありました。
いそがしい合間にメールでくれたので、そのまま転載。

なるほど!な、戦略と
ふだんは、さっぱりとした男まさりな雰囲気なのに、
メールの文章の合間に見える、けなげでかわいいEちゃんの日常に、
なんだか、「結婚ってやっぱりいいもんだ」と
思わせてもらったぞ。

仕事がら、平日なかなか早く帰れず、夕飯を作る時間がありません。
電子レンジすら使おうとしない旦那には、
作りおきも通じない……わけです。

そこで土日は、そんな旦那の欲求不満を解消するために、
3食コツコツご飯を作ります。
個人的には、新しいメニューにチャレンジしたいと思うときもありますが、
旦那の嗜好を最優先すると、彼が好きなメニューにかたよる傾向大。
いくつかバリエーションがありますが、

「今日は旦那の機嫌が今いちだな

というときに作るのは「焼き餃子」。
これ、本当に大好物みたいで、
3週連続でリクエストされたことがあるのはこいつだけ。

「作ったものがおいしいかどうかは、自分の箸のすすみ具合で判断しろ」

とのたまい、滅多に料理について褒めない旦那が、
「お前の餃子は下手な店よりうまい」と言いますから、
きっと相当好きなんでしょう。

私は餃子を作るとき、まず肉に水を加えて練り、
ゆるゆるにするところから始めます。
こうすると焼き上がったとき、
たねが堅くならずジューシーに仕上がるから(習っている中国料理の師匠のやり方っす)。


Gyouza001 
たねが柔らかいぶん包みにくいのですが、
これを一度に40個くらい作って冷凍しておくこともあります。
焼くときは、フライパンに餃子を並べたら、
熱湯を注いで蒸し焼きにするのがポイントです。

思うに、できて見れば何の変哲もないフツーの餃子が、
旦那にとって特別なものであるわけは、
いつもレシピをあんまり読み込まず、
勘と思いつきで料理をする私が、
一つ一つ手間をかけて作る定番メニューだからかもしれません。

早くできようが、簡単だろうがおいしいものはおいしいと思います。
作る方としては、そうなるのがベストなんだとも思うんですが、
自分のために、自分の好きなものを作るために、
私が時間と手間をかけて料理をしている様を見るところから
旦那の夕飯はスタートしており、
「早く食べたい」気分が限界に達したのちに食するメニューだからこそ、
餃子が好きなのかもしれないと思ったりします。

男の胃袋をつかむには、
おいしいもの+ときには作るプロセスを見せつけて誠意をアピール。
頑固な日本男児タイプには、
そんなテクニックも有効かもしれませんよ。なんちゃって。

勝負本番の勝敗は、練習中の姿に現る?!
つまり、時間と手間という「誠意」に勝るものなし★ってことですね。

Gyouza002_1
次回は、4月13日(火)更新予定!

2007年3月27日 (火)

◆ ハッチリ・デ・ハチキレの巻

Beans
Beansicon地方出身で普通のサラリーマン、
しかも理系な男(あんまり遊ばない、まじめな人ってことでしょうか?!)
だから、知らなかったんだよね、いろんな料理を。
新婚の頃、ホットチリビーンズ(にんにく、唐辛子、たまねぎ、ひき肉、
大豆の水煮缶、トマト缶を煮たもの、スパイスはバジル程度)を
なんかの拍子に作ったら、
「生まれて初めて、こんなおいしいもの食べた!」ってことになってさー
(先輩いわく「犬がハァハァ喜ぶ感じ」になったらしい)。
ちょっと違うんだけど、こんな感じの料理↓
http://www.orangepage.net/Kitchen/search/kekka.php/1996hb020/3/

鍋いっぱいの大量のホットチリビーンズを、
器によそって、ハフハフ食べて、ビール飲んで、
自分でお鍋によそいにいって、ハフハフ食べて……の繰り返し。
「もう、くるしいよぉ~」「ああ~、もう1杯」「うう~、もうダメだぁ」
とか言いながら、鍋がからっぽになるまで食べたのよ。

それ以来、作るたびに、
鍋が空になるまで、「辛うま!」「くるしい」「辛うま!」「くるしい」って
言いながら、笑いながら食べる。
それくらい、好きらしい。

「ハッチリ(ホットチリビーンズを英語風に発音、でもなんだか、江戸っ子ぽい?!)作ってよぉ~!」
、懇願すること20年のご主人(毎日でも食べたいらしい……虜だね?!)。

でもね、あんまり作ってあげないの。
だって、ありがたみ、薄れるでしょ、うふ(小悪魔風)。


作ってもらうのが、うれしいし(ご主人)、
作ってあげるのが楽しみ(先輩)。
しあわせですね、ご両人。

思わず出したパンチが、見事に命中して偶然の勝利!
この必殺技、20年ものです。

次回は、3月30日(金)更新予定!

2007年3月23日 (金)

◆ 妻として目指すはコレ! 芋がらの煮ものの巻

Imo キムタク主演の映画「武士の一分」を先日、やっと見た。
(これから見る人は、先を読まないほうがいいです……)

殿様の毒見役という下級武士のキムタクが、
愛する妻と通いの爺やと3人でつつましくしあわせに暮らしていた。
「今晩は、あなたの好きな芋がらの煮ものですよ」なんて、言いながら。

ある日のこと、運悪く貝にあたってしまい、一命はとりとめたものの失明。
家禄や家をとりあげられてしまって生活が立ち行かなくなるのを
親戚一同が心配して、その妻にどうするつもりか?!と責め立てる…。
そんな時、妻はキムタクの上司にあたる番頭の
ところに頼みに行くことにする。

すると、親切だったその人は、家禄を保障するから妻に身をまかせろ、といい、
死んだつもりになって身をまかせてしまう。キムタクには隠していたのだが、
噂好きな叔母がキムタクに知らせ、妻は「死ぬ覚悟でしました」、と白状。

即刻、離縁。
爺やとふたりのわびしい生活が始まる。

毒見仲間がやってきて、
殿様は、毒見がいてくれたから命拾いできたのだと、
家禄をそのままにしてくれたことを知る(実は番頭や妻のおかげではなく、)。

妻をだまし汚した番頭への怒り、ふがいない自分への怒りを抱きながら、
剣の決闘で決着をつけるため、修行を積む。
決闘で腕を切られた番頭は、その後切腹。

そして、キムタクは、爺やとのわびしい生活を続ける。

ある日、爺やが、食事を作るのが大変だから、めしたきの女を雇いたいと言う。
「勝手にしろ」とキムタク。

出された「芋がらの煮もの」に箸をつけたとたん、
離縁した妻だということを悟る。

Bushi

「よく帰ってきてくれた。
もう、おまえの作る芋がらの煮ものが食べられないかと思っていた」
と妻を抱き寄せる。

もう号泣。まさに、これって「勝負食」じゃ~ん。
夫の好物が、自分が作るもの
っていうのは、正統派な愛だよなぁ。

この映画をすすめてくれた、やがて結婚20年の料理編集の大先輩のところも、まさにそうらしい。その大先輩の「新婚時代」から20年、ご主人が「やみつきの料理」を次回はご紹介しまーす!

次回は、3月27日(火)更新予定!


梅桃(ウメモモ)
オレンジページ料理編集を15年間担当。 数々のおいしい料理を作る現場を経験。 新人時代、先輩編集者に言われた 「いい男をつかまえたいなら、胃袋をつかめ」が信条。

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