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profile:山本ふみこ
随筆家。1958年北海道生まれ。つれあい、娘3人、黒猫との、5人と1匹暮らし。ふだんの生活をさりげなく描いたエッセイで読者の支持を集める。著書に『片づけたがり』 『おいしい くふう たのしい くふう 』、『こぎれい、こざっぱり』、『人づきあい学習帖』、『親がしてやれることなんて、ほんの少し』(ともにオレンジページ)、『家族のさじかげん』(家の光協会)など。
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2011年11月 1日 (火)

ともだち

 先週のつづきで、「不便」と「便利」のことを考えている。考えずにはいられない。なぜと云って、暮らしをどうにかくりまわしてゆこうという立場のわたしたちにとって、「不便」と「便利」は大問題だからだ。
 暮らしをどうにかくりまわしてゆこうという立場のわたしたち、と書いて、可笑しくなる。暮らしをどうにかくりまわしてゆこうという立場でないひとというのは、この世には(ほとんど)いないことに突きあたって。(ほとんど)と記したのは、この世には思いがけないことがいくらでもあるからだ。そして、わたしには、その思いがけなさがまだまだわかっていないからだ。

 さて、「不便」と「便利」のはなし。
 わたしが小学校から短大まで14年間かよった自由学園という学校は、不便な学校だった。どんな学校でしたか? と尋ねられたときには、「うつくしくて、不便な学校でした」と答えることにしようと決めているくらいだ。
 残念ながら、そういう問いを受けたことはない。自由学園のことをすこしは知っているひととのあいだでしか自由学園のことは話題にならず、話題になるときには、たいてい相手が「おもしろい学校」、「変わった学校」というふうに云ってはなしが終わる。
 いつか、「うつくしい」というほうのはなしも書いてみたいと思うけれど、きょうは「不便」のほうのはなしを。

 自由学園は、羽仁吉一・もと子夫妻の創立した(1921年)学校である。ことしの4月、創立90周年を迎えている。
 羽仁吉一せんせいの著作に『雑司ヶ谷短信』(上・下巻/婦人之友社)がある。月刊誌「婦人之友」の巻末に、1932年(昭和7年)以来23年間書きつづけられたものだが、そのなかに「教育は不便なるがよし」という一文がある。
 なんと潔いことばだろうか、「教育は不便なるがよし」とは。
 学生生活のなかには、たしかに不便なことがたくさんあったけれど、このことばを胸のなかで唱えることによって、その値打ちをわかる者になりたいと考えていた。その意味では、健気な学生であったとも云える。が、そういう方向で考えないと、このめずらしい学校生活をたのしむことはできないだろうという切実な思いがあったのも、また確かだ。
 昼食づくり(当時は当番の25人ほどで約600人分の食事をつくった)。後片づけ。掃除ほか、多くの事ごとが生徒の自治でおこなわれた。
 そのひとつひとつに、ほとんど昔ながらの方法で立ち向かってゆく。リヤカーでの荷物運び(坂道はあったし、あれはほんとうに重かった)、薪を使っての竃(かまど)のご飯炊き、サカナも600尾下処理して炭で焼いた(高校1年の1年間、サカナ料理だった。初めて焼いたサカナはトビウオで、そのときは、サカナ嫌いの友人に代わったのだった。そうしてその後1年間、当番のたびにサカナを焼く羽目になった)大鍋での煮炊き(おかずばかりでなく、ジャムやミンスミートもつくった)、学校じゅうの雑巾洗い、カーテンの洗濯、繕いもの。堆肥もつくったし、芝刈りもした。
 冬は寒かった。
 学校のある東久留米市は、同じ東京でも23区に比べると1度か2度気温が低い。その上、学校の正門を入り、坂を下りて女子部にたどり着くとまた1度か2度気温が下がっている。わたしが生徒でいたころは、各教室石炭ストーブだった。当番が朝早く登校して、石炭バケツで石炭を運び、ストーブを焚く。ストーブのなかで空気(気流)がうまく上昇するように焚ければ拍手喝采だが、ときどきうまくゆかずに、教室じゅうがもくもくと煙だらけになった。休み時間になると、皆がストーブのまわりに集まり暖をとる。そんなときに、はずみでスカートやセーターを焦がすというようなことも、1度や2度ではなかった。
 なつかしい日日を思い返しながら、ふと思う。
 あのころ、わたしの目には「不便」と「便利」が見えていた。ただし、そのふたつは相反するものではなくて、そう、ともだち同士のようなものだった。

「不便」は「便利」に向かって云う。
「あのさ、どうしてそこまでしてくれるの?」
「便利」は「不便」に向かって云う。
「キミが大事だからに決まってるじゃない。いなくなってもらっちゃ困るからね」

 ともだち同士が、こんなこと云い交わすなんてこと、ないと思う。云う場面があるとしたら、そうとうに切羽詰まった場面ということになるだろう。が、このたびは、暮らしをどうにかくりまわしてゆこうという立場のわたしに、確かめる必要があったので。
 おかしな会話をさせたこと、「不便」と「便利」にあやまりたい。

 ところで。
 あのころくっきりと見えていた「不便」と「便利」が、いまはよく見えない。「便利」があたりまえになり、そうなると「不便」もまた、見えなくなくなっている。ふたりはもうともだちでもなく、お互いの顔も見えない場所に立っている。

Photo_4
ナイフの写真なんか出してきて、
驚かせたら、ごめんなさい。

これは、結婚して実家をでるときそろえた
ナイフです。
西洋料理を食べるとき、使いましょうと思って。
フォークとスプーンは6本ずつそろえましたが、
ナイフは2本。必要になったら買い足すつもりでした。
ところが。ナイフを買い足すことはなかった……。
出番がくると、ナイフだけは使いまわします。
肉を切ったら、「はい、つぎのひと」というふうに。
さいごはたいてい、ナイフとフォークの両方を使って食べるのが
好きな三女とわたしが使いつづけます。
きっと、これからも2本のままだろうなあと、思います。

ナイフが2本というのなんかは「不便」のうちには入りませんが、
この、じゅうぶんでない感じが、わたしはちょっと好きなのです。

|

コメント

初めておじゃまします、さおりです。
授乳で夜中に目を覚ました時に、いつもは添い寝状態でそのまま寝てしまうんですが、気持ちがブルーになって、嫌なことばかり考えてしまうので、ふみこさんのお話を読もうとパソコンを開きました。

ナイフはうちにも2本しかありません。といっても、まだ大人は2人だし、
5年生の長女、もうすぐ3歳の次女、明日から7か月の長男の5人家族なので、
長女が使いたいという時に使い回しするくらいですが。でも、
うちも、5人で2本を使う家族、いいなあ、と思いました。
もともと、長女と私の2人家族だったので、5人家族になったことがうれしくて、
最近は先のことを思いながらお皿や箸置きを5人分そろえたりなんかしてましたが、・・・ちょっと気持ちが変わりました。

またおじゃまします。

投稿: さおり | 2011年11月12日 (土) 03時18分

ぽんぽんさん

おめでとうございます。

門出ですね。
拍手させてください。

そして、いろいろのことを持ち前の笑顔で
乗りきってくださいね。

ほんとうに、よかった……。
わたしもうれしいです。

投稿: | 2011年11月 9日 (水) 12時22分

ふみこ様 皆様
こんにちは

何度もお邪魔してすみません。

就職試験に合格しました!
採用時期が思っていたより早く、来月から新しいスタートをきることになりました。
私を理解して、この場に寄らせて頂いてる皆様に、私事ですがお知らせしたく。
ふみこ様、皆様ありがとうございました(^-^)/

これから、またバタバタですがひとつずつ乗りこえて愉しんでやっていきたいと思います!

引き続き、ふみこ様にぽんぽんをおもしろがりつつ、見守っていただけましたら幸いです(^-^ゞ

投稿: ぽんぽん | 2011年11月 7日 (月) 15時11分

みぃさん

手仕事は、多くの可能性を秘めていますよね。
わたしなんかは、不器用だけれど、
それでも、手仕事を手放してしまったら、
ゆく道が全然ちがっていただろうなあと思うんです。
つまり、不器用でもなんでも、
手仕事をつづけてきてよかった、ということ。

手仕事は、ゆく道を照らす灯火です。
わたしにとっても……。


投稿: | 2011年11月 7日 (月) 09時12分

みぃさん

鼻の穴ふくらませて……。
それ、いいなあ。

わたしも、鼻の穴ふくらませて、
1日1日大事に過ごそうっと。と思いました。

投稿: | 2011年11月 7日 (月) 09時10分

ふみこさま みなさま

ハンドメイドワールド 行ってまいりました。
"手仕事の良さ"を たくさん感じて帰ってきました。
それを作りだすための時間というものに価値を感じます。
もちろん作った方の想いがこもった作品にも。

"手仕事"は 便利とは全く違う方向のものですね。
そういうの いいな…と思います。
よい刺激をたくさん受けて 制作意欲がモリモリです!


わたしも 成長(こころ)をしつつ
今の自分の状況に満足し 感謝できるひとになりたいです。
どうもありがとうございました。

何度もお邪魔して ごめんなさい~。

投稿: みぃ | 2011年11月 5日 (土) 14時38分

ふみこさま みなさま

おはようございます。
今日は近くでハンドメイドワールドがあります。
鼻の穴をふくらませて 意気込んで見に行ってこようと思います(笑)

ぽんぽんさん

お嬢さんの『ぺろぺろデビュー』 
良かったですね!と申し上げたくなりました。
なんだかほんわか気分にさせていただきました。
ありがとうございました。

我が家は今 中学生の長男が“ケータイ”を欲しがっています。
わたしは断固として闘っております。
もちろんあれば楽しいし 便利かもしれないけれど。

”今は自分の気持ちをしっかり言葉で伝えられるひとになるための
訓練の最中だよ!”と 話しております。
本人は納得していないようですが 言葉の意味は考えてはいるみたいです。

負けずに闘います(笑)

投稿: みぃ | 2011年11月 5日 (土) 10時22分

ぽんぽんさん
(銀座のぺろぺろの、ぽんぽんさん)

そう書かずにはいられないほど、
たのしい気持ちになりました。
どうもありがとうございます。

佳い週末を。


投稿: | 2011年11月 5日 (土) 05時49分

みぃさん

何もかも「過剰」ですね。
便利さも、持ちものも。

そしてさらに困るのは、
「快楽」=「幸福」と思ってしまっているようです。
わが身をふり返っても、相当にそんな感じに
なっているようで、恐ろしいです。

いまの自分に満足したいなあ。
それは、成長(こころ)はしたいです。
でも、ここでこうして生きていることに、
まず満足したいです。
もっとありがたく思いたいです。

子どもたちへの伝え方、
ほんとうにむつかしい……ですね。

投稿: | 2011年11月 5日 (土) 05時47分

えぞももんがさん

「函館で自炊生活をしている」ご長男、
お母さまの姿を思い描き、思い描き、
一所けん命やっておられますとも。
でも……、
「あれやこれやと気を揉む」のはまた、
母親の仕事のようなものですから、
たのしく気を揉んでください。ね。

わたしは学生時代、
通学生でした(ときどき、寮に入ることも
ありましたが)。
寮生は、朝も夜も親元をはなれて、
何もかも自分たちの自治によって生活していました。
寮生のお母さまたちは、えぞももんがさんのように
気を揉んでおられたのでしょうね。

そのことがまた、
離れている親子の絆をつよくしたんだなあ、と
えぞももんがさんのお話(ご長男の)からわかりました。
(寮生は多く、中学から寮に入りました)。


投稿: | 2011年11月 5日 (土) 05時42分

ふみこさま。みなさま。こんばんは。

不便を楽しむ といえば、着物かも。って思いました。
着るのに手間がかかるけど、それが楽しい。
帯留めを箸置きで作ったり、帯揚げをスカーフでしてみたり・・。
なんだか、いろんなものを代用して安く着物を楽しむのがうれしくて。
今日は、姑が残してくれた着物を着てみました。
結婚する前に亡くなっていた姑ですが、ちょっぴり近づけた気がします。

投稿: こぐま | 2011年11月 4日 (金) 17時43分

ふみこ様 皆様
こんにちは

昨日は私事で失礼しました(^o^ゞ 果報は寝て待て ですね。

ふみこ様や皆様に、伝わっているだけで、充分!な気持ちでいます。
ありがとうございます

みぃさん
外からのもの…
うちでは、ペロペロキャンディでした。家では買ったことなくて、飴もほとんど食べたことなくて。

シャットアウトしていた訳ではないのですが、「あれはね…銀座の不二家にしかないんだよ」とババが諭しておりました(笑)

でも、つい先日にたまたま銀座へ。
娘、突如「ここ銀座だよね!?」と。買ってあげたら、そりゃあ喜んでました。

しばらくは、ペロペロのためにわざわざ、銀座…という不便を楽しもうかと思っています(笑)

投稿: ぽんぽん | 2011年11月 4日 (金) 15時04分

ふみこさま みなさま

こんにちは!
 
今の社会はぽんぽんさんがおっしゃっていたように
子育ての環境も便利すぎますね。

すべて与えられる世の中というか。
それは時間のすごしかたまで。

ゲーム テレビ DVD…。
今の子供達には どれもこれも ついてまわる物ばかり。
つきあい方が とてもむつかしいです。

我が家だけでもシャットアウト!にしたとしても
やはりお友達との付き合いの中で
なし崩し的に家庭の中に入り込んで来ます。

わたしも相当がんばりましたが
やっぱり根負けしてしまいました。

便利のおかげで豊かにはなったのだけど
子育ての場においては 不便なくらいがちょうどいい気がしています。
不便さを子供にススメては 疎まれている私です(笑)

投稿: みぃ | 2011年11月 4日 (金) 11時20分

ふみこさん
おはようございます

毎日の昼食作り、後片付け、掃除そして
冬場の暖房まで 自分たちでしていたんですね。

そこは 「生活」を学ぶ場所ですね。
ただただ 凄いなと 思いました。

函館で自炊生活をしている長男のことを
あれやこれやと 気をもんできる自分が
少し 滑稽に思えてきました。

私の実家は 道北の小さな町にあったので 近くにお店もなく
兼業農家だった母は 食事作りがしんどい時も
どうにか やりくりして ご飯を作ってくれていたんだろうな・・・

そんなことも 思い浮かべました。


ついつい 「不便」を 不満に している自分でした。

ふみこさん こちらは もう木々の葉がほとんどなくなりました。
道路や歩道に 落ちた葉が かさこそなって
誰も見ていない時 ガザガザと 落葉をこいで歩いています。

投稿: えぞももんが | 2011年11月 4日 (金) 05時36分

ももさん

おはようございます。

『自由の牢獄』という本、
読んだことがありません。
読みたいです。

若いころは「自由学園」という存在が(自分のなかに)
大きく聳えていて、困ったなあと考えていました。
それで、足も向けなかったし、
そのはなしも(あまり)しなかったのでした。

最近は、
自分をつくる要素のひとつなのだなあ、
ありがたいなあ、なつかしいなあと
思えるようになっています。

ともだち(ええと、「不便」と「便利」のことです)を
どう見るか、どうむき合うかということなんですね、きっと。
おたよりから、そんなことが見えてきました。

どうもありがとうございました。

投稿: | 2011年11月 4日 (金) 04時43分

焼き海苔の の さん

おはようございます。

「先回り」というのは、
たいていうまくゆきません(わたしの場合)。
いつか、どんなにうまくゆかなかったか、
どんなふうな「うまくゆかなさ」があったか、
考え考え書けたら……と思います。

「榛名友の家」泊れるんですねえ。

投稿: | 2011年11月 4日 (金) 04時37分

ぽんぽんさん

おはようございます。

なんだか、あまりにたのしく書いてくださっているので、
朝からじわんと、胸のあたりがあたたかくなりました。
就職試験というだけで、どんなにか
緊張もされて、全身(全心)疲労されたと
わかっているのに。

きょう書いていただいたおたより(コメント)だけで、
わたし(たち)には、
ぽんぽんさんのいいところがわかり、
伝えたいと考えておられることが、伝わります。

どういうものであっても、
ぽんぽんさんにとって最良の結果がでるのだと、
信じています。

佳い11月を。


投稿: | 2011年11月 4日 (金) 04時34分

ふみこさま、みなさま

 「自由学園」という存在は、ふみこさんを通して知りました。
 本当に魅惑的に感じる学校…。
 身近にあったら、通ってみたかったなぁ、
 我が家の子どもたちにも通わせてみたかったなぁ、
 なんて思っていました。

 「不便」なお話から出てきた「自由学園」という名前を見て、
 ふと、ミヒャエル・エンデが書いた「自由の牢獄」という本を思い出しました。
 また、読んでみようかなぁと本棚を探しています。
 子どもたちにまみれて、ゆっくり浸れるほどの時間はないのですが、
 ちょっと思い出すだけでも読みたいなぁと思っています。

 「便利」と「不便」のちょうどいいところを探せたらいいなぁと、
 ここ最近思うようになりました…。
 私にとってちょうどいいところを…。
 そして…、与えられた状況や物事を、
 私にとってちょうどいいと思えるような人になりたいなぁと
 思うようにもなりました。無理せずに…。
 ちょっとすると、力が入りすぎてしまう私です…(笑)
 すると、家族に八つ当たり…。
 おお~っ、いけない、いけない…(苦笑)

 またまた、ありがとうございます。

投稿: もも | 2011年11月 3日 (木) 21時47分

ふみこさま

9月に友達家族4家族で、群馬の「榛名友の家」を借りて、
泊ってきました。
生活しやすいよう工夫がされていて、気持ちいい家でした。

さて、我が家ですが…
私に気持ちや時間の余裕がないほど、冷凍庫やキッチンストッカーが
食べ物でいっぱいになります。
「便利だろう」と先回りしてしまい、いつの間にかいっぱいに。
ちょっと反省している今日この頃です。

投稿: 焼海苔の の | 2011年11月 3日 (木) 18時15分

ふみこ様 皆様
こんにちは

私事で、恐縮ですが書かせてくださいませ。
本日、就職試験を受けてきました。その面接のおり、貴女の長所は?と聞かれて物事を建設的に考えようとするところです。と、ぬけぬけと答えました。

で、具体的にその長所が仕事に生かされた経験談はありますか?と言われ、なんでも揃っている状況でなくても、工夫して考えて乗り越えることが出来ました。
云々…と話してきましたが、なんだか、こちらでの皆様とのやりとりが浮かび、熱く語ったものの…

話し方が下手なので、うまく伝わったのかどうか

作文もあったので、あらためて、書くことと話すことの力の無さにガックシしています。

皆様のお便りから、色んなヒントを頂いてたのに〜!と独り悔しい思いをしています(+_+)

投稿: ぽんぽん | 2011年11月 3日 (木) 15時37分

アサコさま

いらっしゃいませ。
うれしいです、いらしてくださったこと。

アサコさんの云われる「便利」は、
よく考えられた「便利」なのではないかと
思えます。
……なんだか、わかるんです。

またいらしてください。

投稿: | 2011年11月 3日 (木) 10時10分

あいあいさん

わたしも、土間のある家に住みたいです。
その不都合、わたし(山本)のあこがれだと
思ってください。

あー、うらやましい!

という声を、思い描いてください。ね。

あー、うらやましい!

投稿: | 2011年11月 3日 (木) 10時03分

tomoさん

数をそろえるときの気持ちって、ね。
ぼんやりしたところがあります。

わたしにも、たいていの家にはあるから、というだけの
理由で持とうとしたモノ、持ったモノが、あります。

ことしも2か月ですね。
佳い11月を。


投稿: | 2011年11月 3日 (木) 10時00分

こんばんは。はじめてコメント致します。ナイフは私も結婚したときに、1本だけ買いました。18年たっても1本で間に合ってます。私は友の会に連なっていますが、便利にかたよりがちです…。

投稿: アサコ | 2011年11月 2日 (水) 23時12分

ふみこさん、こんばんは。
またまた秋の夜長に ふみこさんの著書を2冊掛け持ちで読んでいます。楽しい!
そして、先週のブログを拝見して、そして今週の 続・不便 には、驚きました。だって、私もまさに、またまた、自分にとっての 便利と不便について向き合っていたからです。
我が家は、台所が土間です。
なので、食事をしていて、「醤油、ください」となると、数段の階段を降り草履を履き、その醤油を取りにいくのです。
こういう「不便」を楽しもう!と、決めて建てた住まいであったのに、ちょうど育児に手のかかる今、その楽しむべき「不便」が、背中やら腹のなかにどっと溜まっていました。
ですが、ゆっくりそんな話を夫としていて、「便利な機能」より、「自由な不便」を選んだことは、良かったよ、という結論に至りました。
子供のいる生活ですので、これからどんどん生活のスタイルは変わっていくだろうし、柔軟に寄り添えるのは、もしかしたら、「不便」の方かもしれないな、と思います。「不便」の経験って大きいですね。
ふみこさんは自由学園をご卒業されているのですね。羨ましいです。
よく読む雑誌に、羽生先生の言葉や、自由学園のことが書かれてあって、いいなぁ、と思っていました。
次女に、「面倒くさいって言うと、くさくなるんだって!」と言うと、「ほんまじゃー!」と喜んでいました。

ふむふむ、大好きなふみこさんの原点を知り、やっぱりなー!っと一人でうっとりしています。

投稿: あいあい | 2011年11月 2日 (水) 22時27分

はつえさん

「じゅうぶんでない感じ」っていう感じ、
ああ、それそれ!と思いました。

ありがとう!ございます。

「じゅうぶん」はありがたいです。
けれど、
引きよせ方によっては、ありがた迷惑になりますね
(ありがた迷惑の責任は、自分にあるのですけれど)。

投稿: | 2011年11月 2日 (水) 16時53分

ふみこさま
こんにちわ。

嫁入り道具に、西洋料理を食べる時用にって、
ちゃんとフォークとスプーン、ナイフを揃えて行かれたのですね。

私は、何もかも足りずにそのままお嫁入りした感じで、
そして10年以上たった今も、
少しずつ揃えられていった感たっぷりの我が家になっています。

ちゃ~ん揃えられてるものにとっても憧れは抱いていますけど、
今の生活もなかなか様になりつつあります。

ちなみに、ナイフは家族分揃ってはいますけど、
使う事は本当に少なくって^_^;

本当に居るものがとりあえず分あれば、
何も不自由することはないと感じています。

今年もあと二か月。
本当に居るものだけに囲まれた、
気持ちのよい空間を作って行きたいと思ってます。

投稿: tomo | 2011年11月 2日 (水) 16時48分

としこさま

わたしも……。

婦人之友社の編集部に勤めていた時代、
友の会の皆さんにはずいぶんと
お世話になり、おしえていただきました。

おつまでも、学びつづける気持ちで
暮らしてゆきたいです。ね。

あたたかいおたより(コメント)を、
どうもありがとうございました。

投稿: | 2011年11月 2日 (水) 16時48分

ふみこさま、おはようございます。

2本のナイフたち。
ふみこさんの食卓では、出番の折はいつもお気に入りを使っている、ということになりますかな?
これって、とてもいいですね。

「じゅうぶんでない感じ」
持ちすぎなくても、生活ってやっていけるものです。
少なめのほうが楽ですねぇ…わたしは。

投稿: はつえ | 2011年11月 2日 (水) 05時45分

ふみこさまが通われた自由学園ってどんな学校だろうかと思いをはせていました
またひとつふみこさまと親近感がわいてうれしくこころ驚かせています 私も結婚前に一年間だったけど羽仁もとこさまの友の会で学ばせていただきました貴重な体験です その時のすばらしかった先生方を思いだし私もその先生方の歳に近づいてきて今の自分がはずかしくなります 主婦のやり直し今からでもできるでしょうか きずかせていただきありがとうございます

投稿: としこ | 2011年11月 1日 (火) 20時59分

ぽんぽんさん

「自由学園」に不義理していて、
「現在」の様子がよくわかりません。
わからないけれど、生活を大事にしながら
学校生活がすすんでいるのは確かだと
信じられます。

わかるなあ。
便利すぎるなかでの子育ての不便……。
ぴりぴりしちゃいますよね。

投稿: | 2011年11月 1日 (火) 17時43分

寧楽さん

ひとと遊ぶともいいですが、
いっしょに働く(ごはんをつくったりする)のは、
もっと好きです。

わたしも。
きょうは、あるもので、素朴なごはんを
つくります(と思って、台所に行ったら、夫が
紅鮭の切り身を買ってくれていました)。
フライにしようかしらん。
ときには、いっしょにつくりたいですね。

投稿: | 2011年11月 1日 (火) 17時40分

Kouji さん

「靴をそろえて脱ぐ自由」ということばも、
ありました。
なんだか、いいでしょう?

投稿: | 2011年11月 1日 (火) 17時37分

どりすさん

サカナの調理、いつでも代わるよ!
(と、学生のわたしの声で)。

そうして、夢のようにうつくしい校内を、
ふたりで、ならんで歩くんです。
ほんとうは、掃除の時間なのに、ちょっと
さぼって……。
「すたすた歩いてたら、ばれないよぉ」とか、
云うんです。

ムッシューのはなしのこと、
ありがとうございます。
そう云ってくださって。

投稿: | 2011年11月 1日 (火) 17時36分

ゆるりんりんさん

まあ、いいお話を。
どうもありがとうございます。

とくに好きなのは、
「なくてもやりようがあるじゃんか」
というところ。
(「なくてもやりようがあるんじゃないか」
と、ゆるりんりんさんは、ていねいに云われています)

「なくてもやりようがあるじゃんか」
は、今後のわたしのおまじないのことばになるでしょう。

投稿: | 2011年11月 1日 (火) 17時33分

CITRONさん

聞いてみたくてうずうず。
なるほど。
またときどき、したいと思います。

ほかにも、「うずうず」のときは、
お知らせください。
わたしも、お知らせします。

「不便」に気づいて、それをどうするか、ということを
決める前に(自分で)、あっさり「便利」に移行している。
というのが、つまりません。
感謝知らずと云われても、「つまりません」。
ね。

投稿: | 2011年11月 1日 (火) 17時30分

ふみこ様 皆様
こんにちは

何かが足りなくて、はて、困ったという時に、ないままでどうにかしようとあれこれ思いを巡らすのは、実はなかなか楽しいですね。
それがなんとか上手く治まったときなどは、シメシメ…とニンマリです。

自由学園、興味深いです。
娘を通わせたい感じです。
今の便利過ぎる社会での子育てに、少し不便さを感じます。

投稿: ぽんぽん | 2011年11月 1日 (火) 15時35分

ふみこさま

ふみこさんの人となりを作った学園なんですね。
みんなでご飯を作るなんてそれ以上の食育はありませんね。

その中で生活の様々を柔軟に吸収できて、つく力は強いんだと思います。
今日は少し足りない食材でご飯をつくります。

投稿: 寧楽 | 2011年11月 1日 (火) 15時22分

rantana さん

「不便」とはなしをしているつもりが、
「自由」につながったり、
「ともだち」につながったり。
このあたりは、奥が深いです。ね。

奥が深いというのに、
よくよく考える間もなく、
するーっと、いえ、びゅんと猛スピードで、
「不便」の上を何かが通過して。
わたしも、それに乗っかって。

ナイフのこと、
うれしい!です。

投稿: | 2011年11月 1日 (火) 14時47分

ふみこさま、みなさま、こんにちは。
 
『自由学園』いいですね。なんだかトットちゃんの通った学校を連想しました。
もっと知りたいです。
ふみこさんの原点というか、基をなす、大きなものだったのですね。
『自由学園』の『自由』というのも、ああ自由ってそういうことかも…とおもったり。


投稿: Kouji | 2011年11月 1日 (火) 13時49分

ふみこさま、みんさま、こんにちは。
 「不便」の発想がなかったら、「便利」は、たくさん生まれてこなかったかな、
と皮むき器を使いながら、思いました。
 刃物が怖いわたしには、有り難く便利な1つです。
 (お写真のナイフは、先端が丸いので平気♪)

 今日の朝刊に、遠くで一人暮らしをなさっているお母さんに、自分で作った
お弁当の画像を毎日送信されているムッシューのお話を ふみこさまが書いて
いらっしゃいましたが、
 このお話を 11月最初の日の朝に読んだ幸せを しみじみ感じています。
 誰かを思う、その人のために何かをしたい・・・
 それは、「便利」が「不便」を思う気持ちに通じるなぁ、とも。
 
 私が、自由学園でふみこさまと同級生だったら、きっと毎日サカナ当番を
代わってもらってたんだろうな、と、「うつくしくて、不便な学校」に思いを馳せて
います。
 そして、学生の頃に付き合った不便は、親友のような気さえします。


投稿: どりす | 2011年11月 1日 (火) 12時50分

ふみこさま
 
13年つかっていたCDプレーヤーがこわれ
とうとう処分しました。
途中一度修理にだして。今回も考えました。
パソコンで聞けるからいいかと思って処分。
何にも困っていないんです。
夏に食洗機を処分しましたが
何にも困っていません。
これがないと困るよ、
これがあるとわたしの人生は
きっともっと良くなるはず、
そう思いこんでいるものが
他にもあるような気がしてきました。
「なくてもやりようがあるんじゃないか」
と立ちどまることが楽しいです。
その気持ちが消えないようなあんばいで
便利を引いたり不便を足したりして行こうと
先週、今週と考えています。

投稿: ゆるりんりん | 2011年11月 1日 (火) 12時40分

ふみこ様

自由学園での貴重なお話、ありがとうございました。
聞いてみたくてうずうずしていました。

学園を知ったきっかけは、
”おさなごを発見せよ”という羽仁もと子さんのご著書です。
出産祝いでいただいたそのご本は長く手元に置いて、
子育てに悩んだ際の助けとなりました。
不便から生まれた、便利にする智恵。
その智恵がいつしか、経済と手をつないで
歩いていってしまったのでしょうか。
不便を感じた時、ひるまず楽しめる方向に
むかっていければなぁと切に願います。


投稿: CITRON | 2011年11月 1日 (火) 10時57分

ふみこさま

わたしも「不便」は、今まで見えてなかったなあ、って思います。
まあ、「楽しい」という名前で混じっていたのかもしれませんが。

昨日、学生時代を過ごした大学の学寮についての新聞記事を読んだところです。
新しい寮を建てるにあたり、不自由さを導入することに学寮の意義がある、
という内容でした。
「不自由」も「不便」に通じるかしら、と思いました。
もう、若いころを美しく振り返るのに十分な年月を経たわたしたちですが、
当時、「不自由」を当然として、共同生活を楽しんでいた。
まさに、今は「便利」や「自由」が当たり前すぎる世の中、なんですね。

ナイフ!うちも同じです!!
揃えようかと思ってはいたのですが、「不便」を感じるほどの出番がありません。

投稿: rantana | 2011年11月 1日 (火) 10時41分

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