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profile:山本ふみこ
随筆家。1958年北海道生まれ。つれあい、娘3人、黒猫との、5人と1匹暮らし。ふだんの生活をさりげなく描いたエッセイで読者の支持を集める。著書に『片づけたがり』 『おいしい くふう たのしい くふう 』、『こぎれい、こざっぱり』、『人づきあい学習帖』、『親がしてやれることなんて、ほんの少し』(ともにオレンジページ)、『家族のさじかげん』(家の光協会)など。
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2011年9月20日 (火)

自分が知っている、自分

 「そやな。それに、あんたって、自分が思ってるんとは全然違うしな」
 田村さんはそう言いながら、けたけた笑った。
 「どういう意味ですか?」
 「あんた、自分のこと繊細やとか、気が弱いとか言うとるけど、えらい率直やし、適当にわがままやし、ほんま気楽な人やで」
 「何ですか、それ」
 私は顔をしかめた。
 「ほめてるんやで。あんたみたいな人は、長生きするわ」
 そうなのだろうか。自分ではそんなことわからない。だけど、確かに今は長生きできそうな気がする。もっともっと生きていけそうな気がする。 
 ここで過ごしたのはたった一ヶ月足らずの時間だけど、その間に自分の中の何かが溶けて、違う何かが息づいたように感じる。   映画「天国はまだ遠く」より(※)
 

 書斎に夫が入ってきて、真っ黒い本をくっとつき出すようにする。「これ。できました」と云う。受けとった本のカヴァには、『ミニシアター巡礼』と書いてある。夫がこの数年、旅しながら書きためたミニシアター探訪記が、とうとうできたということらしかった。
「おめでとう。ほんとうによかった。よかった」
 さいごの「よかった」は、自分に。
 本を書くのが本業であるわたしから見て、こんなに時間をかけて大丈夫なのかとはらはらさせられ通しの数年だった。大月書店の西浩孝さんという編集者は、とても若いが優秀で、そしてそして並外れて我慢強いと思う。ありがとう、西さん。わたしは脇から眺めていただけだったが、はらはらしたから「よかったね」と自分にも云うのである。
 この本の帯に、大きな字で「人間には“あの暗闇”が必要なんだよ」とある。わわっ、と声が洩れる。“あの暗闇”とは、映画館の(この本では、ミニシアターの)闇のことだが、“闇なし自室上映のひとり観客”をつづけている(1年に100本観る)わたしが、わわっとなるのも無理はない。おもに“あの暗闇”のなかで観てもらう映像をつくるのが本業の夫に対してうしろめたさを抱きながら、きょうも午前中「劔岳 点の記」を観たところだ。

“闇なし自室上映のひとり観客”のいいのは、気に入った作品を何度も何度もくり返し観ることができるところだ。先に劇中の台詞を引用させてもらった「しあわせのかおり」(向き合うもの)も、DVDを購入して、何度も何度も観た。DVDを観るのは、なんと仕事ちゅうである。たしか、「原稿を書くとき、たいてい右方で映画を上映している。読むとき音は困るけれど、書く(描く)ときには、あったほうがいい」と書いたと思う。あれは、わたしにはちょっとした告白だった。
 告白から数日後、テレビをつけたら、ミュージシャンでアーティストの槇原敬之さんが話をしていた。槙原さんは鳥のようなヘアスタイルをしていて、鳥好きのわたしは、うれしくなる。頭のてっぺんのほうをしゅっと立てているヘアスタイルで、槙原さん本人は、べつに鳥などイメージしていないだろうが。よく似合っている。そういうきっかけで観はじめたのだったが、お話がまたおもしろい。そうして……。
 音楽(歌詞かもしれない)をつくっているとき、テレビとかDVDをかけているという話になる。驚く。聞き手のアナウンサーも、「お仕事の妨げにはならないのですか?」と訊いている。「いえ、なんだか、このへんでひとやものが動いていたり、音が鳴っていたりするのがいいんですね」と槙原さん。わたしは、鳥につづいてすっかりうれしくなった。自分が告白したことを、わるくないんじゃない? 僕もそうです、と云ってもらいでもしたかのような気持ちだ。

「天国はまだ遠く」も好きでたまらない映画だ(原作は「瀬尾まいこ」)。DVDがすり減るのではないかと思うほど、観ている。溌剌(はつらつ)としたひとが観ても、元気を失いかけたひとが観ても、等しく「いいなあ」と思えるはずだけれど、元気を失いかけたひとにより効果がある映画である。
 主演の「徳井義実」と「加藤ローサ」がいい。「加藤ローサ」という俳優がいいというのは知っていたが、「徳井義実」がこれほどの存在感をもっているとは。彼は、「チュートリアル」で「福田充徳」とコンビを組むお笑い芸人である。表向きを超えたひとの存在の奥深さだなあ、と感心しないではいられない。
「加藤ローサ」演じる女性が死に場所をもとめて、山間(やまあい)の集落にやってきたところからものがたりは、はじまる。胸に迫るのは、人格に問題をもっているわけでもない、かわいらしい若い女(ひと)が、心身ともに疲れきってしまい、そんな状態から一刻も早く解放されたいと思いこんでしまうところ。ひとは、たいしたことではなさそうなことに悩んで、「困難」という名の坂道を「深刻」という名の谷底に向かってころがり落ちてゆくものなのだ、とあらためておしえられた。
 けれどまた、何かの拍子にすっくと立ち上がって、べつの方向へと歩きだすことができるのも、ひとというものなのだな。

 引用したふたりのやりとりが、こころに染みる。
 ああ、自分が知っている、自分というのも大事だが、自分が知らない、自分というのも在るのだという認識も大事だなあと思う。その認識の上であらゆる人間関係が深まり、それはまた、ひとに対して何ができるかということの道しるべにもなる。

※ 『天国はまだ遠く』(瀬尾まいこ/新潮社)がある。掲出のくだりは、ここから引用しました。

Photo
「天国はまだ遠く」には、
「いいなあ……」と思えるものがたくさん出てきます。
そのなかに、讃美歌があります。
讃美歌をうたう、讃美歌を口ずさむ……。
いいなあ、素敵だなあと思います。

朝の礼拝から1日がはじまる、という学校に14年間も
通ったわたしも、讃美歌をとても好きです。
わたしの讃美歌には、母が当時凝っていた革細工で
つくってくれたカヴァがかかっています。

Photo_2
若いころ、初めてカラオケに誘われて行ったとき、
讃美歌がうたえたらいいなあ、と思ったものです。

  
 

|

コメント

とあままさんせんせい

お忙しいなか、いらしていただき、
痛み入ります。

料理とか片づけは、
所詮、料理と片づけだと思います。
そこに、たのしみがなければ、意味がないという意味で。
たのしくなるために、
誰かに助けてもらったり、
肩代わりしてもらう選択も必要。

せんせいには、
超の字のつくお忙しさのなかにあって、
「たのしいと思える」生活術をおしえていただきたいです。

どうもありがとうございました。


投稿: | 2011年9月26日 (月) 17時23分

いとうさん

ハリーポッター、
本は、読んでいません。
(“HARRY POTTER and the Philosopher's Stone”
のP.38までは読みました。あと挫折)。

映画は最後の2話のほか、みんな
持っています(DVD)。
そうですか、いとうさん、
最終巻(上・下)がお好きなんですね。
映画、観よう。
なんとなく、せつなくなってきて、観ていなかったのです。

うれしいです。

そういうことをおしえていただきたくもあって、
映画のはなし、書いていました。

どうもありがとうございます。

投稿: | 2011年9月26日 (月) 17時16分

先日はご本、ありがとうございました!あの日にちゃんとスタッフさんから受け取っていたのに、御礼のメールが遅くなってしまい、しかもこんな夜中に…。「まないた手帖」も山本ふみこ節炸裂で本当に楽しく読ませて頂いております。稚拙な表現しか出来ないのですが…、山本さんの生き方、憧れます。実は何を隠そう私は「料理が出来ない」「整理整頓が出来ない人間」なので。本当に心の底から憧れてしまうのです。せめて、山本さんのご本を読んで、自分なりにシュミレーションをし、いつかこんな生活、心のあり方の出来る人間に近づけるよう自分を鼓舞して行きたいと思います!(宣言しちゃった…)
PS.そうそう、頂いた葉書の目出度いお多福さんのシール、私も持ってます!(やっ
たぁ!⇒何が…?)またお邪魔しますね

投稿: とあままさん | 2011年9月26日 (月) 01時18分

こんばんは。
こっそりきました。

映画、観てきました。
「ハリーポッターと死の秘宝」
1巻からずーっと読んでた本。
最終巻(上・下)は1日で読みきってしまうほど、大好きな作品でした。
とうとう映画も最終回・・・観ようか迷っていたけど 先週改めて読み直して「行こう」と決断しました。

やっぱり映画館で観れてよかったです。あの暗闇は必要です。

ではでは こっそり帰ります。
また きます。

投稿: いとう | 2011年9月25日 (日) 20時00分

えぞももんがさん

おはようございます。

こちらも、さわやかな朝です。
……涼しい。
それにしても、
「あまりの空気の冷たさに」というのに、
驚かされます。
初雪も、早かったそうですね。

「歩いても 歩いても」は、好きでした。
「博士の愛した数式」も。
「阿弥陀堂だより」、観ていない……。
観ますね。

いろいろおしえてくださってありがとうございます。
季節と映画というのも、結びついているんですね。
そういえば。

投稿: | 2011年9月25日 (日) 08時35分

ふみこ 様

おはようございます
朝起きて 窓を開けると
あまりの空気の冷たさに 毎日のように
驚いています

「あ! 昨日より・・・寒い」と言う感じです。

ふみこさん ご主人の 本の完成 おめでとうございます。
私も勝手に 心の中で 「よかった」を 付けくわえさせてもらいました。


今日の 映画の話を読んで
いろんな 映画の話をしたくなってしまいました。

「かもめ食堂」「めがね」はもちろん
真夏にみたいのが 「歩いても 歩いても」
そろそろ 見たくなるのが 「阿弥陀堂だより」「博士の愛した数式」・・・
あ・あ・・すみません とまらない・・・。


でも 今日は 「しあわせのかおり」と「天国はまだ遠く」をメモし

けれどまた、何かの拍子にすっくと立ち上がって、
べつの方向へと歩きだすことができるのも、ひとというものなのだな

・・の言葉に 元気をもらって 帰ります

追伸…・みぃさん うちの息子たちはサッカー少年でした。懐かしく思い出します。
うれしい言葉 ありがとうございます。
(ふみこさん この場を借りてしまいました)

投稿: えぞももんが | 2011年9月25日 (日) 05時38分

ももさん

ほんとうにね。

   私が知らないうちに、
  知っててくれてる友だちがいることに、
  とてもうれしいなぁと感じました。

という、しあわせ。

そんなとき、自分のことにも新鮮に目が向けられて。
「はじめまして」という具合に。

投稿: | 2011年9月23日 (金) 06時45分

ふみこさま、みなさま

 だんな様の御本、ぜひ、お目にかかりたいなぁとウキウキしております♪
 ミニシアター!魅惑的ですね。

 先日、とても久しぶりに友だちが営んでいる美容室へ行ってきました。
 ふと、「ほれ、おまえが好きそうだろ」と手渡された雑誌…。
 “クロワッサン”でした。
 素敵なおばあちゃん(失礼ですが…、素敵なんです…)が表紙でした。
 辰巳…さん…。
 そしたら…、ふみこさんも登場していました!!!
 これは、感動!
 ここでも、出合った~♪と浮かれていました。

 でも、フト…、
 私ってこういうの好きって思われてたんだ??
 (こういうのって、友だちいわく、「おばあちゃん」とか、「食のこと」とか…)
 高校時代からの友だちなのですが、
 いつ、そんな話したんだろ?
 確かにドンピシャ好きなことだらけ雑誌だったけど…。
 彼が男というのもあって、こんな話した覚えもないなぁ…。でした。
 
 外から見えてる自分と、外からこうみえてるだろうなぁと自分が思っている自分って、違うんだなぁ、と実感しました。
 そして、私が知らないうちに、知っててくれてる友だちがいることに、
 とてもうれしいなぁと感じました。
 帰ってきてだんな様に話したら、
 「お前って、たいてい、もれてるんだよ、知らなかったの?」と笑われました(笑)
 これも、知らない自分…。

 そうか…。再発見でした…
 

投稿: もも | 2011年9月22日 (木) 22時54分

みぃさん

ありがとうございます。

みぃさん、ずいぶん、食べましたねえ。

投稿: | 2011年9月22日 (木) 22時17分

テレジアさん

聖歌(讃美歌)を、声張り上げてうたってみたいなあ。
と、思いますねえ。
いえ、うたってみましょうかねえ。
きっと、とってもいいふうだと思います。
浄化だとも思えます。

投稿: | 2011年9月22日 (木) 22時16分

こぐまさん

お嬢さんが見ているこぐまさんと、
ご自分の見ているこぐまさんは、
きっぱり同じ人物に思えます。

とすると、
つづけるひとと、飽き性は、
たいしてちがわないということです。ね。

投稿: | 2011年9月22日 (木) 22時13分

いとうさん

ああ、うれしい。
自分が好きになっただけでなく、
いとうさんの好きなひとの話でもあったこと。

槇原敬之さんのこと、
鳥みたいな……なんで云って、ごめんなさい。
鳥好きのわたしには、最大級の賛辞なので、
許してくださいね。

いとうさん、映画、何を観るのかなあ。
よい休日を。

投稿: | 2011年9月22日 (木) 22時10分

ふみこさま みなさま

こんばんは。
まずは お礼から…。

えぞももんがさん
どうもありがとうございました!
「努力は人を裏切らない」 
そうであって欲しい!と つねづね思っていました。
今回の出来事で ”本当だわ。”と。
えぞももんがさんの努力が どうかどうか実を結びますように。

バッテリーさん
息子さん キャッチャーでキャプテンでしたか。
我が息子は サードでやはりキャプテンです。
キャプテンは キャプテンにしかわからない大変さがありますよね。
私もひたすら だまって見守ってます。
具の大きなカレー ごちそうさまです。
ありがとうございました。

お礼が今回も遅くなってしまって ごめんなさい。


自分の知らない自分。
何かの出来事があったとき 不意に自分の知らない自分が
ひょいっと顔を出すことがあり それに自分で驚くことがあります。
良い自分であったり 嫌な自分であったり。
嫌な自分の時には少々びっくりします。
でも ”これも私なんだわ”と腹をくくり 向き合うようにしています。
かなり居心地は悪いですけどね。

今週もありがとうございました! 


投稿: みぃ | 2011年9月22日 (木) 21時26分

 私はカトリック校に中高6年在籍し、その後クリスチャンになりました。カトリックなので、賛美歌とは言わず、聖歌というのですが、時々口をついてでるのは、学校で習ったたくさんの聖歌。
 学校を経営している修道院の歌は、同窓会の席では自然に歌われます。
校歌より、修道院の歌なんですね。
 カラオケに賛美歌 ってわかります。今はあるのでしょうか?
皮のカバー素敵ですね。

投稿: テレジア | 2011年9月22日 (木) 20時19分

行間があきすぎてました!
すみません。失敗です。

投稿: こぐま | 2011年9月22日 (木) 17時36分

ふみこさま。みなさま。こんばんは。

昨日の台風が嘘のように晴れ渡った岡山でした。

今日は、おでん を作りました。

凝り性って、よく言われます。

今、片づけの本を読んで部屋の片づけを片っぱしからやっています。

いらないものがこんなにあったとは・・・。

自分では、つづける人だと思うんですが、娘からみると私は飽き性らしいです。

片付けも、飽きないようにしないと。

最後になりましたが、ご主人の御本、読んでみたいです。

おめでとうございます。

投稿: こぐま | 2011年9月22日 (木) 17時34分

こんにちは。お久しぶりです。
おじゃまします。

旦那様 御本完成おめでとうございます。
形としてひとつのものができあがるって、大きいこと(とてもいい事)だと思いました。
余談ですが、私が住んでいる市にもミニシアターがあります。
私自身、その映画館へ行くことは少ないですが いつまでもあって欲しい場所です。
明日、その映画館へ映画を観に行ってきます。

そして、ふみこさん!
槇原さん、私も大好きです!
瀬尾まいこさんの御本も大好きです!
大好きな名前が書いてあって とても嬉しくなりました。

「困難」と「深刻」に対しても、「こんな考え方もあるよね」と心がほっとしました。
今日もありがとうございます。
また、きます。

投稿: いとう | 2011年9月22日 (木) 16時27分

どりすさん

「アメイジング・グレイス」をお風呂のなかで……。
そりゃあ、すごいです。

ちょっと、そこ、行きたいです。
1日の疲れなんかは、それで
ぶっ飛ぶでしょうねえ。

台風では、
どうか、もう誰も傷つきませんように。
現在(21日15:14)、東京は雨風ともに強くなってきています。


投稿: | 2011年9月21日 (水) 15時14分

Kouji さん

そうです、そうです。
わたしは、ネガティブに見えがちなものを
わざと、……わざとポジティブにとらえるのが
好きなんだわ、と思いました。

ひねくれ者の証ですね。

投稿: | 2011年9月21日 (水) 15時11分

ふみこさま、みなさま、こんにちは。
 今日は、夫様の「黒」と、ふみこさまの「朱」が目に鮮やかに入って、
シャキッとしました。
 お母様の作られた皮のカヴァの素敵に温かな様子。
 うちの母も、いっとき皮細工に凝っていまして、私のオレンジ色のランドセルを
リメイクしていました。
 今までに、いろんな人たちから、よく「いつも気楽そう」と言われてきましたが、
自分のことって、どれだけ付き合って来ても1番わからないです。
 確かに、楽観的であるところには救われているかもしれません^^;

 讃美歌といえば、私はアメイジング・グレイスに心魅かれます。
 昨日も大雨の中、お風呂で大声で歌っていました。
 すきなものがあるって、しあわせだなぁ・・・と思いながら。
 どうか、この台風が早く治まってくれますように。

投稿: どりす | 2011年9月21日 (水) 13時18分

ふみこさま、みなさま、こんにちは。
 
雨が強く降っています。
今回、かなり盛り沢山な内容で、感想を語りにくくもあり、でもまた単純にいうと「そうだな」という一言でした。
「ものさし」のポジティブな使い方の薦め。ともとれるかなとおもいました。
たいていネガティブな意味で使われますが、他人のものさし(見方)が救いになることはありますね。
救いなるし、おもしろいですね。

投稿: Kouji | 2011年9月21日 (水) 12時56分

ゆるりんりんさん

好きなもの。
ほかにも、いろいろあるような気がしますが。
毎日のなんでもないように見える
このくり返しが、好きです……いちばん。

何にも起こらなかったようにみえて、
無数のことが起きている……その「無数」に
気づくことが、生き甲斐です。

ありがとうございます。
きょうも。


投稿: | 2011年9月21日 (水) 09時49分

ふみこ様
 
「ミニシアター巡礼」おめでとうございます。
どんな本?とさがしてみたら
ほんまに暗闇色の表紙でびっくりしました。

人が知っている自分、
知りたいような、知りたくないような・・・

時々ふみこさんと同じものが好きなんだなって
くすぐったくなることがあります。
一つは宝塚、も一つは鳥、
それから淡々とした台所の用事。
で、今日もも一つ発見。
讃美歌です。
よく歌わされる学校へ行っていました。
すんごく昔につき合っていた彼とのデートは
礼拝堂でした。
彼がオルガンをひき、横で歌っていました。
どうしてはるんかなあ・・・
メロディーはもちろん
讃美歌という言葉を聞いただけで
胸キュンです。
 
外は台風で荒れ狂っているというのに、
わたしの中は淡い思いでポヤ~ンです。
ありがとうございます、ふふふっ・・・

投稿: ゆるりんりん | 2011年9月21日 (水) 09時07分

寧楽さん

図太い……?
たくましいとは思いますけど、繊細な方だと
思います。

なんて、余計なことを云いつつさらに
申しますが。
見られている点は、気にする必要もなく、
ただ、そういう自分も在るんだと
わかっていればいいということかな、と思ったり。

自分の知っている自分も、うんと大事にしたいと
思っています。

ありがとうございます、夫の本のこと。

投稿: | 2011年9月20日 (火) 21時25分

saguchi さん

まず。
おめでとうございます。
大事にしてくださいね。

それから。
どうもありがとうございます。
つわりのさなか……。
たくさん書いてくださって。
それも、いいお話を。

   私が自由だったり、ちょっと変わってるとか、
  思われてると知って、すごく嬉しかったんです。

ほんとですね。
その気持ち、よくわかります。
わかるから云うんですが、
それをよろこべるsaguchi さんを、
わたしは大好き。

お友だちが見ていたsaguchi さんを、
saguchi さんが受け入れて、うれしがるなんていうのは、
ほんとうに素敵!と、思わずにはいられません。

つわり、がんばって乗り越えてくださいね。
わたしは、つわりがあんまりひどくなりませんように、
早く、楽になりますようにと祈っています。

投稿: | 2011年9月20日 (火) 21時01分

ふみこさま

自分が知らない、自分・・・

人様からみた私かな?

自分のことってほんの少ししかわかってないかも
しれませんね。

けっこう、図太い・・これわかっています。


「ミニシアター巡礼」の完成、おめでとうございます。

投稿: 寧楽 | 2011年9月20日 (火) 20時40分

ふみこさん、こんにちは!
今日の記事、読んでびっくりでした!
ちょうど昨日、学生時代の友と電話をしていて、「私が思う自分と、周りが思う自分て、違うんだ!!」と思った所だったのです。

長男の話をしていて、マイペースとか、自由過ぎるとか、ちょっと変わってるんだとか、手を焼いてる話をしたら、
「なにそれ、saguchiにそっくりじゃん!学生の頃から、そうだったじゃん、あんな事やこんな事や。。。。」
と、話を聞けば聞くほど、似てる!!

一体誰に似ちゃったのだろう、どう扱えば良いのだろう、何故こんなにぶつかっちゃうのだろうと思っていたので、なんだかすっきり、腑に落ちました。
似てるからか。あははって。

それに、私が自由だったり、ちょっと変わってるとか、思われてると知って、すごく嬉しかったんです。
がちがちにかたまって面白みが無い、どこをとっても普通に思える自分が嫌で。まさかそんな風に見えてるとは思わなかったのです。新しい発見です。

なんか、すっきりした気持ちの今日、ふみこさんの所でこの記事を読んで、急いでコメントしちゃいました!

所で、この度第三子を授かった模様です。つわりでぐったり中ですー!つわりが終わり次第、ふみこさんの新刊手に入れる予定です!!楽しみ!

投稿: saguchi | 2011年9月20日 (火) 17時14分

CITRON さま

久しぶりに大事なことを、
おもいだす、というのも、
ひとつの不思議な機会ですね。

それは、あたらしいことに
数えられるかもしれないなあ、と、
思いました。
これは、わたしがこのたび CITRON に
おしえていただいたこと。

どうもありがとうございます。

思いがけない展開のなかを、
てくてくゆきましょうね、お互いに。

投稿: | 2011年9月20日 (火) 14時49分

ふみこ様

久しぶりにお邪魔いたします。
毎週かなり出遅れながらも読ませていただいています。

私にも以前、「何かが溶けて違う何かが息づいた」
、、経験があります。
数か月を海外で過ごした時のことです。
そこで過ごした時間と、
ステイ先や学校で出会った人々のおかげで
すっかり心境が変わった状態で帰国しました。

渡航前に悩みに悩んで暗く落ち込んでいたことは、
その集中した濃厚な時間のなかに、
確かに溶けていったような気がします。
全面解決とはいかなくとも、
その後、また立ち上がり、
模索しながら歩いてきています。
久しぶりにあの感覚を思い出させていただけました。
思いがけない展開、が人生にはあるのだなぁと
いう気持ちも。。。

投稿: CITRON | 2011年9月20日 (火) 10時27分

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