終わる
ことを「はじめる」ときというのは、魅力的だ。わくわくする。
が、このごろわたしは、「終わる」ことにも、いや、むしろ終わることのほうに、よりときめく。
なぜだろう。若いころは、終わるなんてこと、とんでもなかった。せつなくて、さびしくて、がっかりだった。好きな「終わり」は、終業式くらいだったな。これが終われば学校は休みだ、夏休みだ、(秋休みはないのか……)、冬休みだ、春休みだ、わーい、とうかれて。
そうなのだ、そも、一学期が終わらなければ夏休みははじまらず、二学期がおわらなければ冬休みははじまらず、三学期が……。とにかく、終わらなければ、はじまらないのだ。
「終わる」は、新しく生まれかわるため、通らなければならない場所だ。
ことしも、友人から、彼が勤める会社のカレンダー2つと帖面(DESK DIARY)が届いた。この会社の、動物の親子の写真12枚は、見ていて飽きない。じつにかわいらしく、そうしていのちの力に満ち満ちている。まんなかの子どもと末の子どもは、これをそれぞれの部屋にかけ、1年間眺めて暮らす。
また、帖面のほうは、毎年、わたしの1年分の仕事の予定、書こうとする原稿の項目や題名、実際に書いたものをつけておく。
——おお、きたきた。来年もちゃあんと働きますよ。
そう声に出して誓いながら帖面を開くと、とびらに何か書いてある。
「今年もおおらかに ほがらかに 笑顔で」
——献辞?
ボールペンの走り書きで、署名の前には笑顔マークまで描いてある。
うれしかった。この帖面を開くたび、この友人の声援を感じて、わたしはきっと、おおらかさとほがらかをわが胸に置く努力をするだろう。
この友人というのは、わたしの元の夫で、上ふたりの血を分けた父親である。夫婦別れをしたあと、友だち同士になるのまでには、それなりに時もかかったと思う。が、お互い、一度も恨みごとは云わなかったし、彼のほうは、子どもたちを愉しいひとに育ててくれてありがとう、と、わたしに云いつづけてくれた。
——いえいえ、ふたりとも大事なところはアナタに似たんでしょうよ。もとから、こんな風だったよ。
と、いまはわたしも云えるようになっている。
ひととの関係は終わったりしない。変わるのだ、と、わからせてもらった。
——「終わる」は、ほんとうは終わるわけではなく、変わるんだな。
つくづくと、そう思った。
「終わる」にときめくようになったのは、このときからだ。
もうすぐ、ことしが終わる。
ことしが終わったあとには、新しい年がやってくる。
「変わる」といえば、台所にあるこの黒板の
使い方が変わりました。
これまでは、その日するべきことを端から
書いていたのですが。
ことしの秋から、晩ごはんの献立を書くように
したのです。なぜかって?
それは、わたしが晩ごはんのために下ごしらえ
したもの、つくっておいたおかずを、ときどき、
忘れてしまうからです。
朝、下ごしらえをしながら、常備菜をこしらえながら、
黒板に献立を書くとき、こころが安らぎます。
そうして、
「この献立めざして、がんばろうっと」と思うんです。
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コメント
のんさん
そうそう、袋貼り——封筒づくり、
ポチ袋づくり——を、そろそろ……と
思っていたところでした。
カレンダーをかけかえる。
……このことが、まずは年越しですねえ。
ことしは、どうもありがとうございました。
佳い年をお迎えくださいね。
まだ、早いか。
(きょう、月組観てきます)。
ふ
投稿: ふ | 2009年12月22日 (火) 05時52分
こずさん
いらっしゃいませ。
共感ということば、好きです。
どうもありがとうございます。
「同感」と「共感」のあいだあたりを、
ゆっくり歩けたらな、という思いでいます。
「変わる」って、ほんとうに奥深いと
思えるんですよね。
こずさんが書かれているみたいに、
明るい面もあり、
そして……、責任もある。
佳い年をお迎えください。
またね。
ふ
投稿: ふ | 2009年12月22日 (火) 05時46分
山本ふみこ様
はじめてコメントさせていただきます。 私はふみこさんの書く文章が好きです*なんだか共感したりする部分がいっぱいで◎
『終わる』ではなく『変わる』 ほんとに素敵だと思います。終わるだと寂しい感じですが、変わるだと明るい気持ちになりますね!
投稿: こず | 2009年12月20日 (日) 20時40分
ふみこさま、寒くなりましたね。
このカレンダーは、年明けには前年のが封筒に生まれ変わる
あのカレンダーですね。
ものを 大切に思い 使いきり、新たなものに生まれ変わらせ・・・
愛情がなければ できないなあ。
カレンダーだけではなく、すべてのものにそんな風に接することのできる
ふみこさまに やっぱり憧れます。
こちらにお邪魔するようになってから、
1週間 ひとつのテーマについて なんとなく考え、
週末には こうして書き込みをしたりすることで、
ゆるやかに終われるようになった気がします。
1日、1週間、1月 ・・・ その積み重ねの1年も
あわただしくも ゆるやかに終わりたいなあと 思います。
投稿: のん | 2009年12月20日 (日) 09時06分
きんもくせいさん
縁(えにし)の不思議を学ぶというのは、
今生のさだめですね。
遠くから
「なつかしむ」
「ありがたがる」
というのも、縁なんですよね。
ふ
投稿: ふ | 2009年12月20日 (日) 09時05分
くまんばちさん
かないますよ。
きっとね。
いい時期にかないますように。
祈っています。
新刊お読みいただいて、
ほんとうにありがとうございます。
ふ
投稿: ふ | 2009年12月20日 (日) 09時03分
寧楽さま
あはは。
「おとうさまたち」に見守られて……ですね。
中学王子さま、お大事に。
体力があるから、たちまちよくなりますよね。
ごはん作り、がんばれ〜!
ふ
投稿: ふ | 2009年12月20日 (日) 09時02分
ふみこさま
ひととの関係は終わったりしない。変わるのだ。
とてもはげまされました。
今回、息子の誕生を疎遠になってしまったある友人にも連絡したのですが、
やはり返事がこなくて、「ああ、この人との関係は終わってしまったんだな」
と思っていたところでした。くしくも息子の誕生日はその友人の誕生日と同じ
で、なにか縁のようなものを感じていたのですが・・・
終わったのではなく、いつかあらたな形でとらえられるようになれば・・・と
思います。
私もスケジュール帳のとびらにここ数年、「なんくるないさ~」と書いています。
沖縄の言葉で、「なんとかなるさ~」という意味です。
投稿: きんもくせい | 2009年12月19日 (土) 21時27分
こんにちは、ふみこさん。
先日は、申し訳ありませんでした(^^ゞ)
私の身近に「お友達」になってもらいたい方がいるのですが、立場上無理かなあと思いつつ、そうなれる事を祈っています。
年下なんですがね…、でも、見習う所がい~っぱいの、素敵男子!ですよ^^
いい男の物差しとは…
「ヒトに嫌われたくないから」何かを施す、じゃあなく、
「ヒトが喜ぶ事を喜んでする」
…私、その人に素敵な事を教わりました^^
あ、ふみこさんの新刊、拝読いたしました!
私の「今」にみょ~にマッチしすぎていて、
「わ、わ、わ~~~~!!」
ってひとり、慌て、騒いでいます!
私の、新たな道標、できました^^
ありがとうございます!^^
投稿: くまんばち | 2009年12月19日 (土) 14時16分
ふみこ様
今朝は雪が舞う寒い寒い朝でした。
来る新しい年も姫様たちは、お父様に見守られて
過ごされるんですね。素敵!
そんな気持ちになるまでの流れた時間に
思いをはせました。と勝手に・・・。
大人のお話。
長男が新型インフルエンザにかかり、
せっせと温かい食事をつくってます。
しんどいのに衰えない!?食欲。
中学男子、おそるべし!です。
投稿: 寧楽 | 2009年12月19日 (土) 10時23分
聖さん
それはよかった。
わたしも、うれしいです。
聖さんとわたし、つながっていたんだなあ、と
思います。
ものごとが変わるときって、いっぺんに
変わることがあって、そんなときはもうもう、へとへとに
なるけれど、生まれ変わるほどのことなんだと思います。
うらやましいです。
がんばれ。
(月並みだけど、やっぱりがんばれ)。
がんばれ。
ふ
投稿: ふ | 2009年12月18日 (金) 11時17分
テレジアさま
いらっしゃいませ。
清水の舞台から……なんて。
ひょこっといらしてくださればいいのに。
「帖面」という云い方、好きです。
子どもの頃、1冊の帖面をさいごまで使いきれない
質(たち)だったので、ちょっとした、申しわけなさも
ふくんでいます。
古くなった、だけど素敵なことばを、これから、
使うことにしましょうよ。
なくなってしまわないように。
やさしく、ぬくもりのあるコメントを、
ありがとうございます。
またね。
ふ
投稿: ふ | 2009年12月18日 (金) 11時13分
おまきさま
別れたひとと、友人関係を結ぶのだけが
いいわけではないですよ。
別れて、もう二度と会わないとわかっているひとのことを、
ちょっとなつかしく思うとか、
「無事でいてください」と思うとか、
それだけで、大変化ということもあります。
わたしにも、そういう存在が、たくさんあります。
あのひと、いぢわるだったけど、
こういうことをおしえてくれたなあと、なつかしめるように
なったりしたら、それはもう、よろこびの変化。
だからって、もう二度と会ったりはしないけれどね。
ね。
ふ
投稿: ふ | 2009年12月18日 (金) 11時09分
「の」さま
そうそう、「またね」って、
好きです。
笑顔で「またね」って云えるような
かかわり方をしたいですよね、ひとと。
ことし、とうとうお目にかかったとき、
お互いに「またね」って、云いましたようね、
わたしたち。
お忙しいのはおさまってきましたか?
そんななか、本を読んでくださって、
どうもありがとうございます。
ふ
投稿: ふ | 2009年12月18日 (金) 11時04分
えぞももんがさま
「終わらない」としたほうがよかったですね。
ごめんなさい。
おんなじ味噌汁つくっているひとのあること、
わたしにも、とても、ありがたいです。
ほんとうに、いつも、ありがとうございます。
ふ
投稿: ふ | 2009年12月18日 (金) 11時02分
きらままさま
コメント、ありがとうございます。
黒板に、「定休日」とか、
「本日、休業」とか、
「おたのしみスペシャルメニュー」
(じつは、献立が決められないだけ)とか、
いろいろ書いてみたくなりました。
黒板には、自分をたすける存在であってほしいなあ、と。
佳い12月を。
ふ
投稿: ふ | 2009年12月18日 (金) 11時00分
くまんばちさん
それでは、そこへ戻って、
お返事します。
お待ちを。
ふ
投稿: ふ | 2009年12月18日 (金) 10時53分
saguchiさん
おたん生日、
おめでとうございます。
27歳をたのしむ、という
「変わり方」もあありますよね。
よき1年を。
ふ
投稿: ふ | 2009年12月18日 (金) 10時52分
そらさん
ああいう仕事が、
付き添いの働きをするんだと思って、
なんというか、とても……、
とても慰められました。
どうもありがとうございます。
え? もうすぐクリスマス?
またまたぁ。
……ってね。
ふ
投稿: ふ | 2009年12月18日 (金) 10時50分
めぐさま
献立を書いておくと、
それが夕方実現している「魔法の黒板」が
ほしいなあ、と、めぐさんの文章見て、
思いました。
いつも魔法でなくていいんですが、
そういうこともできる黒板。
ふ
投稿: ふ | 2009年12月18日 (金) 10時48分
ふみこ様
縁 が 終わらない変化なのだという言葉に、どれだけすくわれ、力をあたえてもらったかわかりません!
ありがとうございます。
私は今、いろんなことの変わり目にいて、終わる 事がほんとうにせつなくて・・・
自分で、そう思える縁だったことが、素晴らしい事なんだ!とか、励ましてみたんですけど、あんまり効果もなく・・・
すごくちょうどのタイミングで、ふみこさんのメッセージが響きました。
今は見えていなくても、いつも心に、行きたい先のことを持ち続けて行きたいと思います。
いつも、その先の空気を伝えてくださってありがとうございます!
投稿: 聖 | 2009年12月18日 (金) 09時58分
山本さんのことを、ネットで知り合った素敵な素敵な方の文章で発見して、
こちらにも時々お邪魔させていただくようになりました。
御著書も何冊か拝見しました。
私はがちがちの人間だったので、ふんわりとそしてきりっとしたところがある
山本さんとはなんだか別世界に住んでいるようで、ここに書かせていただく
ことをとてもとても考えて考えて、考えたけれど、やっぱり書きたくなって
初めて書き込みさせていただいてます。
「帳面」という言い方がとても懐かしくて、素敵だったので、書かせていただこう
と決して高いとは言えなくなってしまった清水寺の舞台から飛び降りたつもりで、
書かせていただいています。
私の祖母が「帳面」と使っていました。こういう言葉は、使う人がいなくなれば、
なくなってしまうものですね。
投稿: テレジア | 2009年12月17日 (木) 22時46分
ふみこさま
私も今年ふみこさんからたくさんの後押しをいただき、事あるごとに踏み出す一歩のきっかけとなりました。ありがとうございました。
ちょっとした一歩も、誰かの力が必要なとき、たくさんあります。
過去は変化する、という言葉をどこかで読んだ事があります。
今の自分(たち)の進み方で、過去が違うものになる、といったような内容だったような。なんだかあいまいですね。
生きていると何事もあるんだなあと、わかったことが今まで生きてきて最大の収穫だったように思います。
それでも別れた人と友人関係を築くまでには、まだまだなれない。
これが次の私の課題なのかも。
節約、まだ買ってませんがチラ見……ランコム77っていう一行が、なんだかとってもおんなっぽい感じでどきどきしました。ニヒニヒ。
投稿: おまき | 2009年12月17日 (木) 19時59分
ふみこさん、こんにちは。
元夫さんからのメッセージいいですね!
とってもいい関係を築かれていて素敵です。
学生時代の友人が闘病生活の末亡くなり、先週仲間で集まりました。
友人には、奥さんと子どもを残していくなんて・・・、「ばかー!!」と
言いたい気分でした。
でも、ふみこさんが以前「天然生活」に書いていたエッセイのように
「またね」とも言いました。
そうしたらね、夕べ夢に出てきてくれたんです。
ほんとに「またね」って気持ちで、これからも過ごしていこう・・・。
「節約ノート」とESSE読みました!
さあ、今年も残り少し。
参考にして、すっきりした気持ちで新しい年を迎えたいです。
投稿: 焼き海苔の の | 2009年12月17日 (木) 16時08分
ふみこ さん
おはようございます
「終わる」の題名に
エ!! 何か終わってしまうんですか??
と 早とちりの私は焦りました ^^
歳を重ねるごとに
1年という 区切りがあることに
感謝しています
さて また 新しい気持ちで
始めよう
そう 思うことができるので
ふみこさん 本当にそうですね
人との関係は 終わったりしない
変わるのだ・・・。
夕飯のお味噌汁の具を
迷っていました
里芋と大根にします
昨日のお鍋の残りのみず菜も
パラパラと、散らしてみますね ^^
投稿: えぞももんが | 2009年12月17日 (木) 09時10分
おはようございます!
何事も、ついつい深く考えすぎたり、気負い過ぎてしまうんですが、
詰まってしまうと、ふみこさんを頼りに本を開いて、心を和ませます☆
そしてイロイロはっと気づく、、、、、
日々、私も夕飯に向かって動いてます!!朝から、今日の夕飯何にしよ〜っと!!!!
黒板楽しいですね〜
私も何かに書いてみます☆
投稿: きらまま | 2009年12月17日 (木) 07時35分
すみません・・・^^;
今回のエッセイに関するコメント、前の回のコメント欄に打ち込んでしまいました。
つい、うっかり…。
投稿: くまんばち | 2009年12月16日 (水) 18時04分
こんにちは ふみこさん
昨日、おかえりなさいのスリッパ、履いてくれましたよ♪
何の反応もせずにこっそり続けるつもりが、嬉しくて「わ!スリッパ
履いてくれてありがと~」と言ってしまいました^^;
さらっとやりたかったのですが。。。
実は昨日、26歳を終えました^^
26歳は本当に色々ありました。。。
27歳、ステキに変わりたいです。
それにしても、元夫さんとの関係、かっこいいです。本当に。
私の兄夫婦はかなりいがみ合ってサヨナラしたので・・・・・・
投稿: saguchi | 2009年12月16日 (水) 17時12分
ふみこ様
「えっ?今、師走だったの?」ごっこ
実行中です(笑)
私も大きめの黒板に一週間の献立を書くように
しているのですが、一番下のがいつのまにやら
綺麗に消して変わりに落書きがしてあります(悲)
昨日真ん中の娘が学校から帰り胸と脇にしこりがあって痛いと
いうのでもしや何か悪いものだったら。。と急いで病院へ行って
みました。待ち合い室であまりに心臓がバクバクするので
側にあったESSEをぱらぱらめくるとそこにはふみこさんが!!!
まるで付き添って来てくださったかのような安心感に包まれました。
診察を受けるとなんの心配もいらないもので、ほっとしました。
こんな形で力になってもらえた巡り逢わせ。。(大げさでしょうか)
本当に嬉しかったです
私事ばかりでごめんなさいふみこさん。
投稿: そら | 2009年12月16日 (水) 15時02分
ふんちゃん様、こんにちは。
黒板の使い方(うちはホワイトボードですが)、私と同じだぁ~!
しかも! 晩ごはんの下ごしらえをして、忘れてしまうところも同じ。
私はそれに、お弁当のメニューも書いています。
それこそ前日に何を入れようと思っていたか、つい忘れてしまうのです。
でも、ホワイトボードより黒板の方が趣がありますね。
なんとなく町の食堂みたいで。
ふんちゃん様ちの夕食、美味しそうで食べてみたいです。
特に黒豆ごはんなんて、ごくり(よだれ)。
投稿: めぐ | 2009年12月16日 (水) 10時22分
フィりフヨンカさま
いい献辞だなあ、と
感心しました。
押しつけがましさがなく、
すがすがしい……。
変化をおそれない生き方がしたいと
(それは覚悟のはなしでもあるんですが)、
こころから、思うようになりました。
ふ
投稿: ふ | 2009年12月16日 (水) 04時12分
あつこさま
黒板の「献立」は、家の者たちにも
安心を与えるみたいなんです。
(弁当は決してなかみを見せないんですけどね。
隠しつづけたまま……)。
晩ごはんの「献立」めがけた腹づもりになって、
帰ってくるらしいです。
ふ
投稿: ふ | 2009年12月16日 (水) 04時10分
こんばんは、ふみこさん。
「おおらかに、おだやかに笑顔で」
同じところにとどまっては、いられない。
すべてのことは、水の流れに同じ・・。
こういうことが、しみじみ胸にしみる歳になりました。
だから
なにかが始まったとき、どんなふうな終わり方にしたいか
イメージするようになりました。
なかなか、そのように事は運ばないけれど
おおらかに、おだやかに笑顔で終われたら
結果はどうであれ、
こころにストンと気持良くおちそうですね。
投稿: フィりフヨンカ | 2009年12月15日 (火) 21時53分
ふみこさま。
この黒板って懐かしい感じで素敵です。
そしてメニューも素敵。
うちも和食が多いのでこのメニューにホッとしちゃいます。
おいしそうだわぁー、和食って飽きないんですよね。
私も今晩のメニューは何しようーって頭の中で組み立ててバランスなどを考えたりしますがこうやって書き出すとわかりやすくていいですね。
いつも色々とアイデアを与えて頂きありがとうございますー。
投稿: あつこ | 2009年12月15日 (火) 18時16分
けいこさん
若いころ持っていなかったものを、
たくさん持っているじゃないですか。ね。
お互い、いろんなものを
探しましょうね、ずっと、いつまでも。
ふ
投稿: ふ | 2009年12月15日 (火) 16時17分
あいあいさん
そうでしたか。
勇気ある決断、ということも
あるんだと、思います……。
他人(ひと)のことであっても、
そこには学びがあるなあ、と。
いいお話を、ありがとうございます。
ふ
投稿: ふ | 2009年12月15日 (火) 16時16分
ゆきどりさん
なんて、きれいなお名前でしょう。
いらっしゃいませ。
「見直す」とか、「バランス」とか、
頭がさがります。
わたしは、自分と、食卓につくひとに、
宣言してるだけみたい。
やさしさがないなあ、と。
どうもありがとうございました。
佳い12月を。
ふ
投稿: ふ | 2009年12月15日 (火) 16時14分
risyonさん
早い。
『節約ノート』、お読みくださいまして、
どうもありがとうございます。
坂田さんご夫妻の演奏、うたを、
「平家物語」縁(ゆかり)の、
香川県高松市で聴くことができる幸いに
包まれています。
(つぎのブログで、皆さんにもお話しようと
思っています)。
来年。
たのしみにしています。
ふ
投稿: ふ | 2009年12月15日 (火) 16時11分
こんにちは。
今回のお話、実に奥深く「ん~。。。」って感じです。
なんだかお二人ともすごくかっこいい大人だなぁって。
その当時はそれなりの理由があってそうなっても、今そういう関係でいれるということは、ふみこさんも自立しておられるからなんですね。
素敵な贈り物を下さる元夫さんも、ふみこさんもいいです!
わたしもこの年になって自分探し中です。
もう一度どう生きたいのか確かめ中です。
焦ることもあります。 若いころと違って色々制限もありますから。。。
でも少しでもふみこさんのように「かっこよく」なれるように、頑張ります。
投稿: けいこ | 2009年12月15日 (火) 15時09分
ふみこさんが、誰からも愛される理由がわかります。
夫婦であったお相手からも、大切な人として尊敬しあえる関係、とても素敵に思います。
仲良しだったご近所さん夫婦が、最近夫婦別れをしてしまって、私としてはとても切なくて寂しく思う数週間だったのですが、これまでの形を「終わら」せて、これからあたらしい関係を時間をかけても築きあってもらいたいな、と、若輩者ながら応援しようと、おもいます。
投稿: あいあい | 2009年12月15日 (火) 14時57分
ふ 様
黒板の利用の仕方、納得です。
私も「下ごしらえした食材」が何故か冷蔵庫に残ってるとか、「下ごしらえしてあったのに」新たにスーパーでおかずを買ってしまったりとか、ありまして。
黒板ではなく、メモ用紙にですが、メニューを書くようにしました。書いてあると、何がいるのかわかりやすいですし、手順も考えやすいですね。それに『あぁ、この組合せはバランスが悪い』と見直すきっかけにもなります。
投稿: ゆきどり | 2009年12月15日 (火) 10時58分
ふ さま こんにちは。
「終わる」ではなく「変わる」なのですね。
何度考えても、元夫さんとの関係に、いつも感心してしまいます。
一度大切だったヒトと、形は終わってしまっても、大切だったことに終わりはなく、
ただ、その形が変わっただけなんでしょうね。
そう思える気持ちの片づけが、なんだかいいなっと思います。
今「節約ノート」を大事に読ませていただいています。
来年あたり、ふ さまにお会いできそうです。
世間は狭いもので、1月の会の、尺八と琵琶の坂田夫妻は、私の親戚になります。びっくりしました。こちらの会には、あいにく伺えませんが、その次の機会を期待している次第です。
投稿: risyon | 2009年12月15日 (火) 10時54分