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profile:山本ふみこ
随筆家。1958年北海道生まれ。つれあい、娘3人、黒猫との、5人と1匹暮らし。ふだんの生活をさりげなく描いたエッセイで読者の支持を集める。著書に『片づけたがり』 『おいしい くふう たのしい くふう 』、『こぎれい、こざっぱり』、『人づきあい学習帖』、『親がしてやれることなんて、ほんの少し』(ともにオレンジページ)、『家族のさじかげん』(家の光協会)など。
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2011年7月19日 (火)

向きあうもの 〈引用ノート7〉

 今日から弟子となった貴子に、王(ワン)はまずスープ作りを教えた。
 緊張している貴子(たかこ)に「貴子さん、冷蔵庫に、鶏のミンチが入っていますから、取り出して下さい」
 「ハイ」
 大きな冷蔵庫から、鶏のミンチを取り出すと「ボウルにあけて下さい」
 「ハイ」
 貴子は言われた事に対してテキパキと動こうと努めた。
 「ミンチは八百グラムあります。三倍の水で、ミンチを溶いて下さい」
 「あの、スープなんですよね?」
 「そうです」
 「鶏ガラとかは?」
 「いりません!」 
 王の声が響いた。
 驚く貴子に「貴子さん、貴方、一杯料理の本を読みましたね」
 「ハ、ハイ?」
 「全て捨てて下さい。これから貴方が相手にするのは目の前にある食材です。本ではありません。良いですね」  
                             映画「しあわせのかおり」より(※)

 映画は、かなり観るほうではないかと思う。とくに邦画が好きだ。
 映像をつくることと、映画製作について若いひとたちにおしえる仕事をしている夫に、「え、それも観てるの?」と驚かれることがあるほど、かなり一所けん命観る。
 映画は、暗闇のなかスクリーンで観てはじめて映画だと云えるとは、長年夫におしえこまれてきたことだし、それにちがいないと、自分でも思う。が、なかなか映画館に出かけられないという都合を抱えるわたしは、年間通じて100本ほど観る映画のうちの90パーセントまでを、書斎の机の上の小さな小さなDVDプレイヤーで鑑賞している。
 書斎にいるときには、この小さな小さな画面に映画世界がひろがっている。ものを考えながら、手をとめてぼんやり眺めていることもなくはないけれど、原稿を書くときもたいてい右方で映画を上映している。読むとき音は困るけれど、書く(描く)ときには、あったほうがいい。
 契約しているある会社の映像レンタル部門から、月に8枚———1週間に2枚ずつ———DVDが郵送されてくる。つねに自分で20〜30作品選んで登録してあるなかから、2枚届くというわけだ。
「ああ、今回はこれとこれか」と思うが、その送られ方が何とも云えず時宜にかなっているのがおもしろく、誰かが、わたしのこころの有り様(よう)をどこかで観察して注意深く作品を選択してくれているのではないだろうか、と思いかけるほどだ。
「ながら」で観ることが多いわけだが、好みの映画はつかまえることができる。つかまえたら、その作品(DVD)を購入することにしている。これは、わたしが「好き」となったら、何度も何度もくり返し観たい質(たち)であるからだけれど、(こんなにすきな映画を)映画館で鑑賞しなかった申しわけなさ無念さを確認する意味もある。

「しあわせのかおり」は、たまらなく好きだと思って、DVDを購入した作品のひとつだ。何度観たか知れない。どこがどんなふうに好きなのかと説明しようとしても、ほんとうのところ、全体的にいいとしか云えないような気がする。映像に関してのわたしの「好き」の条件は、いやなところがないということでもある。それは、映像作品とがっぷり四つに組む立場のひとからすると、まるでなってない見方かもしれないけれど、わたしはそうなのだから仕方がない。まるでなってなかろうが、こうも云いたい。わたしには、映像が恐ろしいのだ。
 いいなあと思う場面がいつまでも記憶に残るのと同様に、(わたしにとって)忌まわしい場面も記憶にとどまり、長きにわたって胸を塞ぎにかかる。本は、それを閉じてしまえば、比較的早く忘れてしまえるけれども、映像のこびりつき方は並大抵でない。
 年をとったら、過去に自分が好きだと思った映画をくり返し観たいと思っている。そんなささやかな夢をもっているのに、映像世界の変貌はかなりめまぐるしくて、VHSがDVDに取って代わったと思ったら、今度はブルーレイだということになって、困る。いっそ、小さなプレイヤーを何台もとめておいて、世のひとがDVDなど忘れ去っても、ひとりDVDで映画鑑賞する婆になろうかと考えている。

 つまらないことを長長書いて、「しあわせのかおり」の話になかなかなってゆかないが、この映画は、わたしに対象と向きあうこころをおしえた。人生、苦労もいっぱいだけれど、誰が何と云おうと、もっともっと自分の思いを尊重していいのではないかという、ほの明るい気持ちにさせてくれた。そうして、こころの赴くままに、聞くべき(聞きたい)声を聞き、向きあうべき(向きあいたい)ものに向きあえばいい、と。

 それから。この映画の凄みは、もののおいしそうなことだ。
 日日の事ごとに疲れたら、「しあわせのかおり」の厨房世界に身を寄せて、お腹をくうと鳴かせてやるのにかぎる。
 トマトの卵炒め、何度つくってみたか知れない。

※「しあわせのかおり」
 2008年/124分
 監督・脚本 三原光尋
 製作 「しあわせのかおり」製作委員会
 配給 東映
 出演 中谷美紀 藤竜也 田中圭 八千草薫ほか

        *

 『しあわせのかおり』(三原光尋/幻冬舎文庫)がある。
掲出のくだりは、文庫より引用した。


Dvd

机上の上映環境です。

きょうの上映。
「おと な  り」
(2009年/119分/監督 熊澤尚人/脚本 まなべゆきこ/
製作・配給 ジェイ・ストーム/出演 岡田准一 麻生久美子ほか)

|

コメント

ふみこ様

恩寵、素敵な言葉です
そして、ふみこさんに、優しい手を差しのべていただいていることに、感謝します。

投稿: ゆきたん | 2011年7月26日 (火) 18時29分

ゆきたんさん

おはようございます。

相手がモノの場合は、
使う人間が一方的に別れを
決められるというのが宿命です。
そして、たいてい……、
別れたら、モノの一生はおわることになります。
それで、じたばたもするし、
なるべく一緒に、とも考えるわけかもしれません。

ひととのことでは、
別れや変化など、いろいろ経験してきましたが、
流れのままです。
うつろってゆくことが、
恩寵のようにも思えて。

おたより、ありがとうございます。

佳いきょうを。


投稿: ふ | 2011年7月26日 (火) 05時55分

ふみこ様、皆様
ここに来てよかったです。

そうですね、しあわせのかおりや、かもめ食堂など、観てみます。ふみこさん、ブルーレイがどういうものなのか、私も、よくわからないのです。
ブラウン管のテレビと、私はお別れをしたけれど、ふみこさんの、そういう別れを簡単にしないところが、好きです。
私も、友人が、テレビを譲ってくれたから、決心ついたけど、お別れするとき、きれいに拭いて、お礼を言って別れました。

ふみこさん、温かいメッセージ、ありがとうございました。

また来ます。

投稿: ゆきたん | 2011年7月25日 (月) 23時08分

焼き海苔の の さん

こんにちは。

「すいか」?
知りませんでした。
観ますね。

おふたりではまったのか……と思いながら、
観ます。

投稿: ふ | 2011年7月25日 (月) 11時11分

がーねっとBee さん

うちは、
地デジ化7日前という日に、
やっとアンテナを立て、
切り替え装置をつけました。
分厚いアナログテレビ、健在です。
(まだまだ、相当使えそう)。

屋根近く、アンテナとりつけに奮闘する夫の
ズボンをぎゅっとつかんで見守りました。
こういう光景、何年かしたら、
なつかしく思いだすんだろうな。
と、思ったことです。


投稿: ふ | 2011年7月25日 (月) 11時09分

ゆきたんさん

ブルーレイというもの、
わたしにはわかりませんが、
様子、おしえてください。

落ちこむはなし……。
そこから抜けだせないというのは、
ひとつの恩寵。
目に見えぬやさしい手が、
ひきとめてくれているのかもしれません。
こんなときは、こもり気味に、
しずしずと(ほんとうは「夏眠」できると
いいのですけれどね)過ごしたら……どうでしょう。

わたしが今回おすすめした「しあわせのかおり」や、
皆さんがいろいろ書いてくださった映画のDVDを
観る好機では……?

投稿: ふ | 2011年7月25日 (月) 11時03分

ふみこさま、みなさま

映画の話、おもしろいですね!
『フライド・グリーントマト』も『トイレット』も『西の魔女が死んだ』も大好きです。

そして、親子で小林聡美・もたいまさこ好きなので、
『かもめ食堂』や『めがね』なども大好き。

映画ではないですが、小林聡美・もたいまさこが出演していた
ドラマ『すいか』(2003年)のDVDを購入したら、
娘がはまってしまい、「好きなものが同じなのね」、とうれしくなりました。
あっ、私も映画はひとりで観ます。

投稿: 焼海苔の の | 2011年7月25日 (月) 10時16分

ふみこさん、皆さん、おはようございます^^

「かもめ食堂」のもたいさんのシーン、何だか不可思議で、思い出し笑いしてしまうんです^^
実はもたいさん演じるマサコさんって、魔法使いのような存在なのかもしれないな…なんて。
彼女の周りに起きてしまう事件も、接着剤みたいにみんなをくっ付けてしまう所も。

我が家にも「アナログテレビ」「ビデオ」がありますが、マンションでケーブルテレビを入れている事もあって、「デジアナ変換」とやらのサービスがあるとかで、まだ両方と2年位は使えるそうです^^
そんな訳で、まだアナログを嬉々として引きずる我が家…です^^

投稿: がーねっとBee | 2011年7月25日 (月) 08時13分

ふみこ様
おはようございます

私も、ゆっくり、観てみようかなあと思いました。ブラウン管のアナログテレビと、お別れをして、ブルーレイ内蔵のテレビになったから。今まで、なんと、VHSに録画していました
友人のもとから、私のもとへ、やってきたテレビ、大事にして、色々映画、観てみようかなあと。

最近、落ち込むことが多くて、抜け出せなくて。

また、ここに来ます。

投稿: ゆきたん | 2011年7月25日 (月) 07時31分

みぃさん

今週は、ことさらに、
いろいろありがとうございました。

おかげで、この場がいきいきと。

投稿: ふ | 2011年7月23日 (土) 10時51分

えぞももんがさん

追伸

うらやましいのは、
平次さんもですが、
何より、えぞももんがさんです。

投稿: ふ | 2011年7月23日 (土) 10時49分

えぞももんがさん

また、一緒で、うれしい……。
わたしとしては、少少思いきった告白でも
あったので。

銭亀の「平次」って……。
その名づけの素敵さって、何……と、
思わず絶句しました。
平次さんは、そこいらを自由に歩いて
いるんですね。
うらやましくなってきました。

投稿: ふ | 2011年7月23日 (土) 10時48分

ふみこさま みなさま

おはようございます。

ふみこさん そして ももさん
どうもありがとうございました

書いて伝えることのむずかしさ そして楽しさを
この場をお借りして学んでいけたらいいな…と思います

今週は 何度も何度もお邪魔してしまいましたね

ではみなさま 豊かな週末を。


投稿: みぃ | 2011年7月23日 (土) 09時59分

ふみこ 様
おはようございます

ここまで ずっと 皆さんのコメントを読んで
「さあ もっと ゆっくり 映画のはなし しましょう」と
言いたくなってしまいました。

「映像に関してのわたしの「好き」の条件は
いやなところがないということでもある。」

この ふみこさんの言葉 とってもしっくりきました。
テレビのドラマや 映画を見ると
たいてい「見てよかった」になります。
それは いやなところがなかった・・
からなのだなと、思い当たりました。

私は 日々の生活でも
この気持ちが 真ん中に入っているような気がします。
(良いかどうかは 別としてです)


そして 
原稿を書くときもたいてい右方で映画を上映している
その「ながら」なところ

好きな映画は何度でも繰り返し観るところ

あ~~一緒!と 嬉しくなりました。

追伸・・・・札幌は 少々風が冷たいです。
銭亀の平次が 寒そうに私の側に寄ってきたので 特別に膝の上に乗せてあげています。
暖かくなってウトウトしているようです。


投稿: えぞももんが | 2011年7月23日 (土) 06時13分

ひよかさん

映画のはなし、また、しましょうね。
「しあわせのかおり」
ご覧になっていなかったら、観てくださいね。
……押しつけがましくてごめんなさい。

王さんの素敵なことば、
まだまだ、たくさんあります。

投稿: ふ | 2011年7月22日 (金) 17時45分

Kouji さん

邦画は、好きなんです。

でもね、 Kouji さん、
ほんとうは、韓国のドラマで観たいのが
あったりするのですが、
字幕を見ないとさっぱりわからないでしょう……?

それも、困るのです。
「……ながら」の限界でもあるのです。

でも、皆さんと映画のはなしをするのが
これほどたのしいとは思わなかったので、
また、邦画の話をさせていただこうと思います。
Kouji さんも、してください。

サチ・パーカーのこと、
あれ、ちょっとした衝撃ですよね。

投稿: ふ | 2011年7月22日 (金) 17時43分

ももさん

ももさんも、
じーんとあたたかいおたよりを、
どうもありがとうございます。

しみじみ読ませていただいています。

ちょっとかわった空気……。
めざしたくなる魅惑的な方たち。

ほんと、ほんと。
眺めているだけで、いいなあ、素敵と
思わせる雰囲気というのは、何でしょうね。
そういう存在のあること、うれしいですね。

投稿: ふ | 2011年7月22日 (金) 17時40分

こんにちは。

私も、映画、好きです。
皆さんのコメントを読んでいたら、キラキラと、胸がときめきました。
好き、好き、好き、が、いっぱいで。幸せになります。

私は、忘れてしまう事は、切ないな、と幼い頃から、思い、大人になってからも、時々、それは、胸を締め付けて、どうしたものか、と思っていました。だから、王さんの言葉を、何度も読んでしまいました。

捨てて下さい。

本当に、私の胸を締め付けていたのは、向き合う事。手放して、始める事。それは、とても素晴らしい事なのにね。と思いました。

また映画のお話、聞かせて下さい。

ありがとうございます。

投稿: ひよか | 2011年7月22日 (金) 12時41分

ふみこさま、みなさま、こんにちは。
今日は涼しいです。
 
おもしろいなぁとおもいました。
ふみこさんらしいなぁ、ともおもいました。
映画好き(もしくは通)を自認するひと、そういうひとで邦画はみないというのはわりといらっしゃるので。
読書が好き、という方でも、日本のものはあまり読まないとおっしゃる方もいて、なんだか似ているなとおもっています。
そんななかで、好きだと堂々といえることが、素敵だなとおもいます。
邦画が好きだと宣言すること自体が、『もっともっと自分の思いを尊重していいのではないか』ということなのだとおもいました。
 
『西の魔女が死んだ』
自然の美しさと、サチ・パーカー。これだけで、充分満足できました。
苺畑の思い出話の場面が、特別好きです。

投稿: Kouji | 2011年7月22日 (金) 12時08分

ふみこさま、みなさま

 ここへ来ると、ホッとできるなぁと、またお邪魔してしまいました…。
 
 「人生、苦労もいっぱいだけれど、誰が何と云おうと、もっともっと自分の思いを尊重していいのではないか」ということばに、じーん。

 きっと、周囲の人やその時の状況を考えて、思わず、自分のことを後回しにしてしまう傾向があるからこそのおことばな気がしました…。
 ここには、ふみこさんに吸い寄せられた、そんな温かな方たちが、たくさんいらしているんだなぁと、しみじみ感じました。
 本当にホッ。
 
 そして、もたいまさこさんや小林聡美さんが好きという方たちが多くて、
 それもうれしくなっちゃいました。
 どこかちょっと変わった空気な気がしていましたが、
 それも目指したくなる魅惑的な方たちに思えて…。
 
 そしてね、みぃさんのメッセージを読んで、これまたじーん。
 私は、ついうれしくなって、書きこんで送ってしまった後に、
 あれ?なんか変なこと書いちゃったような…と気になったりすることが多くって…。
 公の場だから、気にかけながら書いてるつもりでも、
 難しいですね、ことばを記すって。

 では、また、お邪魔させてください… 

投稿: もも | 2011年7月22日 (金) 11時10分

みぃさん

大丈夫。
みぃさん、
みぃさんは、必要のないことを
軽く書いたり云ったりするようなひとでは
ないです。

ご存じなかったですか?

書くという「ぎりぎり」をわたしたちは、
ここで学びながら探り、
たのしんでもいるのだと思います。

みぃさんが、「失敗?」とふり返る節度が
わたしにはまぶしく、尊敬します。

どうもありがとうございます。


投稿: ふ | 2011年7月22日 (金) 07時20分

えんさん

大事なことを忘れました。
体調は、いかがですか?

また、いらしてくださったこと、
どんなにうれしいと思っているか、
お伝えするのを忘れたのです。

感謝いたします。

投稿: ふ | 2011年7月22日 (金) 07時16分

えんさん

「おと な  り」を、わたしは
とてもいいなと、思いました。
音って大事……としみじみ思い、
それから、自分の音のやかましさを
恥じました。
恥じても、やかましいばかりです。が……。

「空気人形」は、どうするかなあ……と
思っていたのですが、そうですか、
観ることにしたいと思います。

ありがとうございます。


投稿: ふ | 2011年7月22日 (金) 07時14分

みぃさん

「マザーウォーター」
申しこんであるのですが、
いつやってくるかなあ。
たのしみにしています。

いいところを必死で探させるのも、
映画のひとつの力だし、瞬発でない
ものをもっているということかもしれないですね。ね。

ありがとうございます。

投稿: ふ | 2011年7月22日 (金) 07時10分

はつえさん

身にあまるおことば、
ありがとうございます。

なでしこの佐々木監督というひとを、
ちょっと研究したくなっています。

えらそうでない。
笑顔の素敵な男(女もですけど)。
がわたしは好きなので、
そこはもうクリアしているのですが、
もっと魅力のひみつがありそうです。ね。

投稿: ふ | 2011年7月22日 (金) 07時07分

バッテリーさん

「フライド・グリーントマト」大好きです。
と、書いているいま、また、観たくなってしまったほど。

ああいう女になりたいもんだなあ、と、
いつも希っています。

ところで、
お嬢さんの「休養」は、佳くいっていますか?
心身が、休まりますように。
そして、忘れえぬ休養の日日になりますように。

投稿: ふ | 2011年7月22日 (金) 07時04分

ふみこさま みなさま

何度もお邪魔しまして すみません

受け取り方は人それぞれですが
もしかしたら 必要のない事まで書いてしまったかも…と

あぁ~ 失敗です ごめんなさい

投稿: みぃ | 2011年7月21日 (木) 16時22分

ふみこさま みなさま
お久しぶりです。
以前こちらに遊びにこさせてもらっていました。
しばらく体調を崩していましたが、また大好きなここに戻ってこれて嬉しいです。

「おと な り」はいかがでしたか?すごく空気感のるいい映画でしたよね。
みなさまのあげてらっしゃる「かもめ食堂」「西の魔女が死んだ」も大好きです。
あと「空気人形」切ない物語ですが、画面が信じられないくらい美しい。「花とアリス」も蒼井優さんがきらきらしていて…両方とも音楽も素敵で忘れられない映画です。「ピンポン」も凄かったです。
洋画では「ペネロピ」「ガタカ」が勇気をくれます。またふみこさんの映画話を楽しみにしてます。
暑い毎日ですのでお体お大事に。

投稿: えん | 2011年7月21日 (木) 15時19分

ふみこさま みなさま

おはようございます。


”たいしておもしろくもなく 
受け取るもののはっきりしない映画にも
いいところがひとつはあって…”

思わず笑ってしまいました。

「トイレット」も観ました。
最後にトイレで起こる珍事
気の毒でしたが とてもユニークだなと思いました。

「マザーウォーター」は観られましたか?

この二つの映画を観ながら
いいところを必死に探している自分に気づき
おかしかったです。

でも どちらの映画でも「もたいまさこ」さんは光っていました。

「マザーウォーター」の中で もたいさんが言う
”今日も気分良くいきなさいよ(気分良くやりなさいよ)”は
ずっと私の心に残っていて
おまじないのように 私を元気にしてくれます。

投稿: みぃ | 2011年7月21日 (木) 10時08分

ふみこさま、おはようございます。

「人生、苦労もいっぱいだけれど、誰が何と云おうと、もっともっと自分の思いを尊重していいのではないか」
「こころの赴くままに、聞くべき(聞きたい)声を聞き、向きあうべき(向きあいたい)ものに向きあえばいい」

ふみこさんのこの言葉たち、わたしのこころにあたたかくひろがりました。
くりかえしくりかえし目で追って、なんどもじんわりしました。
知らず知らずのあいだに、気持ちが疲れていたんでしょうね、
まるで温泉につかっているみたいに、ほっとしちゃいました。

ありがとうございます。


わたし、なでしこを率いた監督も魅力的な方だなと思います。
チームをとてもいい雰囲気にまとめていますね。

投稿: はつえ | 2011年7月21日 (木) 05時23分

ふみこ さま

ふみこさんとみなさんの
つきない映画のおはなし・・・

わくわくしながら聞いてました(読んで・・・かな)。

わたしの大好きな映画は、
『フライド・グリーン・トマト』 です。
映画も何回も観て、もちろん原作も買いました。
キャシー・べイツとジェシカ・タンディが
ほんとうにすてきで・・・。
この映画に登場する、
輪切りにした青いトマトのフライは、
いちどトライしてみたいのですが。

今週も元気を、ありがとうございました。


投稿: バッテリー | 2011年7月21日 (木) 00時26分

みぃさん

「西の魔女が死んだ」
よかったです、あの映画も。
あれも、5回くらい観ました。

「西の魔女」を演じたサチ・パーカーは
素敵でしたが、それがシャーリー・マクレーンの
お嬢さん「サチ」だと、途中で気づいて、
不思議な気持ちになりました。

きょうは「トイレット」を観ました。
あれにもサチ・パーカーがちょっとだけ、
出ていました。
「もたいまさこ」の存在感は、日本人の
よさを語りますね。

たいしておもしろくもなく、
受けとるもののはっきりしない映画にも、
いいところがひとつはあって。
「それ」をみつけるのも、たのしいです。
細部の美というか。

投稿: ふ | 2011年7月20日 (水) 15時29分

ふみこさま みなさま

こんにちは

私が最近観た映画で”これ 好きだなぁ…”と思ったのは
『西の魔女が死んだ』です(DVDでしたけれどね)

暮らすこと 人との関わり・別離 自然との関わり 
これらのことが描かれていて 観終わって「ホォーッ」と
深いため息をついた私です

手仕事のこともさり気なく描かれており
その”さり気なさ”が また いいな…と

人気の『かもめ食堂』も もちろん大好きです
“もたいまさこさん”が 私の中ではピカイチでした!

私も映画は基本 ひとりで観に行きます
親しい友人と一緒に観て 感想を言い合うのも楽しいけれど
その映画の余韻に浸りながら ゆっくり帰宅の途に着くのが
なんともいいものだなぁ…と思います

投稿: みぃ | 2011年7月20日 (水) 13時33分

寧楽さん

そうですか。

わたし、何かもうひとつ、
二番めの王子さまと共通の趣味が
ありましたよねえ。

ともかく。
映画はたいていひとりで観ます。
映画館に行くのも、ひとり。
観終えたとき、相当に影響を受けて
歩き方までちがっている自分を、
ひとり受けとめ、帰るのです。

ことし、映画館で観た映画では、
「英国王のスピーチ」が好きでした。
昨年のでは、
「ハーブ&ドロシー」。

きっと、王子は観ているはず。

投稿: ふ | 2011年7月20日 (水) 10時09分

トトさん、トトさん

二度呼ばせていただいたのは、
あんまりかわいいお名前だからです。
そうですか、「オズの魔法使い」のね。

いらっしゃいませ。

お暑いなかを、いらっしゃいませ。

ご自分の思いを大事に。
ここへときどきいらして、
思いを確認してください。

投稿: ふ | 2011年7月20日 (水) 09時54分

ふみこさま

あぁ、こういう映画の観方もあるんだと!思いました。

自分だけの時間がいいなぁ。


次男は映画、大好きです
この夏休みにも何本、観るかわかりません。

本や映画も作った人たちを思うとおろそかにはできません!

投稿: 寧楽 | 2011年7月20日 (水) 09時21分

ふみこさま、皆様
はじめまして。
小さい頃すきだった映画
ジュディ・ガーランド主演の
オズの魔法使い。
その中に出てくるワンちゃんの
名前トトを拝借いたしました。

rantanaさん、ゆるりんりんさん
アリスさん、CITRONさんのように
わたしも、自分の思いを
大切にしてあげなきゃと感じました。
他人の思いを考え過ぎて
自分をどこかに置いて来てしまうんです。
それだけならまだしも、
自分の思いすら、わからなくなっちゃって。

なでしこジャパンの皆さんの
強い思いに、心を震わせられました。

かもめ食堂、好きな方が多くて
嬉しくなりました。
映画館で観て、DVDも買い
何度も観ています。
飯島奈美さんのさりげない料理がいいです。

ふみこさん
チャイナ・シンドローム
懐かしいです。
だけど、この時代に観るべき
かもですね。


投稿: トト | 2011年7月19日 (火) 22時42分

CITRON さん

いい、となったら、
好き、と思ったら、
何度も何度も何度も何度も
観たり読んだり。
そういうしつこいところがあるんだなあ、自分には。
と、思います(笑)。

映画のはなし、また、させていただきます。
CITRON さんも、してください。

投稿: ふ | 2011年7月19日 (火) 18時20分

アリスさん

そんな決心のなか、どうもありがとうございます。
いらしてくださったこと、うれしく。

いいですねえ。
ちくちくの風を感じて、ほおおっとなりました。
いい風、吹かせてくださいね。

くねくねの道を、どうかたのしんで……。
佳い夏を。

投稿: ふ | 2011年7月19日 (火) 18時18分

ゆるりんりんさん

わたしも、宝塚(大劇場)に行くときの
ひとつのたのしみは、
阪急電車に乗ることです。
あのチョコレート色の電車。
……好きだ。

なでしこの皆さんへの感想、
わたしもおんなじ。
揺るぎないものをもちつづけた彼女たち!
見習いたいです。ね。


投稿: ふ | 2011年7月19日 (火) 18時16分

rantanaさん

コペルニクス的……ですか……。

思いがけない、自分のやり口に出合うという
感じでしたね。
映画の「……ながら観」は。

あたらしいことがはじまるのですね。
レッスンということば、いいなあと思いました。

投稿: ふ | 2011年7月19日 (火) 18時13分

どりすさん

「……ながら」でも、
つかまえた映画は、一生ものです。

そのことが、うれしくて。
ええと、守銭奴の(ためるのは、お金ではなく、
映画ですけれど)婆のようです。


投稿: ふ | 2011年7月19日 (火) 18時09分

こぐまさん

きょうか、明日、
「チャイナ・シンドローム」(1979年/アメリカ)を
観るつもりです。
これは最初から「……ながら」ではなく、
正座して凝視しようと。

投稿: ふ | 2011年7月19日 (火) 18時06分

ユーフォ吹き さん

美味しそう……というのは、
ほんとうに魅力ですね。

「かもめ食堂」のときは、
きれいなブラウスほしいな……とも
思いました。

投稿: ふ | 2011年7月19日 (火) 18時01分

ふみこ様

映画のお話、興味深かったです。
気に入った作品を繰り返し見る、こと、
私も好きです。
たくさん見るほうではありませんが、
気に入ったものは、繰り返し見ます。
咀嚼するかのように。

それにしても、ふみこさんが、
暮らしの、好きなことの、1場面を書いてくださる度に
あぁ、なるほど、と何か胸のつかえが
取れるような気がするのはなぜでしょう。

誰が何と言おうと、自分の思いを尊重する、、
という言霊を、大事にしたいと思いました。


投稿: CITRON | 2011年7月19日 (火) 15時00分

映画、私も大好きです!そして、貧乏性なのか映画だけを落ち着いてみると言うことができず、編み物したり、手仕事をしてしまいます。でも、執筆しながらとはさすがです^^
お久しぶりです。いろいろあって、ネットの世界から離れています。ちょっと今は曲がり道をくねくね歩いているようで、自分が見えづらくなっているので。でも、縫い物に凝ってます!帽子にワンピース、スリッパも作りました~。
猛暑ですので、お体ご自愛くださいませ。

投稿: アリス | 2011年7月19日 (火) 14時58分

ふみこ様
 
わたしにとって映画はハレの日のできごとです。
演劇や演奏会へ行くのと同じような
ちょっと特別なことです。
最近観たのが「阪急電車」。
宝塚を観に行くときに利用する電車を
映画にするとどうなるのか知りたくて観ました。
日本の中で撮った「かごめ食堂」みたい、そう思いました。

20代までは何かを聞きながら書く人でしたが、
だんだんそれができなくなって、
一度に一つのことをするようになりました。
映画を観ながら何かをされるふみこ様、
聖徳太子のようです。

化粧っ気のない汗だくだくの顔で
勝利を喜んでいるなでしこジャパンを見ていて
しんどくても、
理解されない時期があっても
自分の思いを大切にしてきた彼女たち、
見習おう・・・そう思いました。

投稿: ゆるりんりん | 2011年7月19日 (火) 14時37分

ふみこさま、みなさま、こんにちは

映画の、ながら観!ですか~
考えたこともなかった。
映像があると、どうしてもひっぱられて、
作業をしたいときは、テレビでさえラジオで聞いている私です。
(その楽しみも、地デジ化でもうすぐできなくなってしまうのですが。)
映画をながら観するという、発想の転換さえむずかしく、
どうやって試そうかと考えてしまう私ですが、
昔は映画大好きだったのに、近頃めっきり映画を観られなくなっていることを
考えれば、映画のかぎ分けにはものすごく有効な手立てに思えてきました。

ところで、今日はあまりのコペ転で、それに驚き過ぎて、
まるで私に届けていただいたような言葉を
うっかり忘れてしまいそうでした。
「もっともっと自分の思いを尊重していいのではないか」
今、私は自分の思いを尊重するレッスンをはじめるところなんです。
自分の思いを大切にしなければ、ひとを大切にできないかな、と。


なでしこ優勝の記念すべき翌日に。

投稿: rantana | 2011年7月19日 (火) 14時03分

 ふみこさま、みなさま、台風の雨音が強まってきました。
 こんにちは。
 『しあわせのかおり』というタイトル自体が心を捉えます。
 わたしなんぞは、お料理の先入観が無いに等しいので、
出だしの王さんの言葉には、一直線に身体が反応してしまいそうでした。
 私も映画は、BGMのように、背景のように、「ながら」で観てしまいます。
 だから、学生の頃はフランス映画が好きでした。
 エピローグのオチが不透明な映画が多く、きれいな画像と柔らかい音楽が
流れているので、ながらにはもってこいでした。
 画像といえば、最近、近所のすずめのさえずりや、神社の樹々を打つ雨音を
撮って繋ぎ、しごとの合間に眺め聴く、という自作自見(?)の動画を楽しんで
います。
 『かもめ食堂』は何十回観たでしょうか。
 はじめは、「かもめ」にひかれたのですが^^
 『しあわせのかおり』・・・出演者のお顔ぶれも魅力的。

投稿: どりす | 2011年7月19日 (火) 12時55分

ふみこさま。

こんにちは。私、あまり映画をみないんですが、ずっと前に見ようと思って
500円で買ったDVDを思い出しました。
早速、今日、みてみました。「武器よさらば」 ゲーリークーパーとヘレンヘイズがでているふるーい洋画です。でもモノクロでみると、なんだか雰囲気がありました。DVDをみるのもいいもんですね。

いい半日をすごせました。
ありがとうございました。

投稿: こぐま | 2011年7月19日 (火) 12時35分

ふみこさん みなさん こんにちは

私もごはんが美味しそうな作品に惹かれます

心までいっぱいに満たされる気分になります

ふみこさんのオススメ 今度観てみようと思います

私のオススメは 小林聡美さんの作品

かもめ食堂の シナモンロール

めがねの ポテトサラダ

ああ食べたくなりました 

投稿: ユーフォ吹き | 2011年7月19日 (火) 11時05分

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