オレンジページnet
このブログは、
『オレンジページnet』の
オリジナルブログです。

『オレンジページnet』はこちら>>
 
profile:山本ふみこ
随筆家。1958年北海道生まれ。つれあい、娘3人、黒猫との、5人と1匹暮らし。ふだんの生活をさりげなく描いたエッセイで読者の支持を集める。著書に『片づけたがり』 『おいしい くふう たのしい くふう 』、『こぎれい、こざっぱり』、『人づきあい学習帖』、『親がしてやれることなんて、ほんの少し』(ともにオレンジページ)、『家族のさじかげん』(家の光協会)など。
profile:山本さんの本
不便のねうち 不便のねうち
足りないくらいがおもしろい 足りないくらいがおもしろい
片づけたがり 片づけたがり
おいしい くふう たのしい くふう おいしい くふう たのしい くふう
こぎれい、こざっぱり こぎれい、こざっぱり
人づきあい学習帖 人づきあい学習帖
親がしてやれることなんて、ほんの少し 親がしてやれることなんて、ほんの少し
まないた手帖 まないた手帖
朝ごはんからはじまる 朝ごはんからはじまる
わたしの節約ノート わたしの節約ノート
おとな時間の、つくりかた おとな時間の、つくりかた
家族のさじかげん 家族のさじかげん
子どもと一緒に家のこと。 子どもと一緒に家のこと。
台所あいうえお 台所あいうえお
元気がでるふだんのごはん 元気がでるふだんのごはん
子どもと食べる毎日のごはん 子どもと食べる毎日のごはん
わたしの献立帖 わたしの献立帖
●こちらもおすすめ!
 『オレンジページ』のブログ
オレンジ進行中
オレンジページ定点観測
堤信子さんの文具びより (ときどき雑貨)
ワンツー☆スリーピース
からだの本ネット日誌
『花カレンダー』のブログ
オレンジページnet エディターズ・ボイス
オレンジページnet
『オレンジページnet』はこちら。

『オレンジページ』に関するご意見、お問い合わせはこちら。

« 台所模様 | トップページ | こころの交流〈引用ノート6〉 »

2011年6月14日 (火)

1枚ずつ、ひと針ひと針

 書いたり、本や資料を読むため机にかじりつくか。家のなかを動きまわった末、最終的に台所に落ちつくか。こういう暮らしをつづけていると、2週間に一度通っているカイロプラクティックのせんせいの、「1日のうち、ほんの少しでも外に出られるといいんですけれどね。ん」という声があたまの上から降ってくる。そうだった……、とあわてて、外に出てゆける日もなくはないけれど、ほんとう云うと、机にどのくらいかじりついていられるか、家のなかを動きまわったり台所にこもることにどれほど時間を費やせるか、が、わたしのいまの人生だ。

 ある日。
 わたしの部屋の、「けんちゃん」の上に、妙な現象が起こりはじめた。「けんちゃん」は、もとは食器洗い乾燥機として働いていたが、いまは文房具の在庫と、学校関係の(いつ必要になるかわからないが、捨ててはまずそうな)資料の保管業務に転職している。「けんちゃん」の上には、読みさしの本と、これから読む本、数冊の辞書をならべて置いている。ここを見ただけで、自分の現在の読書計画がわかるし、通りすがりに立ったまま、辞書を引くこともできるので、いまやわたしの気に入りの場所になっている。
 そこに……。ある日、1枚の真っ白い雑巾が置かれた。
(何だろう、この雑巾は)と思ったけれども、とりまぎれて確かめることを忘れた。つぎに同じ場所を見て、驚いた。1枚だった雑巾が3枚になっている。(けんちゃん、保管の仕事だけでは飽き足らなくて、雑巾を縫いはじめたのかなあ)と思いかけたけれど、いくら何でもそれは考えにくいね、と思い直す。ちょっと愉快になってきて、雑巾のことは、そっとしておくことに決めた。それに……、雑巾が置いてあるのは……、なかなかにいい光景でもあったのだ。
 雑巾は、その後も少しずつふえて、その日は結局5枚重なっておわった。翌日、午前中は5枚のままだったが、午後になると、また1枚2枚とふえはじめた。夕方、台所におさまったあとで、ある資料のなかみを確かめておきたくなって机にもどってみたところが、そこに怪しい人影があるではないか。
 いつも仲よくしているすずめの化身だった。

 というのなら、叙情的なものがたりになるところだが、何のことはない、見慣れた二女の姿だった。二女は、「けんちゃん」の上に、9枚めの雑巾をのせているところだった。

「それは、いったい何なの?」
「何って、雑巾。古タオルのひきだしに、タオルがたまっていたから縫ったの。だめだった?」
「だめなんてこと、あるわけないよ。でも、どうして……?」
「デスクワークがつづいていてさ、変化をつけるために、ひと区切りのたびに雑巾1枚縫うことにしてみたの」
「へえ」

 このひとは、現在、在宅でホームページをつくる仕事をしていて、それが、本業の洋裁よりも忙しくなってしまい、てんてこ舞いしている。ときどき、部屋から「や、こりゃ、失敗」「あー、わかんなーい」という、小さな叫びが聞こえてくる。そう云えば、ががががががという、ミシンの音も聞こえていたかもしれないなあ。
 それが、えらくうらやましくなってしまった。「それ」というのは、雑巾縫いもだけれど、何より仕事に区切りがつくたび、ミシンを踏むということがだった。
 真似しよう。
 とはいえ雑巾を縫うのは真似が過ぎるような気がして、あれこれ考えをめぐらす。そうだ、わたしは布巾を縫おう。古タオルのひきだしのなかには、商店名や品名の印刷された真新しいタオルもまざっているから、それを使って。
 そう決めたものの、自分のしていることのどのあたりが「ひと区切り」なのだか見当がつかず、なかなか布巾へと向かえない。もうもう、力ずくでひと区切りつけ、二女の部屋に行き、1枚縫わせてもらう。

 1枚縫うと、なんとも心地よい。
 調子づいて2枚めを縫おうとすると、「それは、だめなんだよね。1枚ずつじゃないとね」と二女に止められた。(ああ、1枚ずつね……)。そんな約束、したおぼえはない、と思いながらも、「1枚ずつ」には妙な説得力あって、云うとおりにする。1枚ずつ、ひと針ひと針。
 そうだ、この作業によってもたらされるものは、1枚ずつ、ひと針ひと針の心地よさなのだった。そりゃあ、文字を打ちこむのだって読むのだって、ひと文字ひと文字にはちがいないし、台所でもひと刻みひと刻み、ひと混ぜひと混ぜだ。が、ひと針ひと針のときの、少しずつだが一本道をひた走るがごとき感覚は、ほかに類を見ないもののような気がする。そうして、道は1枚ずつ長くつながってゆく。

 現在、雑巾、18枚。布巾、10枚。

Photo
けんちゃんと雑巾。

いまもまだ雑巾は積まれつづけ、
一部は、被災地にもゆきました。
友だちも、持っていきました。

雑巾の威力に、感じ入ります。

|

コメント

ももさん

「忙しいときにかぎって〜」が、
いつの間にか、自分のためのことに
変わっていますね。

不思議なものです、時間とは。

折り紙では、風船が好きです。
電車のなかで、折って、小さいひとに
こっそり贈ったり……。

投稿: ふ | 2011年6月20日 (月) 16時45分

カタツムリの ぽんぽんさん

きびしい旅の合間に、
忘れずいらしてくださいまして……、
どうもありがとうございます。

きのう、お百度を終えました。
そしてまた、つぎの100日を、
歩かねばなりません。
ああ、わたしたちのも、きびしい旅。

投稿: ふ | 2011年6月20日 (月) 16時42分

Sせんせい

あれ、うれしや。

いらっしゃいませ。
よくいらしてくださいました。

せんせいのもとに通う(整体/カイロプラクティック)
ようになって、疲れ知らずになりました。
2週間に1度は、てくてく7分歩けますし(笑)。

梅雨が明けたら、
山歩きを再開しようと思います。

ここへいらしてくださったことも、
どうもありがとうございます。

佳い日日を。

投稿: ふ | 2011年6月20日 (月) 16時38分

えぞももんがさん

歩くときは、途方もなく歩きます。
いまに、海を渡って、札幌まで歩いてしまうかも
しれません。
(待ってて、くださいね)。

でも、
家を出ないとなると、平気で10日、
出ませんから。

気をつけます。
だるまにならぬよう。

投稿: ふ | 2011年6月20日 (月) 16時29分

ゆきたんさん

みつかってしまいましたね。

あれはね、
「昔ながらの夏の過ごし方」というテーマだったのです。
ああ、わたし、おばあさんに近づいたわ……と
思わされました。

少しは知恵をつけなくては。

投稿: ふ | 2011年6月20日 (月) 16時27分

がーねっとBeeさん

雑巾って、
思いのほか、ひとに勇気と、
しあわせをもたらしますね。
がーねっとBeeさんの「ものがたり」のような
お話を読んで、つくづくそう感じました。

投稿: ふ | 2011年6月20日 (月) 16時25分

あやこさん

こんにちは。

一定のリズムが刻めると、
心地よいような気がするけれど、
それを家庭に望むのは……無理だし、
それに、つまらないような。ね。
ずれた音。調子の狂った手拍子。
乱れたリズム。
こんなのが、好きです。

……乱調が。

いつもありがとうございます。

お仕事場に向かって、申します。
佳いお仕事を。
行き帰りの無事を。
やすらぎを。

投稿: ふ | 2011年6月20日 (月) 16時23分

ふみこさま、みなさま

 ここへお邪魔して、また元気に、愉しくなりました。
 そして、発見!
 
 私って、最近、ホッと一息何かをするってないような…と思っていたら、
 子どもたちが、せがんでくる折り紙がありました。
 “手裏剣”と同じようね、
 「かぶと作ってぇ」、「チューリップ作ってぇ」、「お花作ってぇ」……、

 人が忙しいときに限ってぇ。
 と思ったりして始めるのですが、
 いつの間にか、すっかり愉しくなっているのです。

 こんな感じっていいですね。
 ここへお邪魔して、また思い起こせました。
 いつもありがとうございます。

投稿: もも | 2011年6月20日 (月) 12時55分

ふみこ様 皆様
こんにちは

ひとつ、ひとつの積み重ねで私たちの暮らしは成り立っていますね。

ひとつずつを、楽しんでやれたら毎日がまた清々しいですね。
改めて、カタツムリの良さを感じながら読ませていただきました。

昨日で百日でしたよね?
ふみこ様のしおりも、ひと積み重ね終えられたところでしょうか…。
ありがとうございました。
近ごろの私は、バルサ達の国々をまだ旅しています。
家事や仕事の間に、15分とか一章分とか区切りながら読み進めています。

今日は娘が帰って来たら、一緒に梅シロップ作ります(^-^ゞ

投稿: ぽんぽん | 2011年6月20日 (月) 09時58分

やまもとさん。

おはようございます。
昨日はありがとうございました!
楽しくあっという間の時間でした。
また行きましょう!

「仕事」や「運動」、「遊び」など。
全てはバランス。
無理せず楽しく続けていきましょう!

ではランニング行ってきます!!

投稿: S | 2011年6月20日 (月) 09時02分

ふみこ 様

6月も あと10日ですね。
と、言ってしまうと なんだかその10日を
ひとまとめにしてしまった気がして
「失敗した ・・・もったいない」と思いました。

もうすぐ一年の半分が 終わるのですね。
一区切り
私の「一区切り」をつけたい時の行動は
なんだろう? 

部屋のカーテンを洗う
シーツやタオルケットを 洗う・・・。
あっ やっぱり・・・・森を 歩く。これでした。

忙しい日々が続いているのですね
お体大切にしてください。
そして たまに 散歩も お勧めです。 

投稿: えぞももんが | 2011年6月20日 (月) 05時06分

ふみこ様、皆様
今日、リンネルを購入したら、ふみこさんが、掲載されていました。すごく、嬉しく思いました。
暮らし方、考え方、生き方のヒントみたいなもの、ふみこさんから、いつも、いただいています。

リンネル、今夜、じっくり読みます。楽しみです。

投稿: ゆきたん | 2011年6月19日 (日) 22時11分

去年、雑巾縫いにハマった時期がありました。
何だか、わざわざ古タオルをチョイスし、縫う時間を作っていました。
ありますよね…。
わざわざ…する。
不格好な雑巾のうち、2枚、息子の学校に持たせました。

最近も、トイレ・玄関掃除用に、おしぼりなんかに使うタオル(新品!)をおろしたんです。
実は、最近、この2か所、掃除を横着しちゃってました。
掃除シートとか、トイレットペーパーで拭くだけ…。
最近、体調がイマイチだったんですね。
体中がグズグズしているみたいで…。
ひょっとしたら、しっかり拭き掃除してないから?
そう思って、値引かれていたこのタオル達を購入。
これをこのまんま使うのは味気ない…と、何故か、刺繍糸で端っこになみ縫いをちょっとずつ…。
掃除場所によって、糸の色を変えて…。

私、きっと、何でもかんでも体を動かしたかったのかも…。
ふみこさんの、皆さんのお話を読んで、そう思いました。


追伸:
 どりすさん、こちらこそ、うれしかったです^^
 お返事ありがとうございます^^

投稿: がーねっとBee | 2011年6月19日 (日) 19時41分

ふみこさま

 こんにちは。とってもこころに響くお話で、コメントせずにはいられませんでした。

 うちの娘ともあと十年もするとこんなエピソードが生まれるといいなぁと思いました。 

 まだまだ思うようにリズムがつかめていないのですが、こつこつとがんばりま~す!

 いつも職場から読ませてもらっています。それでは・・・

投稿: あやこ | 2011年6月19日 (日) 19時14分

はつえさん

まあ。
手裏剣がひとつ、ひとつ……。
手仕事と子どもを仲よくなるといいなあと、
思うのは、こういう瞬間です。
ひとつひとつ、
少しずつ、の達成感を得てほしくて。

素敵。

手裏剣の「その後」、きっとおしえてくださいね。

投稿: ふ | 2011年6月19日 (日) 06時14分

のんさん

おはようございます。

うちの台所は、西向きです。
「あ、のんさん……」という感じの、
窓と窓。
あいだに何があろうとも。

投稿: ふ | 2011年6月19日 (日) 06時11分

ふみこさま、おはようございます。

いま、5歳になる娘が、(毎日ではないのですが)折り紙で手裏剣を作っています。
作っては袋にためて、たくさんできたらわたしにプレゼントするのだそう。
決していちどに何枚もこしらえません。
「1枚ずつ、ひと針ひと針の心地よさ」を、彼女はあじわっているのかな、と思います。
すこしずつ袋の中がいっぱいになってゆく心地よさを知ってしまったかな、彼女はとても楽しそう。
いつごろ受け取るでしょうか。
わたしは「1枚ずつ長くつながってゆく道」の向こうで待っています。

待つことが楽しいなんて、うれしいことだなぁ。

投稿: はつえ | 2011年6月19日 (日) 05時48分

忙しい時ほど、こういうことが 出来るような気がします。
時間があると、まぁ あとでいいか・・・ と。
積み重なる 雑巾と布巾は
お二人の やりとげられたお仕事の 証ですね。

ふみこさま、先週の続きですが、
我家の台所の窓は 東向きです。
ふみこさんは 夕焼けを眺められたということは ・・・
本当に わたしの見ている空は
ふみこさんに つながっているんだなぁと。
じーっと見ていると けんちゃんさえ 見えてきそうです。

投稿: のん | 2011年6月18日 (土) 11時50分

ゆるりんりんさん

その雑巾、使い勝手がよさそうですね。
そう思いながら、つい縫ってしまうのは、
縫い目の立った布が、重なっている様子が
好きだからにほかならないかもしれません。

「けんちゃん」のなか……?
承知しました。
いつかきっと、お目にかけるとしましょう。
「けんちゃん」にも、聞いておきます。

投稿: ふ | 2011年6月17日 (金) 09時33分

みぃさん

「ゆとり」が失せるのは困るので、
思いついた手仕事を、
合間にちょっと入れたりしているんだと
思います、わたし。

じつは、
何かを迷ったりする暇(いとま)もないので、
それを「する」か、「しない」か、それだけを
考えているような気がします。
ゆとりの手仕事に関しても、
家のことにしても、
仕事にしても、すべて。

みぃさんには、その感じ、
わかっていただけそうな気がして。
これは、打ち明け話。

投稿: ふ | 2011年6月17日 (金) 09時29分

ふみこ様

ぞうきんを縫われる方が
いっぱいいっらっしゃるのに驚いています、
と言ったらびっくりされますか?

わたし、古くなったタオルをたたんで使います。
ぞうきんがけをする時に
いつもきれいな面でふきたいと思ったのが
始まりでした。
たたんだぞうきんでどこかふいたら
パタンと違うきれいな面を出して次をふきます。
そのくりかえし。
その快感を知ってからやめれなくなりました。
乾くのも早く、においません。
こんなんわたしだけかなあ・・・

久しぶりのけんちゃん、
中をどんなふうに使われているのか
めっちゃ気になります。
こんなんわたしだけかなあ・・・

投稿: ゆるりんりん | 2011年6月16日 (木) 19時41分

ふみこさま みなさま

こんにちは。
針仕事が好きで針を動かすことが日常となっている私ですが
2年前は子供の習い事の役員やら 地域の役員やら
大小5つほどの仕事をさせていただいていました。
報酬を得るお仕事をしていない気楽な身ではありましたが 
いつもの”とんちんかん振り”に拍車がかかり、
とても針を動かす『ゆとり』がありませんでした。

好きなことをしたくてもできない私は(やってはいけない気がしていました)
なんだかとてもイライラしていたし、ギスギスしていました。

そんな日々を送っていた夏休みの最終日
大慌てで宿題に取り組む息子達のそばで 
これまた大慌てで新学期用の雑巾を縫いました。

雑巾を縫うために針を動かしているだけなのに とても楽しかった。
忙しくしている時にこそ 好きなことをやらなければいけないのだな…

ふと 茨木のり子さんの詩の一節が浮かび シュンとなりました。

”ぱさぱさに乾いていく心をひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
自分の感受性くらい自分で守れ
ばかものよ”

その後はちょっとした隙間時間に針を動かし 
嵐のような日々を なんとか乗り切りました。

忙しい時にこそ好きなことを!
自分の心をリセットすることって大切ですね。
ふみこさんのお話を読み なんだか強く頷いてしまいました。

投稿: みぃ | 2011年6月16日 (木) 15時57分

Kouji さん

なんて、うれしい。
自分の「不器用」が認められ、
褒められて……。

うかれついでに、自慢してもかまわないでしょうか。
つくるイメージは、いつもとてもはっきりしていて、
びゅーんと、そこへ向かってひた走ります。
この勢いに、わたしの「不器用」は力を加えるようなのです。

ありがとうございます、褒めてくださって。
天にものぼる思いです。

ちくちくしながら、
創作に励んでください。


投稿: ふ | 2011年6月16日 (木) 09時49分

焼海苔の の さん

わたしもわたしも。
雑巾は、縫って持たせてきました。
自分が縫ったあと、子どもに、色の糸で、
もうひとめぐり縫わせます。

これは、おまじない。
「学校に魔物がやってきませんように。
くるんなら、たのしい魔物がきますように」
という……。


投稿: ふ | 2011年6月16日 (木) 09時44分

ぽこはなさん

わたしね、
モノを持ち過ぎていると、落ちつかなくなる
性分ですが、
雑巾や布巾はちがうみたいです。
縫ったものがためてあると、
つぎの働きを思えるからでしょうか、
それはそれは、心強くて。

わたし、いま、雑巾大尽。


投稿: ふ | 2011年6月16日 (木) 09時41分

どりすさん

2段とばしで「駆け上がる」と、
落ちているものも、見逃しますものね。
わたしも、気をつけます。

ありがとうございます、どりすさん。

投稿: ふ | 2011年6月16日 (木) 09時38分

ふみこさま、みなさま、こんにちは。
 
ふみこさんは、こういわれると嫌かもしれないけれど、二女さんは、ふみこさんの信条をそれとなく息を吸うように受け継いでいらっしゃるようにおみうけしました。
自然に息を吐くようにしたその二女さんの行為が、還元して、ふみこさんの目の前を照らすかんじ。
ふみこさん、や、みなさん、怒らないでくださいね。
よくふみこさんはご自身を「不器用」とおっしゃる。そうだなぁ、とおもいます。その自覚があるからこそ、さまざまな創意工夫があり、ふみこさんはおなじく不器用なひとに向かって「こんなやり方があるよ」と語りかけるのが、ふみこさんのお作だとおもっています。
かくいう自分も、不器用です。
ちくちくの行為においては、ぶざまです。
ぶざまでも、ちくちくしてみようかな、とおもいます。
 
紫陽花が綺麗に花を咲かせています。
佳い梅雨を。

投稿: Kouji | 2011年6月15日 (水) 19時52分

ふみこさま

娘が小学校に入って、学期ごとに雑巾を持っていくようになりました。
そこで、私が決めていること。。。「自分で雑巾を縫うこと!」
「安く売ってるよ~」と言われても、なんだか雑巾って手縫いに
こだわっちゃうんですよね。

でも、いつも期日間際にすごい顔して縫っているので、
2学期までには、すがすがしい気分で、仕事の区切りに縫いたいなぁと
思ったところです。

投稿: 焼海苔の の | 2011年6月15日 (水) 16時13分

ふみこさま

お久しぶりです。
いつも読んでいます。

雑巾を作ったりして、自分の中に区切りをつける行為とてもいいですね。
なかなか区切ることができずにダラダラ、グズグズとしてしまいがちですが
そんなことをしてると、自分の中にイライラがたまってしまいます。

心のスイッチの切り替えがうまくできる人がうらやましいです。

わたしも、家事や育児の間に古タオルを雑巾にしてみようかな?
その位の余裕がないとだめですね・・・。

投稿: ぽこはな | 2011年6月15日 (水) 14時30分

ふみこさま、みなさま、こんにちは。
 ふみこさまとけんちゃんの間柄、やりとり。
 なんとも羨ましい相棒ですね。
 「けんちゃんの上に・・・」から、私は震えながら笑ってしまいました。
 すみません、ふみこさま。
 「すずめの化身」で、のけぞりました。
 二女さんが登場されて、心落ち着きました。
 1枚ずつ、1つずつ1つずつ・・・気持ちが先走ることが多い近頃、
そう口にすると、すぅううっと、変な強張った力が解けていきそうです。
 せっかちの私が、マンションの階段を 2段飛ばしで駆け上がっていると、
近所の、母の小さなボーイフレンド(6歳)が
 「大事なものを 落とすよ」と、よく言います。
 これからは、1段1段、ちゃんと上がろう、落とさないように。

 (この場をお借りして) ガーネットBeeさん
  匂いつきねり消し・・・懐かしいなぁ。
  高校時代に心馳せました、ありがとうございます。
 
 

投稿: どりす | 2011年6月15日 (水) 13時07分

あすちるべさん

「ちくちく」(とても壮大な)復活、
おめでとうございます。
どんなふうなものなのか、
想像するだけで、どきどきします。

毎日新聞社のM氏から、
信じられないほどの数の応募があったことを、
聞きました。
数は伏せますが、いま、あすちるべさんには
相当な「当たり」運があると思えます。
不思議な縁を感じます。

どうか、その運を信じて、
何か当ててくださいね。
……何か。


投稿: ふ | 2011年6月15日 (水) 09時49分

尚子さん

こんにちは。

「けんちゃん」は、震災のあと、
文房具の在庫と、末の子の学校関係のプリント
置き場になったのです。
もう何年も前から、その仕事をしている、というふうに
見えます。

自分のために、
お嬢さんのマフラーを。
というところが、素敵。

投稿: ふ | 2011年6月15日 (水) 09時43分

寧楽さん

そうなんです、そうなんです。
「居たがり」には、とても……、
風が大事なんです。

澱むのは困ります。

さわやかに吹かせてくださって。
ありがとうございます。

投稿: ふ | 2011年6月15日 (水) 09時38分

きんもくせいさん

冬の帽子!
なんだか、いいなあと思いました。
冬までの、日日のつながりを思えて。
それを希えて。

雑巾と布巾が重なってゆく、このうれしさは、
なんともいえないものです。
とてもとても贅沢な気持ちでもあります。

投稿: ふ | 2011年6月15日 (水) 09時37分

CITRON さん

CITRON さんが、投げかけてくだすった
「段取り」ということば。
はっとしました。

「段取り」について、
考えるともなく考えつづけてきたことに
気がついて。
それは、近いうちに書いてみたいとおもいました。
課題を、ありがとうございます。

投稿: ふ | 2011年6月15日 (水) 09時34分

ふみこさま
お久しぶりです。

最近、どたばたとしてしまって、気持ちに余裕がなくなっていました。
こちらに火曜日におじゃまして、一週遅れてふみこさん、みなさんのおたよりを読んで、ほっとして、考えて・・・ちくちくの余裕もちょっとなくなっていました。

そんな中、先週はうれしい事がたくさんありました。

ちくちくの先生が(韓国のパッチワーク、ポジャギの先生です。でも、ちょっとお休みしています・・・)生徒みんなの作品を集めて小さな写真集を作ってくださり、それをプレゼントしてくださいました。どの作品も色とりどりで、見ているだけでやっぱり少しずつでも家で続けようと思い裁縫箱と縫いかけの布を出してきたところです。
一区切りの時間、そうですよね、それならできます。

そうして、次の日、なんと毎日新聞社からふみこさんの本が送られてきました。連載の200回記念のプレゼント分です。「本は持っているのですがふみこさんの連載を楽しみに待ってます」と新聞社の方にお伝えしたくて応募してしまいました・・・汗。この一冊は母にプレゼントします。
そうして次の日、ちょうど頭の上をUターンして行く飛行船を見ました。少し低空飛行していたので、道行く人が皆、空を見上げていて、ちょっとほのぼのとしてました。

一針ずつでいいのですよね。

投稿: あすちるべ | 2011年6月14日 (火) 20時52分

ふみこさま

けんちゃんが書庫?に替わったとは存じませんでした。

針仕事、いいですね。私は昨冬はハードな仕事の中、唐突に娘のマフラーを編み始めました。娘の為というよりは明らかに自分の為に…
すっごく楽しかったです♪

目の前の仕事も楽しくこなしたいです。逃げ回らずに(笑)

ふみこさまをめあてにしています。

投稿: 尚子 | 2011年6月14日 (火) 20時45分

ふみこさま

仕事や家事が
積み重なってくると気持ちが重くなってきます。

ひとつ、ひとつと
言いながら片づけていきます。

おじょうさんやふみこさんのひと針、ひと針

すごくよくわかります。
一足飛びでないのが
いいです!

居たがりのふみこさんにも、風が変わるいいことですね!

投稿: 寧楽 | 2011年6月14日 (火) 18時07分

ふみこさま

こんにちは。
私はいま、自分の冬の帽子を編んでいまして、ときどき時間があいた時に
2~3段編んでいます。
5分かせいぜい10分、できない日も多いんですが、それがいいのかも・・・
と思い始めたところでした。

ぞうきんもいいですね。
古タオルがたまっているのも気になっていたし!
うちはミシンがないので手縫いで。
子供の頃、縫ったなあと思い出しました。

投稿: きんもくせい | 2011年6月14日 (火) 15時51分

ふみこさま

すこし蒸し暑い日がでてきましたね。
お嬢さんの気分転換の仕方、
やはりお母様ゆずりでしょうか。
すてきですね♪

ここのところ、根をつめて仕事をしていましたが、
気持ちの区切りをつけるのが実にへたくそで、、、
あー、あと、10分机に向かっていたいなぁ、、とか、
未練がましく思って。段取りが悪いことを
棚にあげて、家事を後回しにしたりして。。
潔くないなぁ、と反省していたところでした。

こんな風に、チクチクチクっと
気分を入れ替えればいいんだなぁ
あぁ、また助けてもらった、という感じです。
なるべく、潔しといきたいものです。

投稿: CITRON | 2011年6月14日 (火) 15時37分

バッテリーさん

そういえばバッテリーさんは、
縫いものの達人でしたね。

バッテリーさんのいる「針の会」に、
わたしもちょっと混ぜていただきたいような。
手を動かしながら、そこに共にあるという感じ、
いいなあと思っています。

投稿: ふ | 2011年6月14日 (火) 12時32分

こぐまさん

「ぶきっちょ」というのは、
財産ですよね。
「器用」になるをめざせば苦しいかもしれませんが、
「ぶきっちょ」のなす作品というのは、
おもしろみがあって、まじめさもあって、
好きです。

それに、ほんとうに「愛着」!

投稿: ふ | 2011年6月14日 (火) 12時29分

ふみこ さま

昨日、日曜参観の振りかえ休日で、
職場の医院に、看護士さんが
小六の娘さんを連れてきてたのですが
その二人の会話が、
「苦手なミシンの練習に、
古タオルいっぱいあるから、
雑巾縫って、被災地に送るよ。
リサイクルできて、喜んでもらえて、
ミシンも上達して、
一石三鳥やん!!」
娘さんは、
「エ~~!」
って、口をとがらせてたけど・・・

わたしもそれに乗っからせてもらって、
昨夜から古タオルから、古シーツまで総動員して、
ジョキジョキ、ちくちく
やってるところでした。

けさのお話をよませていただいて、
思わず、うふふ。。。

しばらく、
わたしも新米お針子さんの
仲間に入れてもらおうと思います。

投稿: バッテリー | 2011年6月14日 (火) 11時12分

ふみこさま。

わぁ素敵と思いながら、読ませていただきました。
私も、ときどき無性に縫物をしたくなるときがあります。ぶきっちょなので、
できあがりは、ぼろっとしていますが、手作りって愛着がわくんですよね。
この間、お茶会に行くことがあって、和の世界に魅了されて帰ってきました。
帰ったら、懐紙入れを作りたくなって作ってみました。
ブログにアップしているので、よかったらのぞいてみてください。
では、またぁ。

投稿: こぐま | 2011年6月14日 (火) 10時29分

コメントを書く