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profile:山本ふみこ
随筆家。1958年北海道生まれ。つれあい、娘3人、黒猫との、5人と1匹暮らし。ふだんの生活をさりげなく描いたエッセイで読者の支持を集める。著書に『片づけたがり』 『おいしい くふう たのしい くふう 』、『こぎれい、こざっぱり』、『人づきあい学習帖』、『親がしてやれることなんて、ほんの少し』(ともにオレンジページ)、『家族のさじかげん』(家の光協会)など。
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2010年2月 9日 (火)

ちくちくの効能

 ちくちくやっている。
 穴のあいた靴下をただ、ちくちく。繕(つくろ)いものをしているだけなのに、こころがはずんでくる。え、どうして?

 今し方、「やらなくちゃね、そろそろ」と思いたち、繕われるのを待っているモノたちを入れておく籠をとり上げたときには、やれやれ、というような気分だったのではなかったか。針箱のふたをとり、目をしょぼしょぼさせながら針の穴に糸を通すうち、わたしというひとの全部が、繕うかまえになっていく。
 そうして、いつも同じようなことを考える。
 こんなふうに、糸と針で靴下の穴を繕い閉じるように、胸にぽっかりあいた穴やら、気力や元気をためておく袋のほつれをふさぐことができたらいいのに、と。どういうはずみか、自分を失いかけている誰かの、その魂を「自分」という正体に縫いつけることができたらいいのに、と。
 誰か、などという話し方をしているけれど、こうしてちくちくやりながら、まっさきに自分をとり戻そうとしている。とり戻せると信じているからこそ、繕いたいのだ。
 モノをできるだけ長く使おうとか、モノに愛着を加えようとか、ちくちくの果てには、そういうめあても見えている。けれども、ちくちくやっている、いまのいまは、手仕事の効能にただただ身を寄せる。

 ある日。
 玄関でしょんぼりしている背中を見た。仕事からもどった長女が、腰をおろしたまま立ち上がろうともせずに、自分の足元を見ている。ややっ、ため息。
 ——ど、どうした?
 ——これ、気に入ってたの。見て、穴あいちゃった。
 ——へ?
 しょんぼりの種、ため息のもとは、ズックにあいた穴なのだった。
 ——繕ってみる? 布なんだし、できると思わない?
 ——できる、よね。やろうやろう。

 結果は——良好である。
 ふたりで、ああでもないこうでもないと云いながら、ときに、針で指をつつきながら、繕ったのだった。なかなかうまく繕えたことも良好のうちだが、長女が繕いに開眼(かいげん)したこと、もしかしたらこのことがいちばんの良好だったかもしれぬ。繕った針目のあるズックは、「以前よりもいい感じになったし、彼女に対する思いが……その、なんというか……」と、長女はことばを探している。
 ——その、なんというか? 彼女(あなたのズックは女性なんだね)への愛着が増したんでしょ?
 ——そう、それ。愛着が……増したの。ありがとうね。云ってもらわなければ、捨てちゃってたところだった。
 ——針仕事も、楽しかったよね。ちくちくって、何かに効くと、思わなかった?
 ——思った、効いたって思ったよ。縫ったり、つくったりばかりがちくちくじゃないんだね。繕うってすごいね。モノをもう一度生まれなおさせるんだから。

Photo
これは、長女の、この型のズックの2代目です。
1代目は、2回繕って履きつぶしました。
中敷きの赤いフェルトのものは、これを履いて旅したとき、
お守りがわりにこっそり貼りつけました。
赤いフェルトに赤いペンで、
片方に「がんばれ」と、もう片方に「交通安全」と書いたんです。
 

〈お知らせ〉
きょうはひとつお知らせを。

★第7回「さぬきの食卓会議」
よみがえる活動弁士付き無声映画!
出し物は喜劇王競演「チャップリン」と「キートン」。
今回は、活動弁士佐々木亜希子さんをお迎えします。活動弁士による映画の上映の約束である生演奏もつきます。(案内人/山本ふみこ)
2010年2月24日(水)
開場:18:30/ 開演:19:00(21:30終了予定)
料金:5000円(ワンプレートディナー+ワンドリンク付き)
会場:高松丸亀町壱番街4階エアリーレストラン ルーチェ
お申しこみ:087-822-2203(ルーチェ)
* お知らせがおそくなって申し訳ありません。
* 定員になり次第締め切らせていただきます。

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コメント

ふみこさん

ありがとうございます。
スニーカー探してみます

冷蔵庫の座布団は真似させて貰っています。
冷蔵庫が汚れないので助かります。
お掃除もラクラクですね(^▽^)

めめこ

投稿: めめこ | 2010年4月 8日 (木) 13時30分

めめこさん

いらっしゃいませ。

お返事がおそくなって、申しわけなく。
このズックは、ラコステのものです。

てくてくと、佳き春を。

投稿: ふ | 2010年4月 8日 (木) 09時46分

めめこさん

いらっしゃいませ。

お返事がおそくなって、申しわけなく。
このズックは、ラコステのものです。

てくてくと、佳き春を。

投稿: ふ | 2010年4月 8日 (木) 09時45分

いつも、楽しく読ませていただいています。
この型のズックを探していて、もし差し支えが無ければ、
どこのメーカーか教えていただけないでしょうか?
よろしくお願いします。

めめこ

投稿: めめこ | 2010年4月 6日 (火) 11時23分

saguchi さん

すまなくなんて、ないです。
とてもとてもうれしいです。

ダーッと、草原を走ってるんですね。
さぞ気持ちのいいことでしょうね。
丈夫で愛らしいもの、たくさんつくってるんですね。

投稿: ふ | 2010年2月16日 (火) 09時01分

ふみこさん こんばんは。

また月曜日(もう火曜日ですね)になってしまいました。。明日まで待てばいいのに、やっぱりここに書きたくて、書いています。スイマセンっ

今度長男が入園するので、ミシンをもらったのです。少し早いお祝いに。そうしたら最近、作ることにすっかりはまってしまっていて、新しいもの、色々作りました。

今まで手縫いしかなくて、諦めていた大きな物を、「ダーー」っと縫うのは爽快です!

だけど、この間、穴の開いた靴下、二足捨ててしまいました。。。
今度の穴は、きっと繕ってみせます!
穴あき靴下、募集中☆

そんなわけで、せっかく借りた本、まだ読めていません。。入園グッズが落ち着いたら、また読みますね。。


かかより。

投稿: saguchi | 2010年2月16日 (火) 01時55分

ぽこはなさん

ちくちくのひとというのは、
そばにいる誰かのことを安心させますね。
そうだった……。

ぽこはなさんのおかげで、そのこと、
思いだしました。

わたしも、祖母のそばでちくちくを
眺めました。
その感じが、よみがえってきました。

投稿: ふ | 2010年2月15日 (月) 09時02分

ふみこさまおはようございます。

 手仕事の効能ですね。
 わたしが小さかった頃、よく祖母が縫い物をしていました。
 眼鏡をかけて・・・。その横で私はテレビをみたり漫画をよんだり・・・。
 あたたかい思い出として私のなかに残っています。
 
 大事にしていたものが壊れたり敗れたりして使えなくなることは
 本当に悲しいです。

 それをまたよみがえらせる!
 すてきです。
  
 わたしも手仕事最近してないので、またやろうと思えました。
 

投稿: ぽこはな | 2010年2月15日 (月) 08時01分

フィりフヨンカ さん

ほんとうにね。

どうして、もうちょっとためておけないんでしょうか。
使い果たす。

また、使い果す。

そして使い果たす。

というくり返しです。
でも、くり返していけることも、
ありがたいのかもしれません。

袋、ちくちく繕いながら。

投稿: ふ | 2010年2月14日 (日) 17時01分

聖さん

とてもきれいな、ほんとうにきれいな、
詩のような情景の「こめんと」を、
うれしく。
何度も、くり返して声にだし、読みました。

わたしね、
自分の「つくる」ということでは、
暮らしむきのこともありはしますけれど、
「きれいな日本語」が柱なんです。
そのこと、大事にしたいなあ、と。

とても、きょうはうれしかったです。
ビーズを縫いつけたように……って。
すごいわ、と思って。

投稿: ふ | 2010年2月14日 (日) 16時59分

こんにちは ふみこさん。

気力や元気をためておく袋が
小さすぎるのか
それとも大きな穴が開いているのか・・
たまったはずの元気も
すぐに使い果たしてしまいます。

チクチクつくろって やっと・・なのに
またチクチク・・
一日中チクチクばかりで
ため息のでる日があります。

それでも やっぱり 懲りずにチクチクです。
もうね、おおざっぱに大きなメで
縫いつけといてやりましたとも。

投稿: フィりフヨンカ | 2010年2月14日 (日) 15時21分

ふみこ様

先日、松本では、雨まじりの雪が降り、その後、きゅーっと寒くなったせいか、、

りんごの枝一面に、まるいしずくが凍りついて、
りんご畑に、氷の花が咲いたような、ビーズを縫いつけたような・・・そんな景色が広がっていました。

縫い物の「効能」って、ほんとにありますね。

縫い物をしている中の人のそばに、たまたま行き
「ちょっとやってみれば?」とわたされ、ちくちくしたら、胸がす~っとおさまった事がありました。

手仕事って、自分にも何かが補給される感じがしました。


投稿: 聖 | 2010年2月14日 (日) 14時05分

ぷらねっとさん

おめでとうございます。

大切な朝に、「いってきます」を
云ってくださったお気持ち、とてもうれしく。
お福分けにあずかって、ここしばらくは、
やさしい穏やかな気持ちで過せると思います。
どうもありがとうございます。

きょう1日、
佳い日の上にも佳い日に
なりますように、と、お祈りしています。

投稿: ふ | 2010年2月14日 (日) 09時35分

テレジアさん

修繕や、繕いは、貯蓄だという気がしています。
経済的な意味だけでは、もちろんなくて。

つっかけさん、よろこんでいることでしょうね。

投稿: ふ | 2010年2月14日 (日) 09時33分

ふみこさん、おはようございます。

本日、次女の結婚式という日を迎えました。

今朝、ひとり早起きして、静かな気持ちで居間に立ちましたとき、
ふみこさんの長女さんの、きれいに揃えられたズックの写真が思い出されました。

赤い布に赤い字でつづられた文字。
同じ気持ちなんです。

娘を送り出す気持ち。

「平穏無事で、
元気でがんばれますように・・・。」

靴の中底にお守りを縫いつけることはできませんでしたが、
自分の足ですっくと立ち、
パートナーと並んで歩いていく、
晴れやかな第一歩を祝福してまいりたいと思います。

それでは、行ってきます。

投稿: ぷらねっと | 2010年2月14日 (日) 07時38分

最近お金が消えてなくなるので、手元にありません。
つっかけ(関西では、普段履きのサンダルをこういいます)
が11月になって壊れてしまって、同居している母が捨てるようにと取っておいた
ものがあったので、それをもらいました。

 ところがそのサンダル、足の甲にかかるところと底の部分との連結が
ほどけていて、壊れる寸前。新品なのに、壊れる寸前。それで糸と針で
直しました。

 直したのですが、又壊れたので、今日背中にお日様を感じながら、糸と針と
それからラジオペンチ(なかなか針が引っ張り出せないものですから)で
一針縫っては糸を玉止めしながら(どこかのブランド品の縫い方です)修繕
しました。捨ててしまって新しく買ってしまえば、それで済みます。
だけれど、ふみこさんのおたくでも修繕されていたなと思い出し、2回目の
修理となりました。

 お日様ぽかぽかいい気持ちでした。

投稿: テレジア | 2010年2月13日 (土) 21時13分

くまんばちさん

大竹まことさんの、ラジオ、
聴いて興奮したかったなあ。
ほんとうにね。

最近の電化製品も、
パソコンも(これはうんと小声です。いまも、
こうしてお世話になっているのでね)、
最新式という名の「おばかさん」です。

気を効かせようとしているのでしょうとも。
一所けん命なんでしょうとも。

でも、ほんとうに、ときどきいやになります。

エプロンのお話、素敵です。
手仕事によって、
値打ちが加わっていきますね。

投稿: ふ | 2010年2月13日 (土) 12時13分

ぷらねっとさん

そうなんです、そうなんです。
家の仕事はクリエイティブで、そして
それをするわたしたちはアーティストです。

拍手なんかいいです。
喝采も。
もう、勝手に、好きなように
させてもらえれば。
アーティストというのは、そういうものですもの。

ね。

投稿: ふ | 2010年2月13日 (土) 12時06分

ふみこさん、皆さん、おはようございます^^
「ちくちく」…いい話ですね^^
お守りの効能かあ…。
最近の大きな針仕事は、息子の学校のエプロンを、使いやすいようにリメイクを施したくらい…。
大変でしたが、手縫いで頑張りました!
先生にもお褒めの言葉を頂きました^^

息子の学校用ジャージの名札が、アイロンを当てるだけで完成!方式のモノなのですが、ジャージの材質との相性が悪いらしく、洗濯してははがれ、またアイロンして付け、でもまた洗濯してははがれ…、結局、「ちくちく」で付け直しました。
「アイロン方式」が出た時には、「やった!面倒じゃなくて済む^^」と思ったのですが、こんな結果になると現金なもので、「いちいちアイロン出すの、めんどくさい!」だとか、ブーブーと文句ばかり…^^;
「便利」って、何?…最近、すごーく思うのです。
前に、大竹まことさんのラジオで、「最近の洗濯機は『汚れセンサー』というものがあり、感知した汚れが落ちるまで(!!)洗濯している…これでは無駄が多いので、100円ショップの洗濯板であらかた汚れを落としてから洗濯している。」…
…そんなリスナーさんの投稿を読んだ後、大竹さんが、「最新式とかいうけど、何か馬鹿だね~今の洗濯機って!」
掃除だって、我が家もほうき、ちりとり、そして何と言ってもふみこさん直伝(^^)の「茶がら音頭」でまかなってますよ!
「静かで軽い掃除機」~??
いや~、とんでもないっす!
掃除機が壊れちゃったら、大きなゴミひとつ、増えるだけじゃん!
…そう思う、今の私です。

投稿: くまんばち | 2010年2月13日 (土) 06時42分

ふみこさん、みなさん、こんばんは。

主婦のおしごとって、
人から賞賛されることもなく、
縁の下の力持ちみたいだなぁと
最近まで思ってました。

でも、違うんですね。

やってることが、
そのまんま、自分を支えてくれてるんだ・・・と気づきました。

手をかけたら、かけただけ。
思いをこめたら、こめただけ。
自分をじんわり満たしてくれてる。

すごーーーい。
クリエイティブなおしごとだー。

じぶんち発信で好きなふうにアレンジできそう。
おうちしごとのあれこれは。

いまさらながらですが、腑に落ちて、ちょっとうれしくなりました。
ありがとう、ふみこさん。

投稿: ぷらねっと | 2010年2月12日 (金) 23時15分

ひよかさん

ほんとうに縫えたかも……という
気持ち、わかります。

わたしも、ちくちくのたび、
そう思っているような。

やさしい「こめんと」をどうもありがとう
ございます。
そこから力をもらって、きょうも、がんばりますっ。

投稿: ふ | 2010年2月12日 (金) 07時01分

おまきさん

おはようございます。

わざと目立つ糸で……。

秋にはほどかれます……。

何もかも、
感心させられます。
おまきさんのお話を聞くだけで、
なんだか、こころが耕されたよう。

佳い1日を。

投稿: ふ | 2010年2月12日 (金) 06時57分

ふみこさんへ。

ふみこさんのお話を聞いて、そういえば…と裁縫道具を抱えて、下駄箱へ。私の靴。ボタンの所が取れていたんです、ずっと…。娘達のは、ちくちくするんですが(気合いは必要。笑)、自分のは、どうしても、後回しになっていて…でも、ついに、ちくちくしました!

本当だ、愛着がわく!!感動しました。

私、初めて、本当に繕えたのかも。と思いました。

生活って、こうやって、一つ一つ、輝いてゆくんですね。

ふみこさんに出会えて、幸せです。
娘さんにも、感謝です。

大切な事を…本当に、ありがとうございます。

投稿: ひよか | 2010年2月12日 (金) 01時50分

ふみこさま

春先に、新しく買った子供のズボンのすそ上げをよくします。
目立つ赤色の糸で、「ステッチ風に、わざと縫い目を大きくしたんですよ」という言い訳を、心の中においといて。そんなふうに雑に上げた裾は、秋になるとほどかれます。
あげた布の中に、ホコリが結構溜まっているんですね。
洗濯して、裾だけ色の濃いズボンを履いて、新しい年に向かう子。

ここ最近はこんな針仕事です。

投稿: おまき | 2010年2月11日 (木) 20時07分

テレジアさん

不完全も、完全も、
ほんとうは存在しないのかもしれませんよね。

そのことを、
自分を、
誰かさんを、
「そのまま」受け入れればいいんだなあ、と
つくづく思います。

こっそり打ち明けますが、
わたしには、「目標」も「夢」もないんです。
「このまま」の連続がいいなあ、と思っていて。

投稿: ふ | 2010年2月11日 (木) 16時59分

寧楽さん

わたしは、縫うほうは、
うまくはないけど、
ちょっとわかるような気がしています。

というか、想像できるんです。
が、編みものはお手上げで……。
四角いものが、やっとのこと編める感じです。

いいなあ、手袋。

寧楽さんの海苔巻き、食べたかったです。

投稿: ふ | 2010年2月11日 (木) 16時55分

 世の中なんでも効率化されて、アナログよりデジタルの方がいいといわれて、
お裁縫なんてアナログの最たるものというイメージからどんどん私の手元から
離れていったのですが、なんだかふみこさんのコメントとか文章を拝見していて、ほっとしました。

 人は効率的なものじゃないし、無駄な時間が大切だったりしますし、第一 デジタルじゃない。2進法の人間なんていませんものね。白だったり黒だったりとはっきりすることもあるし、どうにも灰色のときもあるし、その色合いも白に近い黒だったり、黒に近い灰色だったりするわけですから。

 私はカトリック信者なので、シスターに時々教えを請うのですが、「自分の不完全さを受け入れること」を言われます。デジタルじゃない私をそっと優しい手でくるみたいをそう感じます。

投稿: テレジア | 2010年2月11日 (木) 13時56分

ふみこさま

ちくちく・・手仕事が好き。
ミシンは苦手。高校のワンピースを縫う課題。
母、作。^^でも手袋を編む課題。
頑張れました。

今も機械が苦手です。説明書を見てもわからない
子供たちに「ああ~。」と言われ・・。

でも大丈夫!なんとか暮らしをこなしています。
節分の巻きずしは十本作りました。
お料理、洗濯、掃除もいとわずいたします。

投稿: 寧楽 | 2010年2月11日 (木) 11時08分

えぞももんがさん

ガサツなわたしでも、
針仕事をすると、そういう不思議なあたたかい
気持ちになります。

そういうわけなので、
そういうわけもあって、
「ちくちく」のそばにいたいなあ、とね。

投稿: ふ | 2010年2月11日 (木) 08時47分

あすちるべさん

おはようございます。

針をもつとき緊張。
これ、大事ですよね。
針という道具の尊さのなかに、
恐ろしいものも含まれていることを、
知っていたいと、思うんです。

なにごとも、そうかもしれませんね。
慎みと覚悟かしらん。

どうもありがとうございました。

投稿: ふ | 2010年2月11日 (木) 08時45分

ふみこさん おはようございます

「自分を失いかけている誰かの、
その魂を「自分」という正体に縫いつけることができたらいいのに」

そうできたら わたしも苦手な チクチクを
1日中していたいです。
ふみこさん 食事を作る時もそうですね
この そうれん草のみどりが 心の何かに作用しますように・・とか
この人参のオレンジ、力を貸してくれ!! 
そう思いながら
食事を作ることが 多いです

娘さんの ズック!
これは間違いなく 元気の素ですね!!

投稿: えぞももんが | 2010年2月11日 (木) 06時40分

ふみこさま

こんばんは
昨日と今日、暖かい日でした。
昨日は20℃近くもあったそうです。@奈良
明日は一気に10℃下がるとか…ちょっと地球が心配です。
愛着のズック、素敵ですね。履きなれた(特に履きやすい)靴とお別れするのは本当に悲しいので、復活して良かったなぁとお写真を見てました。

愛着雑巾に変身したい愛着タオルが沢山スタンバイしていますので、明日は取り掛かります。子供の頃「針を持つそばでほたえな!(ふざけるなかな?多分、河内弁です)」と祖母に叱られました。危ないからと・・・後は使った針はきちんと責任を持って片づけなさいとか・・・
そういうわけで、いまだに針を持つとき少し緊張します。
そして、ちくちくしていると祖母たちに会える気がします。

ちくちくの効能、ありがとうございます

投稿: あすちるべ | 2010年2月10日 (水) 23時03分

ぼのぼのさん

まず、
お姫さま10歳のお誕生日、
おめでとうございます。
9歳から10歳って、たしかにすごい!
かぐわしい時代、というような気持ち。

云い返さなくて、よかった……です。
云い返してわかってもらえることもなくはないと
思うけれど、静かにゆっくりわかってもらうというのも、ね。
自分が思ってもらいたい通りに、
相手に思ってもらうというのは、おそらく、
願い過ぎなんだと思うし、
それなら、ひたむきに自分の思いを生きてればいいかしら、と。

だから、ぼのぼのさんの、
聞き流しの姿、とても素敵と思いました、わたし。

佳い明日を。

投稿: ふ | 2010年2月10日 (水) 20時59分

かっちゃん

お守りを縫って、皆さんで……。
まあ。

効き目があり過ぎて、
受験の瑣末な部分は飛びこし、
その真の意味に届いてしまいそう。
お守り袋にふさわしい結果がでますよ、きっとね。

ほんとうに、素晴らしい……。

投稿: ふ | 2010年2月10日 (水) 17時14分

テレジアさん

いいお話を、どうもありがとうございます。

お嬢さんの制服のスカートの、裾のほつれを
まつる……それはもう「お守り」にほかなりません。

そういうスカートを持っているというだけで、
そして履いて学校に行くというだけで、
安心できますよ。
と、わたしは自分の「手仕事」を、
位置づけております。
ひとりで、そっとね。

投稿: ふ | 2010年2月10日 (水) 17時11分

こんにちは。「ちくちく」いい響きですね。
最近、心がまいってたのです。。。
他人の言葉がグサグサと刺さって心の袋から元気とやる気が漏れていきました。
他人の言葉と言うのはどうして時間が経てば立つほど心にダメージとして残るのでしょう?
その時は笑って聞き流せたのです。
でも、今は笑って聞き流した自分にも腹がたちます。
なぜ、私はこう言わなかったのだろう?ああ言えばよかったなどと腹が立つと同時に情けないです。

話は変わって、今日は長女の10歳の誕生日です。
「昨日まで9歳で今日から10歳なんてなんだか不思議~」
と呟いてました(笑)
本当にそうですよね(笑)

投稿: ぼのぼの | 2010年2月10日 (水) 15時41分

ふみこさん、こんにちは。
いつもいつも、ご無沙汰していたかと思えば、突然やってきて、、、ごめんなさい。

チクチクは私も得意なほうではないけれど、嫌いでもないです。

昨夜も入試を受ける娘のために(娘のため~なんて言いつつ、自分を落ち着かせるために作ったようなものですね~。)お守り袋をチクチクしました。

夫・下の娘・私の応援メッセージを書いたメモ紙を忍ばせて、今朝持たせました。

落ち着いて、試験をうけてくれていればいいんですけど・・。

それにしても、、、たくさんのみなさんが繕い物をされているのに、驚きやら
嬉しいやら!!です。

今どき靴下を繕ってるのって、私ぐらいじゃない?って思っていたので・・。

投稿: かっちゃん | 2010年2月10日 (水) 13時13分

 お裁縫苦手です。祖母は着物を縫うことができましたし、母は洋裁で稼いでいました。

 ですので、ヘタかうまいかという「目」だけはしっかり出来ているのに、自分がやると技術的に未熟な部分が目立つ。

 そんなわけで、かなりお裁縫から遠ざかりました。しかし、娘が入園する折、市販品では間に合わない、つまりはサイズ指定してあるものはどうやっても手作りせねばならず、負けず嫌いな私は母にも頼めず、悪戦苦闘して、練習のためと称してリュックサックを8個くらい作って近所に配りました。

 ですが、技術は向上せず。ただ、ヘタでもそれなりに。だと感じてます。


 この間上の娘が、(この娘は体格がいいので、中学の制服は無理を頼んで私の母に作ってもらいました)制服のスカートの裾がほつれてしまったのだと、夜遅く申告してきました。

 ウールのスカートを木綿の糸でまつるのはよろしくないと思いつつも、つくろいました。娘と話をしながら、出来は不出来でしたけれど、よい時間を過ごせた、そう感じました。

投稿: テレジア | 2010年2月10日 (水) 12時14分

けいこさん

そんな素敵な世界をもっていらしたんですね。
憧れてしまします。

継ぐ、は別にして、
そういうお母さまの制作を、皆さん、
きっと大事に(自慢に)思っておられますよ。
そして、自分もいつか、そんな世界に生きたい、と。

投稿: ふ | 2010年2月10日 (水) 12時07分

焼き海苔の、の、さま

りかちゃんはサンタクロースにもらって、
ドレスをお母さまが縫う。
なんて、なんて……。
夢中になってしまって、そうしてできた
ドレスの、どんなにかうつくしいことでしょうね。

そういえば、昔、
わたしが少女だったころ、こんなことがありました。
タミーちゃん(これがわかる方は……)のドレスが
つくりたくてね。
でも、まだ縫うことのできなかったので、
母にもらった円形のハンカチーフに、
顔と両手の穴をあけ、ムームーみたいなのを
つくったのです。

いまも、円形のハンカチーフってあるのかしらん。
りかちゃんのムームーつくらせたげたいようです。

投稿: ふ | 2010年2月10日 (水) 12時04分

ふみこさん こんにちは。

「ちくちく」 私大好きです! 常にちくちくしております。
このところは「ハワイアン パッチワーク」というものです。
嬉しいことも、悲しいことも、悔しいことも、しんどいことも、縫いこめます。
ちくちくしているうちに解決する時も、しないときもあります。
でもそんなの関係ないんです。 自分の心を納める作業です。 なんて。。
大抵のものは縫うので唯一子供から尊敬される場面です。
でもだれも後を継がない感じ。。。

投稿: けいこ | 2010年2月10日 (水) 11時13分

ふみこさま

クリスマスにリカちゃん人形をもらった娘。
「ドレスがほしい!」と言うので、2着縫いました。
縫っているとき、楽しかったこと!
私の方が夢中になってしまいました。

保育園のお着替えのズボン(よく膝がぬける!)や靴下は、
ちくちくだらけでした。
入学式までに、いろんな袋類を、また作りまーす。

追伸1 
 「けいこちゃんのゆかた」読みました。
 庄野さんは、日々の愉しみ、喜びを見つけるのがとっても上手ですね。
 真似したいと思いました。
 他に2冊また借りてきました。読むのが楽しみです♪

追伸2
 ずーっと気になっていた”大人の海苔まき”やってみました!
 おいしい~。
 お酒の締めご飯に、これからもはまりそうです。

投稿: 焼き海苔の の | 2010年2月10日 (水) 10時25分

こぐまさん

着物をちくちく……。

ことしは、わたしも浴衣に挑戦したいです。
そうか、縫いながら、きものの全貌が
見えてくるんだな、と、たのしみになりました。
ありがたいことです。

投稿: ふ | 2010年2月10日 (水) 09時38分

ふみこさま。

このあいだ、着物を1000円で買ったのですが、練習しているうち
袖の縫い目がほつれてしまって・・・。早速ちくちくしたところです。
学生時代に浴衣を縫ったことはあるんですが、そんなことはすっかり記憶になく
着物ってこんなふうにして縫うんだなぁなんて研究しながら縫っていると楽しかったです。

それでは、またぁ。

投稿: こぐま | 2010年2月10日 (水) 08時45分

バッテリーさん

おはようございます。
お返事がおくれて、申しわけありません。

それは、もうもう、
2時間の旅、ですね。
おかえりなさい。

わたしたちは、気づかぬうちに、
旅をして、
誰も(自分さえ)気づかぬうちに家に
帰っているという、そういう存在なんですね。

きょうも、お互いに、
いってきます。
いってらっしゃい。


投稿: ふ | 2010年2月10日 (水) 06時07分

ろーずうっどさん

いよいよ、という響きが、
まぶしいなあ、と。

「さあ、いよいよ」と思って、
ひとつひとつのことにあたっていきたいなあ、
とも思いました。

カーテンの裾のほつれがなおって、
洗濯でもしたら、あたりが変わるんでしょうね。
ろーずうっどさんも、
うれしく変わるんでしょうね。

投稿: ふ | 2010年2月10日 (水) 06時04分

ふみこさま

ちくちく・・・手仕事っていいですね。


靴下をちくちく縫うのは母を見習い、
わたしも時々不器用ながらも針と糸を持つことがありました。
・・・縫い目が揃ってないのもご愛嬌、
ほ~ら、ひっくり返したらなんとか親指も守られている♪って。

でも、繕うのはほとんど衣類のみ。
ご愛用のズックまでちくちくやるのはさすがふみこさん親子ですね。

そして心のこもった赤いお守り。
丁寧に洗われている白に映えますね。
素敵だな~。

さぁ、部屋のカーテンのすそが日に日にほつれていっちゃってる・・・
とちらちらみてはずいぶん放置していましたが、
いよいよ針と糸を持ってちくちく始めてみようと思います。
わたしも久しぶりに手仕事。

今日のお話に感謝

ろーずうっどより

投稿: ろーずうっど | 2010年2月 9日 (火) 19時36分

なおこさん

いらっしゃいませ。

そんな風に云っていただけて、
うれしいかぎりです。

わたしも、繕わなくちゃあ……。
つぎつぎ、繕われたいモノたちが、
やってくるようで。
そういうのも、しあわせのタネなんだと思います。

またいらしてくださいね。
お待ちしています。

末筆ながら、
一昨年のご結婚と、
昨年(かしら)のご出産と、
おめでとうございます。

投稿: ふ | 2010年2月 9日 (火) 15時46分

ふみこ様

 初めてコメントします。ふみこさんの本の大フアンです!!
独身時代から読み続けていて、一昨年、結婚し、子どもも生まれ、
ふみこさんの本は、日常生活のバイブルになっています。
暮らし、料理、子育て、人づきあい・・・etc.

 ブログを読んで、私もあわてて、くつ下の穴を縫いました~。
縫わなきゃ~と思いつつ、すっかり放置してました。

ブログのおかげで、楽しくちくちくできました(^^)

投稿: なおこ | 2010年2月 9日 (火) 15時33分

ふみこ さま

もうすぐですね。。。
ふみこさまも 姫さまも ご卒業おめでとうございます。
新聞を開き、パソコンを開いて、ここにまたやってきました。
小学校の家庭科の教科書には
靴下の繕いやら 膝や肘あてのやり方、
・・・のってないですよねぇ。
私も針箱をとり、やりかけのパッチワークをひっぱりだし
またちくちく、はじめました。
一昨日、針供養を報じるニュースをみて
そういえば、針、しばらくもってなかったなぁと・・・
すると あらあら不思議 
気がつけば2時間、無心に手をうごかし
昨日までは、結構わたし、おちこんでたんですが
なんだか元気になった自分を発見!
嬉しくて、ふみこさんにご報告がてらまたお邪魔してます。
ありがとうございました。

投稿: バッテリー | 2010年2月 9日 (火) 14時44分

めぐちゃんさま

「不器用」というのは、思いこみらしいです。
かさねていくうち、慣れて、上達もするもの
らしい……。

そういう立場にいないと、
「不器用」はいつまでも「不器用」だし、
それは自分のことだからいいとしても、
「不器用」の子どもも、いつまでも
「不器用」……。

だから、このごろ、わたしは、
自分を「不器用」と思うことをよしました。
器用じゃないんですけどね。

ね。


投稿: ふ | 2010年2月 9日 (火) 12時24分

仙台のじゅんこさん

いっらっしゃいませ。

ほんと、じたばたしますよね。
わたし、ひとりでさびしく「じたばた」してることが
多いですが、じゅんこさんのおかげで、
ほっこりしました。

そっと、ふたりで、じたばたしつつ……ね。

またいらしてください。
きっとね。

投稿: ふ | 2010年2月 9日 (火) 12時22分

あたまのくろいネズミさん

「つくろい冥利」
いいことばです。
……うっとりです。

そういう冥利、ときどき、
持ちたいです。ね。

投稿: ふ | 2010年2月 9日 (火) 12時19分

ふんちゃんさま、こんにちは。

いいですねえ、長女さんのモノを大切にする精神!
しかもモノに性別まであって、いとおしく感じる気持ちが伝わってきます。

私は手先が超がつくほど不器用なので、つくろいものは専ら母に頼んで
やってもらっています (恥)。

ある日息子の制服のボタンが取れていたので、付けていたら
「お母さん、裁縫できるんやーーー!」と驚かれてしまいました (恥×2)

息子よ、母はボタンつけくらいはできるんだ!
嫌いなだけなんだよ・・・。

投稿: めぐ | 2010年2月 9日 (火) 12時16分

山本さんの言葉を読むと、気持ちがハッキリサッパリして、体が軽くなるのです。

「原作は、そっと静かに大事にしまっておきましょう」

はいっ(^o^)/
じたばたしていた気持ちが落ち着きました。
図書館で「台所で元気になる」を借りてきました。
今の私と同じ年くらいの山本さんに会えて、嬉しいです。

投稿: 仙台のじゅんこ | 2010年2月 9日 (火) 12時13分

ふみこさま


我が家では
夫が車のレースをやっているので

ヘルメットの下にかぶる
フェイスマスク(覆面レスラーみたいなの)や
車内のバケットシート(チャイルドシートみたいなの)を

時々 つくろいます。

長く使っているので 
あちこち つぎはぎだらけだけれど
大切に使ってくれるので 
つくろい冥利につきますね。

長女さんのズックの中の赤い布
日本昔ばなしの「三枚のお札」を思いし
たのしくなりました♪


投稿: あたまのくろいネズミ | 2010年2月 9日 (火) 12時08分

Ryoさん

そうですか、きょう、
「庄野潤三」のお誕生日……。
すがすがしく過しましょうね。

ちくちく、とんとん、
かさかさ、働いて。
知らせてくださって、ありがとうございます。

雪、見たいです。

投稿: ふ | 2010年2月 9日 (火) 11時23分

ふみこさん こんにちは
どっさり雪の降った週末を乗り越えて
あたたかく穏やかな火曜日の仙台です


うちの育ち盛りの子ども達
どうして・・・???というくらい
すぐに靴下に穴が開くので
何度も何度も繰り返し繕っています。
繕いながら彼ら(靴下くん達)に「ありがとうね」
子ども達が「安全で楽しく」と思いをこめます

年末にミシンが壊れてしまって
思いがけずいろいろ手縫いすることになったのですが
これが 楽しい♪ 心が落ち着くというか・・
縫い終わっても 他に縫う物は無いかと探してしまいます(笑)
しっかり 縫い物の効能にお世話になっています


庄野さんの「けいこちゃんのゆかた」久しぶりに開いて
昨日読み終わりました
今日2月9日は 庄野潤三さんのお誕生日
なんというか・・・日にちの偶然にはっとして
そして あたたかい気持ちになりました。

長くなってしまいました。
今週もありがとうございます。
 
               Ryo

投稿: Ryo | 2010年2月 9日 (火) 11時15分

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