クイーンズ中華街ニテ、我、点心心満タス
いつもは特に意識していないのに、誰かが「○○を食べにいってさぁ」などと話しているのを耳にした途端、眠っていた欲望が目覚めてしまうことってありませんか?
ティラミス中毒、オムライス中毒など数々の中毒を克服し、あとは手打ち蕎麦中毒(日本に一時帰国したとき一気に勝負!)を残すばかり・・・と、酸いも甘いも噛みわけた大人に成長したワタクシ。しかし臨時OL生活で仲良くなった佳子さんから「飲茶してきたんです~」と聞き、さらに彼女のブログを読んでしまった瞬間、私の中の“点心心”(テンシンゴコロ、と読みます)に火がついてしまったのでございます。
実はワタクシ「世界蒸し物愛好家連盟」に加盟してまして、というか主催ワタクシなのですが、点心、それも蒸し餃子とかシューマイとか蒸し物系を前にすると笹をほうばるジャイアントパンダの如く恍惚となってしまうのです。熱い蒸籠を開けるとふわーっとたちのぼる、竹の清々しい香りと混じったおいしそうな匂い。小龍包なんかの下に敷いた白菜もよいですねー。生姜じょうゆをつけるといくらでもいけてしまう。
というわけで「飲茶したいですぅぅ」と佳子さんに訴えたら、「じゃあ行きましょう」と爽やかに即答してくれました!
世界の大都市といえば必ず中華街があるようですが、ニューヨークにはなんと三つもあります。ひとつはマンハッタンのチャイナタウン。以前お伝えした雲呑麺&ジジカフェもこちらです。それ以外にクイーンズ地区、そしてブルックリン地区にもひとつずつ、かなり大規模な中華街があります。
さて我々は一路、クイーンズ中華街を目指すっ。中国系、韓国系、インド系などアジア人ばかりが沿線に住んでいることから「オリエント・エクスプレス」の異名をとる地下鉄7番線に乗り、途中で佳子さんの車にピックアップしてもらってゴーゴー♪ 佳子さんのハンドルさばきは軽く、助手席のワタクシはすでに「シューマイと、蒸し餃子と・・・」と指折り数えています。
辿り着いた「東王朝」は二階建てで、ヌォ~ンとそびえる入口はなぜか神社の鳥居を思わせる!? 午後一時過ぎていたこともあって二階のメインダイニングはそれほど混んでおらず、すぐ着席。さあ念願の飲茶開始!
さっそくワゴンが回ってきます。ここはお客も9割以上が中国系。店員さんにも英語がいまいち通じない。こういう“プチ不自由”もなにかドキドキとうれしいのは、「何が食べられるかな!?」というスリルの混じった期待があるからなんでしょうね。
おばちゃんたちは広東語(たぶん)で「これ食べるでしょ、ほらおいしいわよ」とか「こっちは豚。こっちは鶏」とか(たぶん)言いながら次々に蒸籠を開けて中をみせてくれます。「これとそれと・・・あれもっ」と指差す私たち。
テーブルに並んだのは・・・
蒸し物愛好家には必須のシューマイ&海老蒸し餃子☆ お肉や海鮮を小麦粉の皮で包んで蒸しただけ。なのになんでこんなに美味しく楽しいんでしょうね? つるっ、ぷりっ。ワタクシの中の“点心心”も喜びにフルエテおります。透明なスープに浮かんだ大きな餃子はなんとフカヒレ入り♪ 「コラーゲン!」と叫びつつ堪能する女子2名。スープも上品な味で、いちばんのヒットかも。
さらに小さく切った豚の骨付き肉の豆鼓蒸し。豆鼓、私はまだ使いこなせないのですが、おいしいですね。それからナスに海老を挟んで蒸したものと、中はふんわり、外はカリッの鶏。かなりのボリュームです。
・・・と言いつつも、タロイモのコロッケを追加。サクサクして軽い衣の中にはなめらかにマッシュしたタロイモ、その中には肉や野菜を煮込んだものが隠れている、なかなか凝ったコロッケです。んふー。お腹いっぱい! お値段はチップ混みでふたり分48ドルでした。(ひとり分約2700円? チャイナタウンの相場ってもっと安いのですが、フカヒレ入り餃子が他のより高めだったみたいです。ひとつひとつのお値段は覚えていないのですがたぶん3~5ドル?)
食後は近所の超級市場(スーパーマーケット、漢字で書くとこうなんですね。納得ですね)を散策。魚売り場の生きたスッポン、カエル、ごにょごにょと足を蠢かせるシャコたちに目が釘づけ。衝撃のあまり写真を撮るのを忘れました。
そういえば横浜の中華街は一度立ち寄っただけの私。日本に帰国したらぜひ行ってみたいと、改めて思ったのでした(アメリカではなぜか出会えない、ふんわりおいしい蟹玉(※1)を探すぞー)。
(※1) フーヤンハイ(芙蓉蟹)、あるいは「エッグ・フーヤン」として安いチャイニーズ・テイクアウトにはあるのですが、ぺちゃっと平たいパンケーキ状。日本の中華の、ふんわりゴージャスな蟹玉とはぜんぜん違う!
★次回の更新は11月16日(金)です!


























私も以前にマンハッタンのチャイナタウンで友達と点心を楽しんだことがあります。おばちゃんたちの勢いにたじろぎましたが、とても美味でした♪もちもち皮が癖になりますし・・。
ちょうど日本のお札のデザインが変わったばかりの時で1000円札を15ドルで変えて!とお店の店員さんに頼まれたことも思い出です。
私も蒸し物大好きですが、一番はやはり母のおやつでしょうか?サツマイモをさいの目に切って小麦粉にお塩を少し入れた生地に混ぜ込んでお饅頭ぐらいにちぎって丸めて蒸す!と言うひたすらシンプルなおやつなのですが今だに飛びついてしまいます。
スーパーでなると金時~って並ぶ頃になると絶対さつまいも餅のことをおもってしまいます。
投稿 とも | 2007年11月 9日 (金) 17時22分
今回友情出演させていただいております、佳子です。
私も普段はあの店で15ドル以上払ったことないのに今回あんなに高かったのは、おそらく北京ダックの大皿とフカヒレが特別価格だったのでは・・・?おなかいっぱいで食べきれなかったのが悔やまれますね。って、ちゃんと考えてオーダーしろって感じですが。つい興奮して片っ端から取ってしまいますね。
あー、タロイモコロッケの写真みてまた行きたくなっちゃった。。。あれは絶品ですね。
オリエント・エキスプレス各駅停車の食べ歩きの旅、私が車掌をつとめさせていただきますのでまた行きましょう。
投稿 Yoshiko | 2007年11月10日 (土) 02時19分
あ~ みてしまいましたがな~
おいしそうなものいっぱい!!!
私こそ ○○中毒をいっぱい克服しないといけなくなりましたが・・・・・
こんな楽しい克服なら 嬉しい限りですよ (*^_^*)
投稿 きゃろらいん | 2007年11月10日 (土) 11時42分
バンクーバーも中国系の多いところで、
おかげで美味しいお店がいっぱいです!
(美味しくないとすぐにつぶれるから(^^; )
うちの近所にも飲茶の専門店があって、
お友達と時々食べに行きます。
やっぱりあれもこれもと頼みすぎて、
帰りはもう動くのも嫌!になってます(笑)
デザートはマンゴプリンが美味しいですね~!
ああ、また行きたくなっちゃった!!
投稿 庭ふくろう | 2007年11月10日 (土) 16時17分
さすがは、アメリカ!ニューヨークですね!写真を見て思わず、悶えてしまいましたよー。当方ドイツはドレスデンに住んでおりまして、アジア系レストランに不自由してますが、ここで「ドレスデン蒸し物連盟」発足させ、、、、自らの手で本物を想像しながら(悲しい)粉から作り上げることとします。また美味しいお話聞かせてくださいね。
投稿 matzke | 2007年11月11日 (日) 02時17分
通りすがりのMilano在住LUNEDIと申します。
初めてコメントをさせていただきます。
どれもこれも美味しそうな蒸し物で、口の中が、、、
”パブロフの犬”状態になってしまいました。
それにしてもさすがNYの中華街ですね。
Milanoにも中華街がありますが、こんな素敵な
豊富な蒸し物をみたことがありません。
また美味しいお話沢山きかせてください。
楽しみにしています。
投稿 LUNEDI | 2007年11月13日 (火) 21時48分
ともさま。
さつまいも餅。ほかほかの湯気から甘い香りがたちのぼり・・・なんて想像してしまいます。うちでは母がよく「蒸しパン」を作ってくれました。あと、部活の帰りに「ダイエットが〜」といいつつ思わず買い食いしていた○村屋の肉まんとかあんまんも、懐かしく思い出します・・・。世界にはばたくムシレンとして、今後も激しく(!?)活動して参りましょう。
Yoshikoさま
しかしあのフカヒレ餃子はおいしかったですね。おばちゃんの言う通り、ふたつ取っておけばよかった。またコラーゲン摂取にゆきましょう。オリエント・エクスプレス全駅制覇をめざせっ。
こんにちは、きゃろらいんさま。「無垢なる中毒は人生のスパイスである」との格言を残したのは、何を隠そうワタクシでした。。。
庭ふくろうさま。「バンクーバーはいま、世界でいちばん飲茶がおいしい」と聞いております。香港返還の際にどーっと腕利きの料理人が移民したのが、バンクーバーだったのだとか? うう、行ってみたい・・・訪問の際にはおいしいお店を教えてくださいね♪
matzkeさま。ドイツ・ムシレン発足おめでとうございます!! アメリカの中華料理はアメリカ人向けに微妙にアレンジされているという話もありますが、ドイツ人向けにアレンジすると、中華料理はどうなるんでしょうか? ソーセージ入り蒸しパン、とか。アイスバインを挟んだりとか! (それもおいしそうだったりする) またドイツのお話、聞かせてくださいまし☆
LUNEDIさま。ミラノの中華料理、これまた興味津々ですね。焼きそば系もアルデンテなのでしょうか!? イタリアからのおいしいお話も楽しみにしていますので、またお立ち寄りくださいませ〜
投稿 葉 | 2007年11月16日 (金) 09時56分
葉さん、こんにちは!
Flushingの飲茶楽しそうですね〜!Trolleyで運ばれる飲茶を横見ながらドキドキ、ウキウキその気持ちよく分かります。
私もIn Spa Worldの行きしにFlushingで飲茶をしました。マンハッタンのチャイナタウンの飲茶はあまり期待できるものがない点、Flushingの飲茶はとっても美味しいですよね!
私はよくこのお店に行きました:
敦城海鲜酒家 133-30 39TH Avenue, FLUSHING NY 11354 /718-359-8600
投稿 きむ | 2007年11月19日 (月) 04時00分
葉さん、こんにちは!
Flushingの飲茶楽しそうですね〜!Trolleyで運ばれる飲茶を横見ながらドキドキ、ウキウキその気持ちよく分かります。
私もIn Spa Worldの行きしにFlushingで飲茶をしました。マンハッタンのチャイナタウンの飲茶はあまり期待できるものがない点、Flushingの飲茶はとっても美味しいですよね!
私はよくこのお店に行きました:
敦城海鲜酒家 133-30 39TH Avenue, FLUSHING NY 11354 /718-359-8600
投稿 きむ | 2007年11月19日 (月) 04時00分
きむさん、こんにちは〜。すっかり寒くなりましたね!
おお、インスパにもいらしていたのですか。わたしも飲茶の翌週に、「オリエント・エクスプレス」の車掌さん佳子さんに連れていってもらいました。あそこもまた面白いですね〜。アジア人&アメリカ人ではない白人(ロシア系?)の織りなす温泉街な世界。取材しようかと思ったのですがビジュアル的にどうよ? と思い、楽しむだけにしておきました。
敦城海鮮酒家情報もありがとうございます! 名前からしておいしそうです。。。。早く行きたいぞ。
投稿 葉 | 2007年11月25日 (日) 03時01分
葉さま
ここドイツはドレスデンでも、クリスマスマーケット(Striezel Marktと呼ばれ、国内でも規模が大きく、古いので有名)が立ちました。みんなウキウキしながら寒いなか名物のホットワイン(Gluehweinと言います)をフーフーいいながら飲むわけですが、なんと中華の屋台もあるのです!現地人には茹で麺をさっと炒めた焼きソバが人気のようです。写真をお見せできないのが残念でなりませんが、本日も繰り出すこととします。ニューヨークのクリスマスマーケットは、どんな雰囲気なのでしょうか。興味があります。
投稿 Matzke | 2007年11月30日 (金) 03時11分
matzkeさま ドイツのクリスマスは素敵! って定評ありますよね。いつか、この時期に訪ねてみたい! ホットワイン、去年の11月に訪れたプラハでも売ってました。安いのと、寒さを逃れるために思わずカパカパと飲んでしまい・・・でもふうふう吹きながら飲むとなんともいえませんねぇ。
そして、ドイツの屋台焼きそば。うーむ意外です。食べてみたいです。キャベツとか入ってるんですか??? ニューヨークのクリスマスマーケットも報告しますね〜〜
投稿 葉 | 2007年12月 4日 (火) 15時35分