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profile:山本ふみこ
随筆家。1958年北海道生まれ。つれあい、娘3人、黒猫との、5人と1匹暮らし。ふだんの生活をさりげなく描いたエッセイで読者の支持を集める。著書に『片づけたがり』 『おいしい くふう たのしい くふう 』、『こぎれい、こざっぱり』、『人づきあい学習帖』、『親がしてやれることなんて、ほんの少し』(ともにオレンジページ)、『家族のさじかげん』(家の光協会)など。
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2009年4月14日 (火)

片づけられない子どもだった……。〈1〉

「持たないこと」「捨てること」

 子ども時代、このふたつのコトバが、呪文のように耳にこびりついていた。
 こびりついたのにはちがいないが、それだけだった。つまり、こびりついていただけ。その呪文が、わたしを動かすのはまだまだ、もっと先のことなのだ……。
 子どものわたしは、片づけたり、整理したり、使ったものを元の場所にもどしたりすることのできない質(たち)だった。それは半端なものではなく、まるきり、できなかった。
 わたしの耳元で呪文をささやきつづけていたのは母で、母は、片づけの権化のようなひとだ。だからこういうことになる。家全体はつねに片づいている上、掃除も行き届いており、ただ、わたしの部屋だけが散らかり放題。
 小学校に上がると、年子の弟とともに使っていた子ども部屋の、床の上で宿題をした。机の上に、帖面をひろげる場所のあったためしがなかったからだ。床が芳(かんば)しくない状態になると、机の上の山を、ががーっと、隣りの弟の机に移動させて空間を確保した。
 弟は片づけられる質の子どもだったから、彼の机の上は机だった。という言い方もおかしいが、作業するための空間がひろがっていたのだ、つねに。それに、弟の持ちものを無断で使ったりすると、なぜかいつもばれるのだった。
「ふんちゃん、ぼくのラッカー(プラモデルの塗装のため)使ったでしょ」
「ど、どうして、わかったの?」
「缶のラベルがうしろをむいてたからね」
(……ラベル?)
 弟にとっても母にとっても、散らかし魔のわたしの存在は、さぞいやだったろうなあと思うのだが、そのことでひどく叱られたり、厭味を言われた記憶がない。

 散らかし魔のわたしはしかし、自分のことは一切棚に上げて、家とはすっきりと片づいた、気持ちのいい場所だと信じきっていたのだった。自分の部屋はいつも大変な騒ぎだったが、居間や台所、食卓まわり、浴室、玄関、どこもかしこも片づいていたからだ。装飾品のようなものもごくわずかで、なんというか、風通しのいい空間がひろがっている……。
 わたしにとって、家とは、そういうものだった。

 ある年。
 高度成長の波にのって、わたしの町にも大手のスーパーマーケットが、でん、と建った。小売店しか知らないわたしたちは、後先考えずにときめく。大人もときめいていたんだろうな、と思う。
 子どものわたしの目には、スーパー2階の生活用品、衣料の売り場が、夢の国のように映った。階段(エスカレーターは、ない)を上がった先には、ハンカチーフの売り場があった。回転式の干し器のようなものに、ハンカチーフがたくさん下がっている。「水森亜土(みずもりあど)」のイラストの、ローマ字踊るカラフルなハンカチーフをあつめることに夢中になった。子どものハンカチーフが1枚40円という時代だ。
 新しい柄(がら)をみつけたときの気持ちといったら……。
 それはさておき、母の日の日曜日———「母の日」が商業的に宣伝されはじめる前夜のようなころのことだ———出来たばかりのスーパー2階に、母の手をひっぱって行く。
「これ、プレゼントしたいの」
 これ、とは、目星をつけておいた小振りのお玉だった。柄(え)に、小花模様のついたそれを密かに買って、密かに包んで贈るというようなことは、思いつかなかった。技のない子どもだった。でも、そのおかげで、わたしはひとつの学びを得たとも言える。
 スーパー2階でお玉を見た母は、ちょっと困ったような顔になった。
 そうして、「まあ、かわいい。でもね、それはいま、要らないの。ありがとう」と言ったのだ。「お玉は大きいのも、小さいのも、もうあるからね」と。
 この出来事は、わたしにある価値基準を植えつけた。

 必要でないものは、たとえ、それがうつくしくても、便利でも、持たない選択をするという……。〈つづく〉

F3
子どものころから使いつづけているものは、
ないかと、さがしました。
絵本や物語は、子どもたちに譲りましたから、
それぞれの書棚にありますが……。
自分の手もとには、さっぱりみつかりません。
それも、片づけができなかった
(そして、モノを大事にしなかった)報いかもしれないなあと、
思いました。
ひとつ、みつけました。
中学3年のときの英語の教科書です。
お守りみたいな気持ちで、持ちつづけていたんです。
何のお守りかと言うと……、学びのお守り、かな。
墨をこぼしたり、さんざんですが、なつかしい再会。
うれし。

|

コメント

きらままさま

いらっしゃいませ。

わたしも、お子さんと一緒に成長しようとする
きらままさんにくっついて、成長したいっ! です。

それ、
運動会の、80走、100m走の
イメージです。
(あ、ころびそう……)。
暮らしていれば、なにもかもが動き、
散らかりますよね。
ほんと、毎日、「よーい、どん」で、
おなじように片づけているような。
片づけ方にも癖があって、見落としているところ、
へんにこだわって整頓している場所、
いろいろあるだろうなあ。
と、思ったりしています。

佳い春を。

また、きっといらしてくださいね。
ありがとうございました。

投稿: ふ | 2009年4月21日 (火) 09時22分

あささま

花柚はじめ、草花を愛して、
育てたりするあささんが、
片づけられないひとだとは、
思えないけど……。

無闇に、
矢鱈に、
妄(みだ)りに、
片づけようとしなくてもね。
と、思っています。
ほらね、やり過ぎるときの漢字って、
笑いたくなるような、おかしな字。ぷっ。

わたしは、
豚小屋以下だったけど(子ども部屋)、
ものの持ち方の意識を変えるだけで、
変わったところがあります。

精神的な片づけや、整理整頓も、
考えないとね、と、ついこのあいだ
考えたことです。

佳い春を。

コメント、ありがとうございました。
またね。

投稿: ふ | 2009年4月21日 (火) 09時14分

山本ふみこさま。

こんにちは。
何から書いてよいか迷うのですが、
私の子育ての、、力になっています、ふみこさんの言葉や、本が、、、。

子育てや結婚は私にとってすごく楽しいものだけではなく、 毎日をどう過ごすか、子供をどう育てていけばいいのか、など自分にとっては、大きな壁にぶち当たりました、、、。
ふみこさんの言葉などは私にじんわりと染み込んで、
私は今、とても楽しく子育てと家事をしています。ホントにありがとうございます、、、、!!!

私もホントにまさしく子供の頃から大人になるまで片づけられないヒト。だったのですが、
あるときに、考え方を変えて、収納を考えるのではなくて、
物を持たない。と。
そうしたら、自然と自分が気持ちいい方へと傾いた気がシマス、、、、。

いつも気持ちのよい状態というのが今の目標ですが、
やはり散らかる散らかる、まだまだ。

子供と一緒に成長していきたいでーすっ!!!
少しづつ。

投稿: きらまま | 2009年4月21日 (火) 07時59分

ふみこ様

お久しぶりです。ハナミズキが咲き始めましたね。

片づけ・・・耳の痛い話です。
私は子どもの頃から、超がつくほど整理整頓が苦手で・・・。あの頃は、父に怒られました。「ブタ小屋片づけろー」と(苦笑)。

今は叱られることがないけれど、自分でやるしかない。
「しなくちゃっ」とか義務感が強くなりすぎると、
時々、ため息出ちゃうんですよね。はぁー。

もうこれ以上モノを増やさないためにも、欲しいものリスト、
ふみこさんの真似をして、カレンダーに書き付けておくことにしています。

投稿: あさ | 2009年4月20日 (月) 14時34分

寧楽さま

「しっかり、わたし!」
これ、いいなあ。
わたしも、真似させていただきます。
「しっかり、わたし!」

わたしの友人は、20年以上も編集者として
生きてきたので、その道を歩きつづけることでしょう。
たぶんね。
誰でも、ふと、自分とは異なる職業にあこがれること、
とても……、とても床しいことだと感じるんです。

寧楽さん、パンを……。
そうかあ、と、しみじみしています。
誰もが一度はあこがれる職業ですよね。
お仕事の奥の深さと、そこへ向うときの覚悟については、
胸にしっかり刻みたいと思います。

どうもありがとうございました。
佳い1週間を。
(いい香りが、してきた。おいしそうな……)。

投稿: ふ | 2009年4月20日 (月) 10時50分

はやし あい様

おばあさまから譲り受けた食器類。

おかあさまの背中。

なんとも、いいお話です。
わたしたちも、お互い、
何かを譲ったり、
眺めてもらうにたのしい
背中をもったり、
したいですね。

どうもありがとうございます。
佳い1週間を。

投稿: ふ | 2009年4月20日 (月) 10時40分

mamj さま

いらっしゃいませ。

M新聞の連載も、この春で、3年めに
突入しました。
読んでくださって、ほんとうにありがとうございます。

ときどき、ここへもお遊びにいらしてくださいね。

お待ちしています。
佳い春を。
みどりのうつくしい季節になりましたね。

投稿: ふ | 2009年4月20日 (月) 10時37分

ふみこ様

整理整頓。忙しさを理由になかなか進まず・・・。
大掃除も然り・・。
でも小掃除だけは毎日。
不思議!うちにはブラックホールが存在しているようです。
靴下、片方よく行方しれずになります。
しっかり!わたし。

ふみこさんのパン作りの上手なお友達、
今の時代、パンやをされるなら相当な覚悟と行動力がいります。
と謹んでお伝えください。
地域にもよりますが・・・。
パンやを営むわたしからのエールです。

投稿: 寧楽 | 2009年4月18日 (土) 10時41分

ふみこさま

お母様の言葉や、それを教えられたと書かれるふみこさま。
こうやって、センスも日常の中でて伝えられていくのだなあと改めて感じました。

わたしは、家でつかっている食器のほとんどを(2人暮らし)祖母から譲り受けました。
なので、ほんの数枚しか自分で買った食器はありません。

私自身は、大胆にちらかして、片付けられる性分です。

よくよく母の姿を見ると、同じでした。
母の背中はすごいものなのですね。

投稿: はやし あい | 2009年4月18日 (土) 06時21分

ふみこ様
 はじめまして!M新聞でふみこ様を知りエッセイを読んでは
一日をスタートさせています。

 私も片付けが苦手・・・私の主人はもっと苦手・・・で一緒に
暮らしている私の母にいつも小言を言われてます。
でもほんとに自分では困ってないんですよね。
でもわが子の散らかしは気になったりして・・・母のように小言を言って
しまいます。

 ふみこ様のお母様がされたように、子供が私の気持ちを思い出してほっこり
してもらえるように気をつけなければって!思いました。

投稿: mamj | 2009年4月17日 (金) 20時40分

えぞももんがさま

わたしも、うれしい!です。

そうです。
「Edison's Thinking Cap」という
おはなしも出てきます。
表紙のこのひとは、Thomas A.Edisonです。
えぞももんがさんのおかげで、
ちょっと読んでみよう、という気持ちに
なりました。
これ、好きな教科書だったんだなあ。
オズの魔法使いの話がでてきたり。
「Ryoichi and Pearl Mountain」のお話があったり。
暗記した箇所は。まだ憶えていたりする……。

教科書としては、
Vincentという少年が、主人公なんでした。
読んでみます。
また、何か発見があったら、報告します。

ありがとう、えぞももんがさん。

投稿: ふ | 2009年4月16日 (木) 10時24分

ふみこ 様

おはようございます

そうそう うんうん・・と読んでいて
最後の写真です!!

うわ~ なんだか興奮して 手がワナワナしています
この英語の教科書!わたしが習ったのと同じ!!
中に登場する男の子、ビンセント君とスタニスラス君では?
この表紙はエジソン?
「Edison has many thinkingcaps・・・」ではなかったですか??
中学生のわたしにワープしました!!嬉しいです

(違っても 嬉しいです)

投稿: えぞももんが | 2009年4月16日 (木) 06時14分

くまんばちさん

いらっしゃいませ。

おはようございます。

「片づけられない」が、
変貌をとげる瞬間も、ありますよ。

それにね。
概して、片づけられないひと、
片づけたくないひとは、
「わたし、片づけられないんです」
とは、言わないんですよ。
いまのままでいいと、思っているひとは、言わない。
そんな気がします。

なんか、この時間に、お返事書くの、
いいかも。
気持ちいいです。
ありがとうございます。

佳い日をお過しください。
(このコトバ、魔法です。
ほんとうです。効くんです)。

またいらしてくださいね。

投稿: ふ | 2009年4月16日 (木) 05時50分

きんもくせいさま

おはよう。

わたしも!
そういう道、通りました。
「捨てる」が、やがて、
「買わない」や「持たない」に
つながるんですよね。
「捨てる」は、かなり痛みをともないますし。

佳いきょうを。

投稿: ふ | 2009年4月16日 (木) 05時46分

「の」さま

おはよう。

のべつ幕無し片づけるというより、
「ここ」だけは、つねに片づけておこうとか。
そういうわけだから、よろしく!と宣言するとか。
それも「手」だなあ、と思いました。
ふんふん。

のりぃさんのお宅のテーブルのようにね。

それに。
モノの「逃げ場」も必要かもしれませんよね。
一生、こんなこと考えているのかなあ。
きっとそうだなあ。

佳い1日を。

投稿: ふ | 2009年4月16日 (木) 05時44分

 ふみこさんの本を読んで、ファンになってしまいました。               私も実は、片づけられないひとです。
 あ、でも、ワイドショーにありがちな、とんでもないことになっているトコとはちがいますよ、念のため。

投稿: くまんばち | 2009年4月15日 (水) 19時56分

ふみこさま

お母様の言葉、とてもすてきですね。
私も器が好きでちょくちょく買ったり、洋服をつぎつぎ買っていた頃が
ありましたが、今はほとんど買わなくなりました。
あまり捨てられない質だったのが、「どんどん捨てる」会社の後輩の
影響を受けて、捨てられる質に変わりました。そして、捨てるように
なってから、むやみに買わないことを学びました。
あとは、もう少し片付けたりお掃除したりできるといいんですけど・・・
まあ、前よりはできるようになってきたかなあ(^_^;)

投稿: きんもくせい | 2009年4月15日 (水) 18時23分

「ふ」さま

私も高1のときの英語の教科書と辞書はとってあるんですよね!
教科書に残っている訳の書き込み、
辞書には調べた単語にひかれたピンクの線、
そして、時折出てくる友達からのメッセージ!
これだけは捨てられないんです。

現在は・・・
リビングに置かれた大きなテーブル。
ここで、子どもが絵を描いたり、折り紙を折ったり、絵本を読んだりしています。
でも、遊んでそのままのことも多くて、
「片づけて~!」と何度言っていることか!!

この頃は、「テーブルの上、ぴかぴかにしようね」と言うようにしたら、
がんばって片付けてくれるようになりました。
テーブルにものがないだけで、すっきりするんですよね。

私も必要なものだけで、暮らしていければな、と思います。

投稿: 焼き海苔の の | 2009年4月15日 (水) 17時10分

そらさま

しあわせな想い、してますね。
ぴかぴかの上に、珈琲だなんて。

その記憶だけで、3か月は、
にこにこがんばれそう。

うらやましいなあ。
わたしも、「そこ」に行きたいです。
カフェに、名前はあるんですか?
また、開店しますように。


投稿: ふ | 2009年4月15日 (水) 10時17分

マドレーヌ さま

「地図帳」はね、自分の子ども時代のは
なくしました。
で、娘の中学、高校のときのを、
こっそり持ってるんです。
地図帳って、いいですよねえ。
ひらくたびに、夢が咲くようです。

「白地図」っていうの、あったでしょう。
あれ、ほしいな。

投稿: ふ | 2009年4月15日 (水) 10時13分

フィりフヨンカさま

子どものころの「秘密のたのしみ」、
なんていいんだろう。

「くるみ割り人形」を超えてるよぉ……、
と、思いました。

また、やりましょうよ、ね。

投稿: ふ | 2009年4月15日 (水) 10時10分

risyonさま

子どものことは(やつらも、
わたしほどではないけれど、
散らかすときは散らかします)、
また、報告いたします。

周期的に、片づけ週間がめぐってきます。
先週、それがめぐってきてね、
ああ、たまってたなあ、と驚いたばかりです。

投稿: ふ | 2009年4月15日 (水) 10時05分

あたまのくろいネズミさま

わたしもわたしも。

戒めているつもりでも、
散らばっているような、
ふえ過ぎたような気持ちになること、
あります。

「キャスティング」。
うまい! ……ですね。
わたしも、配役がんばります。
急にたのしい気分になってきました。

投稿: ふ | 2009年4月15日 (水) 10時00分

MIKIさま

ひとは、変わるんだなあと、
思うんです。
それがわかったことが、
いちばんの収穫だったような気がします。

「つづき」も書きます。
待っててくださいね。

投稿: ふ | 2009年4月15日 (水) 09時58分

ふみこ様

小学校の低学年から鍵っ子だった弟と私。
二人で家の中はちゃめちゃにして遊んでは、お母さんが帰ってくる時間が
迫ってくるとあせって片付け開始。でも間に合わなくてお母さんが可哀想に思った。

そのうち頭を使うようになって、二人の陣地を決めておうちごっこ。
とにかく掃除が遊びでどっちの陣地がきれいかを競う。
友達と遊んでもこの方法を取り入れる。

でも物がよくどこに行ったかわからなくて、結局お母さんに探してもらう。

思春期は汚い方が落ち着いた。

思春期後半、これではいけないと自分に向き合う。

成人したら自分の好みのお部屋作り。

結婚したら夢は色々あったけど諸事情により自分を押さえた必死な暮らしを
10年。
今は、必要な物だけに囲まれすっきりシンプル心地よくが我が家のモットー?

笑ってしまうのが、先日子供達もカフェごっこなんかしてマスターも従業員もよく働き
家の中がピカピカに。「母さんこれいい遊びでしょう」と得意顔の三人。
私が普段片付けなさいとうるさいからか。。。

私はあの頃の母を思う切ない気持ちがよみがえった。仕事はしていない私だけど
多分我が子達も私にコーヒーを入れてくれたりして日頃の労をねぎらってくれたのだろう。
と思いたい私です。

投稿: そら | 2009年4月14日 (火) 16時01分

ふみこさま

ふみこさんの中学時代の英語の教科書!
いい顔してますねぇ。
私の地図帳の話をちょこっとしても良いですか?
私も高校時代の地図帳を手放せずに、今に至っています。
あれこれ夢を馳せながらめくったページ、地図のあちこちに赤丸をたくさんつけてつけて、行った場所もあれば、思い出をそっと胸にしまった場所もあり…。ここまでくれば、共白髪!!
今だにこの地図帳をながめながら夢を育む(!!)ワタクシ、でした。^^

投稿: マドレーヌ | 2009年4月14日 (火) 15時32分

こんにちは ふみこさん。
「おいしいくふう たのしいくふう」ゆっくり楽しく拝見しました。
うちの冷蔵庫も笑顔のゆで卵入ってます。
マトリョーシカ!いいですね。私も並べてみたくなりました。
「ごはん、食べにおいでね」の箸。ずっとずっと前に読んだ本・・孤児院に食事のお世話に言った娘さんが小さな男の子に「ご飯だよ。自分のお箸並べてね」・・その子は「みんなで一緒に使うお箸は一杯あるけど、僕だけのお箸はない」・・・。なんだか、胸がいっぱいになりました。ふみこさんのお箸を見て、そんな事を思い出しました。
どのページをめくっても、ほのぼの笑顔になりました。

ふみこさん 私ね、子供の頃の秘密の楽しみってのがあって、へんてこで恥かしいんだけど、寝床に紙とえんぴつ。豆電球の薄暗い中で、夢の部屋作り・・欲しくても買ってもらえない、あれこけを並べたり飾ったり・・。
ふみこさんの片付け読みながら、またまた思い出しました。
いくつまで、そんな事してたのか・・は、思い出せない。

投稿: フィりフヨンカ | 2009年4月14日 (火) 13時32分

ふ さま

何度聞いても「片付けられない子」だったとは、信じられない感じです。

でも、わたしもそうでした。
片付けは好きでしたが、ごっちゃり物が広がったら一気に片付けて、また広がっての繰り返しでした。

お母さんが、その片付けられないことを責めたり、嫌味を言ったりしなかったのがよかったのではないでしょぅか。

私は、自分のことは棚に上げて、ついつい片付けられない娘を責めたり、辛らつに言ったりしてしまいます^^;。
嫌な気持ちだけが、子どもたちの心に残りそうで、いつもそれとなく気にはしているのですが。

ふ さまのお母さんのように、なりたいものです。
そして、今のふ さまや娘さんのようにも。 

投稿: risyon | 2009年4月14日 (火) 11時45分

実家にいたころは
「これは何かにつかえるかも♪」と
なんでも溜め込んで 
しまってあることすら忘れていましたが

結婚して 
家を一軒任されたときから
必要のないものを 
溜め込むことは やめました。

それでも油断すると
どっちつかずの 不必要以上必要未満なものが
あちらこちらと 散らばりだすのです。

まだ役が決まってないコたちに
それぞれ配役してあげると
自分の心まで 
整理整頓されたような
気分になるので 
楽しみながら キャスティングしています。

投稿: あたまのくろいネズミ | 2009年4月14日 (火) 11時26分

私も片づけられない子供でした。で、、、そのまま大人になっちゃいました(-"-;)
専門学校の寮生活でも、私の片づけられなさは思い切り発揮され、
ぐちゃぐちゃの机で同室者にはとても迷惑だったと思います。

子供の頃、お母様に言われたこの言葉。
それで価値基準を得たふみこ様はしあわせですね。
私も同じような経験があれば、、、と思っちゃいました。

私がふみこ様のご著書に出会い、”コレは本当に必要なのか?”と吟味した買い物を
するようになったのも、ここ1~2年のこと。
なので、私がこぎれいこざっぱりできるのは、まだまだ先のことかしら
、、、と妙に気が遠くなっちゃいました(;-_-) =3

投稿: MIKI | 2009年4月14日 (火) 10時45分

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