オレンジページnet
このブログは、
『オレンジページnet』の
オリジナルブログです。

『オレンジページnet』はこちら>>
 
profile:山本ふみこ
随筆家。1958年北海道生まれ。つれあい、娘3人、黒猫との、5人と1匹暮らし。ふだんの生活をさりげなく描いたエッセイで読者の支持を集める。著書に『片づけたがり』 『おいしい くふう たのしい くふう 』、『こぎれい、こざっぱり』、『人づきあい学習帖』、『親がしてやれることなんて、ほんの少し』(ともにオレンジページ)、『家族のさじかげん』(家の光協会)など。
profile:山本さんの本
不便のねうち 不便のねうち
足りないくらいがおもしろい 足りないくらいがおもしろい
片づけたがり 片づけたがり
おいしい くふう たのしい くふう おいしい くふう たのしい くふう
こぎれい、こざっぱり こぎれい、こざっぱり
人づきあい学習帖 人づきあい学習帖
親がしてやれることなんて、ほんの少し 親がしてやれることなんて、ほんの少し
まないた手帖 まないた手帖
朝ごはんからはじまる 朝ごはんからはじまる
わたしの節約ノート わたしの節約ノート
おとな時間の、つくりかた おとな時間の、つくりかた
家族のさじかげん 家族のさじかげん
子どもと一緒に家のこと。 子どもと一緒に家のこと。
台所あいうえお 台所あいうえお
元気がでるふだんのごはん 元気がでるふだんのごはん
子どもと食べる毎日のごはん 子どもと食べる毎日のごはん
わたしの献立帖 わたしの献立帖
●こちらもおすすめ!
 『オレンジページ』のブログ
オレンジ進行中
オレンジページ定点観測
堤信子さんの文具びより (ときどき雑貨)
ワンツー☆スリーピース
からだの本ネット日誌
『花カレンダー』のブログ
オレンジページnet エディターズ・ボイス
オレンジページnet
『オレンジページnet』はこちら。

『オレンジページ』に関するご意見、お問い合わせはこちら。

« 何を足すか 〈引用ノート11〉 | トップページ | 課題 »

2011年11月15日 (火)

尻餅と靴擦れ

 雨の夜だった。
 コンクリートの地面が濡れ、ぬらぬらと光っている。なんだか物悲しい。が、それが夜行にふさわしくも思える。
 深夜バスの発車時刻を告げる幾通りかの声を聞き分けようと、うろうろしかけたとき、ぺたんと尻餅をついた。こういう事態に陥ったときの常として、一瞬、何が起きたかわからなくなる。
 ——え、何?
 というふうに。まるで、時空の穴に落ちこんだようだ。が、その一瞬が過ぎると、こんどは事態が飲みこめて、ああ、尻餅をついたのだなと自覚する。このときの感覚が、もっともひとによってちがいがでるところだ。
 さあ、どう感じるか……。
 わたしは、こんなふうに感じた。
 ——尻餅。なんだか、すとんとついたな。正調尻餅。
 そして、着地地点は、ここだ。
 ——これでよし。この旅は、うまくゆく。

 デニムのお尻をさすりさすり立ち上がると、まわりの驚いた顔、心配して、声をかけようかそうしないでおこうか迷うような顔に囲まれているのに気がついた。これもいつものこと。わたしは、自分の尻餅や転びに馴れっこになっていて、どうとも思わないけれど、いつもここで、反省する。まわりを驚かせてしまったことに対して。
「あ、大丈夫です。すみません」

 学生時代(中学、高校、短大と8年間)の同級生の個展が奈良で開かれる案内をもらって、とつぜん出かけることにした。行動力があるとはとても云えないわたしには、めずらしい冒険だ。しかも、行き帰りの交通手段を、深夜バスと決めた。
 冒険を前に、片づけておかなくてはならないことを片端から片づけ、仕事の約束も守ろうと(また、帰宅した日に焦って仕事をしなくてよいように)、それはもう大忙しであった。自分にめずらしい冒険への緊張からか、かなり切羽詰まっていた。ただし、切羽詰まったのは3日間のことだ。行こう、と決めたのが出かける3日前だったから。
 冒険への緊張。それは端(はた)にも伝わったらしく、「お母さん、緊張してるね」と長女に云われる。
「うん。深夜バスも初めてだしね。ちょっと、き、緊張してる」
 深夜バスに乗ることも、度重なる地方への取材も、ものともしない勇敢な長女(雑誌の編集部に勤めている)は、「大丈夫。いまの深夜バスは進化しているからね。早朝到着して、深夜出発でしょう? スーパー銭湯を調べておくといいよ。時間がつぶせるから」と云う。
 そして、首枕(息を吹きこんでふくらませ、首に巻きつける枕)と、アロマオイルを染みこませたアイマスクを手渡してくれた。うれしかったが、これで、また緊張が募る。

 深夜バスの集合場所で尻餅をついたところにはなしを戻すけれど、そのとき、やっと緊張がほどけたのである。尻餅でどうして緊張がほどけるかと尋ねられても困るけれど、ほどける。ああ、この尻餅が、この旅のあいだの困ること全部を引き受けてくれたなあと思うからである。
 そして、ほんとうにいい旅になった。
 まず、深夜バスがわるくなかった。首枕とアイマスクが威力を発揮した。かなたの長女に向かって、「ありがとう、ありがとう」と云いながら眠りにつく。
 さがしておいたスーパー銭湯もいい塩梅だった(到着の朝と、出発前の夜と、つまり同じ日に2度同じスーパー銭湯の客になった)。
 そうして。友人の個展、「樫本素子 展」がすばらしかった。
 およそ20年ぶりの再会だというのに、とつぜん出かけていったので、たいそうおどろかせてしまったが、絵は大作も小さな作品もみな、こころに響いた。20年会わないあいだ、わたしの知らないいろいろのことが起こったのにちがいなくても、作品から、素子さんがずっと明るい気持ちで過ごしてきたことが伝わった。
 個展会場でばったり会った、2人の級友(こちらは30年ぶり)と、近くの店で目がとび出るほどおいしい天ぷらを食べる。
 べつの友人と近鉄奈良駅の行基(ぎょうき)さんの銅像前で待ち合わせをし、ふたりで「磯江毅=グスタボ・イソエ 展」(見ることができて幸いであった/奈良県立美術館)と「正倉院 展」を見、釜飯を食べた(このとり釜飯がまた、おいしい)。
 仕事を終えた友人のだんな様が車で来てくれ、若草山に上がる。頂上から眺めた奈良盆地の夜景。それをこころに刻みながら、死ぬ間際この光景を思いだすかもしれないなあと、ふと考える。暗がりのなか、鹿が鳴く声を聞いた。鹿を2頭ばかりバスに乗せ、連れ帰りたいようだ。
 という奈良での1日。すばらし過ぎる1日。
 出がけ、バスに乗りこむ前についた尻餅のおかげで、無事冒険ができたのだ。友人夫妻と別れたあと、足のかかとに靴擦れができているのに気づく。夜、その日2度めのスーパー銭湯に入ったとき、見ると、皮が剥けてそうとうにひどい靴擦れであることがわかった。どうりで、痛いはずである。
 いつも履いているスニーカーで、これほどの靴擦れができるとは。
 ——ああ、そうか。
 と、こころづく。
 この旅のよろこびと無事がもたらせるのに、尻餅という災難だけでは足りず、靴擦れも加わったのだなあ。と、こころづく。

Photo
靴下(三女の)のかかとがすり切れたので、
あたらしいのを買いました。
左の靴下、3回は繕いました。

尻餅、転び、靴擦れのようなのも、
わたしには「お守り」に思えますが、繕いも、
そうとうに「お守り」になると信じています。

|

コメント

ぽんぽんさん

乗り換えとはおもしろい。
そこが具合のいい、景色なんかもたのしめる
路線であることを祈っています。

ありがとうございます。
いつも。

投稿: | 2011年11月22日 (火) 10時23分

ふみこ 様 皆様
こんにちは

尻餅や靴擦れまでも、いとおしく想う、やはりふみこ様だ!!としみじみ納得いたしました。

こちらに伺うと、ふみこ様はじめ、皆様のいろいろの暮らしに触れられて、力をもらえます。

ももさんのお味噌に私も楽しみを共有させて頂きたくなり、大野さんの息子さん達に更なる元気を送りたくなったりしています

深夜発の乗り物での旅も憧れます。いつか、出雲に行くサンライズ出雲という電車にも乗ってみたいです。
現実には私は、仕事の旅で乗り換え(転職)の駅に近づいています。乗り換えた列車の旅をまた楽しめる私でいられたらいいな…。

投稿: ぽんぽん | 2011年11月22日 (火) 10時08分

えぞももんがさん

こちらでも「北斗星」の夢を
みています。
かんたんにはかなわないかもしれませんが、
かなうときは、ぴゅんとかなうと信じています。

お尻は自分では見えないので……。
あざがあるなら、治らないでほしいくらいです。
(また、変なこと云ってる)。

投稿: | 2011年11月20日 (日) 17時47分

ふみこ 様

良い旅でしたね!
話を聞いていて、魅力的な言葉ばかりです。
深夜バスの旅 スーパー銭湯 懐かしい人ととの再会。

週に数度 仕事の帰りに電車を待っていると
ちょうど 東京へ向かう 寝台特急「北斗星」が 
通り過ぎます
いつも 少し キュンとなり いつかこれに乗って
旅をしたいと思います

いい旅をした後は
「先週の 今頃は あの場所で ・・・」と ふと思い出しますね
それも 味わい深くて 好きです。

きれいについいた尻餅は あざになっていませんでしたか?

追伸・・・ここへ来ると それぞれ 皆さんが いろんな風に過ごした
1週間を 感じます。 大野さんの息子さんが 元気になってよかった!


投稿: えぞももんが | 2011年11月20日 (日) 15時26分

ももさん

たくあん、いいですねえ。

いひひですねえ。

わたしも、ももさんにならって「いひひ」を
ふやす暮らし方をしたいです。

ありがとうございます。

投稿: | 2011年11月19日 (土) 11時21分

しょうさん

そんなふうな思いでおられるのですから、
きっと伝わりますとも。

わたしもことし、
両親とむき合う経験をしました。
ものすごく緊張したのですが、
前置きとか、格式張った挨拶などは
不要だったことを知りました。
挨拶(切り出し方)の練習(構成)を
ずっとしていたのでしたが……。
感謝と、
相手を思いやる気持ちが大事だと
学びました。

いい報告(というか合図)を待っています。

投稿: | 2011年11月19日 (土) 11時19分

Chiaki さん

そうですか。
奈良におられるのですね。
ほんとうにいいところだなあ、といつも
思います。

「磯江毅 展」どうか、いらしてください。
ほんとうに、よかったです。
もう一度見たいくらいに。

映像コーナーも、たのしめました(14分間)。

投稿: | 2011年11月19日 (土) 11時14分

ふみこさま、みなさま

 何だか何度もすみません…。

 今日、初めてぬかと塩で、たくあんをつけてみました。
 ドキドキわくわくのいっぱい詰まった樽になりました…。
  
 今年は、みそも初めて仕込んでみました。
 こないだ見たら、まだもう少し発酵が足りないような…。
 またちょっとみそに会ってこようと思います。

 このわくわくな感じを黙っておけなくなって、
 またお邪魔してしまいました…。
 おにぎりとたくあん…。いひひひ…、です(笑)
 
 では、また…

投稿: もも | 2011年11月18日 (金) 22時27分

ふみこさま、みなさま

こんにちは。急に冷え込んでまいりましたね。
被災地の方々は暖をとれているのかな…と心配です。

ふみこさん、素敵な旅をされたのですね。うらやましいです。
したいこと、会いたい人、見たい風景。
いつもいつまでも待っていてはくれないと今年知ったので
私もいろんなことをえいやっと実現していきたいです。
靴ずれは旅の余韻ですね。

来週、同居の母にとても話しにくいことを話します。
すこし、緊張しています。
ただただ、感情的にならず、お互い穏やかにいたわりあいながら
話ができればいいなと思っています。

来年に向けて、年末はいろいろな決断の日々になりそうです。
選ぶとか決めるとか、本当に苦手ですが、考えることが大切だと
思っているので、じっくり向き合いたいです。

いいご報告ができればと思います。

投稿: しょう | 2011年11月18日 (金) 12時54分

ふみこさん、みなさま

奈良へいらしたんですね!
ふみこさんに奈良を書いて頂くと、なんて素敵な所!と
横浜市民から、予想外に奈良市民になって3年目の私は、
ほんわか嬉しくなってしまいました

靴擦れ、良くなられましたか?
磯江展、気になっていたので出掛けてみようと思います。

深夜バスの快適な乗り方、さすがご長女さんのお心遣いですね。
私も参考にさせて頂きます。
一度利用し、全然眠れなかったものだから…

投稿: Chiaki | 2011年11月18日 (金) 10時54分

ももさん

すってーんと(たびたび)やるという方が
あって、こころからうれしいです。
そして、ころぶたび、吉兆を思うところまで
一緒で、ますますうれしいです。

札幌、寒いのだそうですね。
雪が積もると、天気予報が告げています。
すってーんはともかく、
あたたかくして無事にお過ごしください。

投稿: | 2011年11月18日 (金) 09時54分

ふみこさま、みなさま

 「しりもち」って、餅という字を使うことを初めて知りました。
 お尻が、どっし~んとお餅みたいにつくからでしょうか?
 それにしても、素敵なお餅。
 素敵な旅の始まり~、だったのですね。

 私も、たびたび、すって~んとやります。
 お腹に3番目の子がいる時にお風呂場でもやりました…。
 よりによって、家族みんなでお風呂に入っている時に…。
 みんなは、心配そうでしたけれど(当たり前ですよ、ね…)、
 私は、愉快で、大笑いしました。
 こんなに大きなお腹してても、体は軽いんだわ!くらいに思えて…。
 そしてね、これはお産も無事に終えられるさと思ったりもしました。
 そんな目にあったって、なんでもない子なんだもの。
 そして、元気に出てきてくれました。
 ふみこさんの「尻餅」のおかげで、思いだせました。

 本当に素敵な旅ですね。
 娘さんのお心づかいも、ほんわか優しさが伝わりました。温かい…。
 
 今日は、札幌も一面雪景色の朝を迎えました。
 またしばらく、「雪かき」運動が始まります…。
 

投稿: もも | 2011年11月17日 (木) 21時59分

あすちるべさん

おはようございます。

ああ、うれしい!
エイッと決心して映画の前売りを……と
いうのがです。

乗りものに乗ってどこかへゆくというのばかりが
旅ではない、とつねづね考えているわたしには、
なんともいえないメッセージです。

どうか、佳い旅を。

投稿: | 2011年11月17日 (木) 10時03分

ふみこさま こんばんは

すばらしい旅だったのですね。
尻餅も靴擦れも、そうして繕いもお守りにしてしまう
ふみこさんだから
すばらしい旅になったのだろうなとおもいます。

私もエイッと決心をして、久しぶりに映画の前売りを買いました。楽しみです。

投稿: あすちるべ | 2011年11月16日 (水) 23時57分

大野さん

深い体験をされて。
いまから考えたら、尊い経験だったのでは
なかと想像しています。
「泣く」のは、いいことですね。
泣かなくちゃ、と思いました、おはなしを読ませていただいて。

そして尻餅。
まったくよき区切りです。

元気でいてほしいです。
いつもいつもというわけにはゆかなくても、
概ね元気でいてください。

投稿: | 2011年11月16日 (水) 10時26分

ゆるりんりんさん

「おめでとう」を云っていただいたこと、
どうもありがとうございます。

うれしい気持ちで、仕事を
はじめられます。

きょうも、佳い日になりますように。

投稿: | 2011年11月16日 (水) 10時22分

山本さん 大野です。
9月に、長男が精神的にまいってしまう大事件があり、一週間、親子で泣き続けたんです。…10月に入ってなんとか落ち着いたころに…尻餅!ついたんです! 雨の日でした。

ふわっと浮き上がって(笑) きれいに 落ちたんです。

今日のふみこさんのお話を読んで、 なるほど!と 思いました。
あんな尻餅ついたことなかったんですけど 子供と一緒に あれほど泣いたこともなかったな…と思うんです。

なるほどなぁ…です(^^)

長男はすっかり元気になりました。次男も元気です。

また きます!

投稿: 大野 | 2011年11月15日 (火) 23時23分

ふみこ様
 
佳い旅でしたね、
なんだかおめでとうと言いたいです。
バスの旅にも尻餅と靴擦れにも
久しぶりにお友だちにお会いできたことにも
「おめでとう!」

実りの秋

投稿: ゆるりんりん | 2011年11月15日 (火) 19時39分

ふたたび、ぞみさん

長女にしたら、
ほんとうに心配だったのだと思います。

ずーっと「ここ」にばかりいる母ちゃんが、
いきなり冒険旅行に出かけようとしたのですから。

でも、これからは、
ちょっとは、冒険しようと思います。

投稿: | 2011年11月15日 (火) 18時43分

ぞみさん

出向くことが、ほんとうに多くない
わたしなのです。
たいてい、「ここ」におります。

出向かないことと云えば、
1週間くらい、
どこへも出向かなくても平気ですし
(買いものも、わたしの担当ではないので)、
出向かなかったことに、気づかないような塩梅です。

だから、大冒険!

「中原淳一」の感想、
「女の勉強」の経過、おしえてくださいね。
約束ね。

投稿: | 2011年11月15日 (火) 18時41分

Kouji さん

わーい。
Kouji さんを、吹きださせてしまったぞ、という
うれしさ。

しかし、唸って、
こちらは泣きそうになっています。

  井伏鱒二だとか庄野潤三。

どうして、 Kouji さんには、わかるのだろう。
わたしが、どれほど、この文人ふたりを愛しているかということ。

ありがとうございます。
ありがとうございます。

投稿: | 2011年11月15日 (火) 18時37分

すみません、追伸です。

ご長女さんが準備してくれた首枕とアイマスク。
緊張しているお母さんを想っての、娘さんの
愛情・・・微笑ましくなりました。
本当に、いい旅になったんですね。

続けて失礼しました。

投稿: ぞみ | 2011年11月15日 (火) 16時35分

ふみこさん、みなさん、こんばんは。

札幌は今朝、初雪が降りました。
この寒さ、東京でいうと12月下旬
くらいに味わったような気が、します。

奈良への深夜バス一人旅、おかえりなさい。
あちこち出向くことが多いと思われるふみこさんも
不安になることがあるんですね。その不安を
尻餅が持っていってくれたなんて・・・尻餅にすら
愛おしさが感じられますね。
お友達との素敵な時間、美味しいご飯、奈良の
夜景・・・深夜バスで行ったとは思えないほどの
素晴らしい旅でよかったです。
私も、旅がしたくなってきました。

中原淳一さんの本、図書館から借りてきて
読んでいます。・・・女の勉強中です。笑

投稿: ぞみ | 2011年11月15日 (火) 16時32分

ふみこさま、みなさま、こんにちは。
 
これは……どう捉えるべきなんだろう。
ときどきふみこさんの書いたもので、戸惑うことがあります。
今回も。
『尻餅と靴擦れ』をどう捉えたらよいのだろう。
至極真面目に書いてらっしゃるけれど「正調尻餅」で吹き出してしまったし…
戸惑ってしまうのは、笑っていいのかどうかということです。
真剣だけれど、真剣だからこそ現れてくるユーモア。
井伏鱒二だとか庄野潤三を彷彿とさせる……
でも、なにはともあれ、好きに読んでいいんですよね。
ユーモアあふれていて、明朗な心地になりました。

投稿: Kouji | 2011年11月15日 (火) 15時31分

きんもくせいさん

それはそれは。

おばあさまのこと、そう思えることが、
きんもくせいさんのすばらしいところです。

   久々にきょうだいで集まれて、
  おばあちゃんが会わせてくれたんだなあと
  思いました。

という気持ちです。
それは、おばあさまにも伝わって、
どんなにかよろこんでおられることでしょう。

いろいろのお働き、ご苦労さまでした。
朝ごはんのどきどきも、おばあさまからの贈りものですね。
ああ、わたしには、こんなことができる、
「ふだん通り」というのが、こんなに育っていたんだな、
と思われたでしょう?

讃えたいと思います。

投稿: | 2011年11月15日 (火) 15時10分

どりすさん

ああ、どりすさんも「イソエ」をお好きですか?
東京(練馬)に展覧会がきたとき、
うちからとても近いのに、見逃しました。
とてもとても、よかった……です。
この展覧会場にいられること、ありがとう!と
叫びそうになっていました。

会場には、NHKの「日曜美術館」でしょうか、
「磯江毅」の映像を流すコーナーがあり、
それも、見入ってしまいました。

あ、靴ずれ。
お守りだけあって、不思議な治り方をしています。
きれいな傷でね、治ってゆく過程をたのしめるというような
感じなのです。
そして、ときどき、ちくっと痛みがきます。
ちくっと「いい旅になったこと、おめでとう」と。

投稿: | 2011年11月15日 (火) 15時05分

マドレーヌさん

はじまりは、
広島で開かれた友人の写真展でした。
どうしても行きたいと、いろいろ作戦を練っていたのですが、
かなわなかった……。
作戦など練らずに、決心すればよかったのだと
あとで気がついたのでした。

失敗が、おしえてくれたこのたびの旅でした。

失敗とは、つねに、佳きものです。
佳きせんせいでもあります。

投稿: | 2011年11月15日 (火) 14時59分

ふみこさま

ごぶさたしています。

息子と実家に2週間帰っていたのですが、その間に祖母が亡くなり、
私と息子と実家の犬で留守番することになりました。
両親が相次いで出かけ、そのあと私の妹の家族、弟がやってきて、
翌朝にはまたいなくなってしまい、息子はびっくりした様子でした。
でも姪っ子たちに遊んでもらって、楽しかったようです。
私も(大人数(というほどでもないのですけど)の朝ごはんなんて、
作れるかしら)とか、ドキドキでしたが、なんとかなりました。
ふみこさんが、(いつも通りでいいのよ)と言ってくださる気がしました。

久々にきょうだいで集まれて、おばあちゃんが会わせてくれたんだなあと
思いました。

投稿: きんもくせい | 2011年11月15日 (火) 14時58分

ふみこさま、みなさま、こんにちは!
 雨の夜、尻餅から始まった旅を ワクワクしながらおともさせて頂いた
気持ちです。
 初めての深夜バス、しばらくぶりの友、奈良の街並み・・・
 どんなにか、ドキドキして楽しかったことでしょう。
 友達は、何十年ぶりに出会っても、数分で数十年前の感覚に戻ってしまいますね。
 学生時代の面影を ちょっと大人になった友達の顔になぞって、つきないおしゃべりが、長旅の疲れや、靴擦れの痛みを 包んでくれそうですね。
 なんだか、会いたい友達の顔が、何人も浮かんできます。
 私も、お守りを持って、突然の冒険に出たくなりました。
 磯江毅さんの 夢のように美しい絵(鳥の巣もありましたね~)を見に行きたいですし。
 ふみこさまの靴擦れは癒えたでしょうか。

投稿: どりす | 2011年11月15日 (火) 12時55分

ふみこさま

秋の大冒険、私もわくわくしながら読みました。

そうして、2年前の夏、思いきって京都・下鴨神社の古本市へ日帰りで出かけたことを思い出しました。

素晴らしい行動力に、拍手!です。(^-^)(^-^)

投稿: マドレーヌ | 2011年11月15日 (火) 11時03分

寧楽さん

そうなんです。
すばらし過ぎる1日でした。

観光客になるうれしさもありますが、
「その場にいる自分」がたしかめるいろいろのことが、
なんといってもうれしいです。
友情とか。
なつかしい気持ちとか。
「行基さん」って、何したひとだっけ……とか。

どうもありがとうございました。

佳い冬を。


投稿: | 2011年11月15日 (火) 10時23分

ふみこさま

秋の佳い日、そんな大冒険を…。

深夜バスの選択、スーパー銭湯!

長女さんのサポート、素晴らしいです。

足、大丈夫ですか?

しりもちと靴擦れ、
どちらも旅の難を取ってくれたのですね!

秋の休日、奈良に行くと観光客になれます。

そういう風に観てみるのも、とても好きなことです。

投稿: 寧楽 | 2011年11月15日 (火) 10時18分

コメントを書く