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2008年3月 7日 (金)

春を迎える焼き菓子2種

 わーい、3月になりましたよ!
 もうすぐ・はーる・ですねぇ♪
 という歌を思い出しちゃったり・・・しませんか? 20代の方、ゴメンナサイ。わかりませんよねぇ。なーんて、アタシもこの3月で26だけど! なーんちゃって、うっそ~ん! ほーっほっほっ(←すみません、壊れてマス)

 えー、ともかく。
 月のはじめって、新しい服をおろしたみたいな、シャッキリ嬉しい気持ちになりませんか? 「お、今月はこんな絵/写真か」なんてカレンダーをめくってみたり、急に明るい色の服を身につけたくなったり。
 
 春を待つ季節には、ふとお菓子を焼きたくなります。イースターが近いなあなんて思いながら卵を割り、朝から室温にしておいたバターを泡立て・・・。
 ところで、ワタクシが愛用していたお菓子作りの本にはよく、バターを「ポマード状にかくはんし」と書いてあったのですが、家族の誰もポマードを使っていなかったワタクシにはこれが大きな疑問でした。
 「ポマード状」って、“コテコテ”なんだろうか、それとも“でろでろ”なんだろうか?
 と、想像力の翼をいっぱいに広げ、夢想したものです。あげくの果ては(そういえば、“口裂け女”ってポマードが苦手なんだっけ・・・)
と、昔全国の小学生を恐怖のるつぼに陥れた不幸な女性(まったくのフィクションらしいですが、誰がどのようにでっちあげたのか?)を思い出したり。いかん、どうも油断するとすぐ70年代にスリップしてしまうこのごろです。

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ワタクシ愛用の私家版お菓子レシピ。これは! と思ったレシピは書き写したり、自分のレパートリーに加えたいものを書き写したり。

 話をもとに戻しましょう・・・春になるとお菓子を焼きたくなる、というお話でした。
 材料には粉と砂糖、バターと卵。あとはせいぜい果物かスパイスを加えるだけの、焼きっぱなしのシンプルなお菓子が、ワタクシは好きです。かわいいビスケットの缶などに入れておいて、朝、ハーフ&ハーフ(←生クリームよりさらっとしていて、ミルクよりコクのある乳製品。イギリスでは“ハーフ・クリーム”と呼ばれるそうです)入りのコーヒーと一緒に食べると、なにはともあれ「んむむむむ・・・」と幸せになります。

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小麦粉、砂糖、バター、卵・・・シンプルな材料で作る、焼きっぱなしのお菓子が好きです。

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朝はコーヒー党。フルーツとヨーグルト、そして自分で焼いたお菓子を少し。これで1日、幸せになれるっっ

<キャラメル風味の焼きっぱなしケーキ>

・砂糖100+130g
・ コーヒー用クリーム (または、生クリーム) 大さじ5
・バター(室温) 230g
・卵(Mサイズ) 5個
・薄力粉 230g
・ベーキングパウダー 小さじ1
・塩 小さじ1/4

1.小鍋に砂糖と水小さじ2を入れ、中火にかける。砂糖が溶けてブクブク泡立つまでは、かき混ぜないこと。

2.砂糖が泡立ち、焦げてきたら、鍋ごと小刻みに回すように揺する。いいにおいがして焦げ茶色のちょっと手前になったら火を止め、コーヒー用クリーム大さじ2(リッチにしたい時は生クリームでもOK)を入れ、さっと揺すって混ぜる。様子をみながらコーヒー用クリームを大さじ1ずつ、3回に分けて加え、キャラメルクリームを作る。

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砂糖+水+火=ほろ苦くて甘いキャラメル! 作る過程はけっこうスリルありますが、この方程式は素敵すぎる。鍋肌にこびりついたキャラメルは、ミルクを入れて弱火でとかし、キャラメルミルクをつくります。紅茶に入れてもgood!!!

3.大きめのボウルに、室温にしておいたバターを入れ電動泡立て器で混ぜる。“ポマード状”改めマヨネーズ状になったら、砂糖を2~3回に分けて加え、よく混ぜる。

4.2で作っておいたキャラメルソースを加え混ぜる。このあたりで、オーブンを180度にあたためておく。

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バターと砂糖がまざったら、キャラメルソースを加えてさらにまぜまぜ。

5.卵をひとつずつ割入れ、よく混ぜる。

6.薄力粉とベーキングパウダー、塩を混ぜてさっとふるい、2~3回に分けて加える。木べらでささっと切って返すように混ぜる(練らないこと)。

7.軽くバターを塗った16センチ丸形2個に入れて、あたためておいたオーブンへ。25~35分あるいは竹串を刺して何もついてこないようになるまで焼く。

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型に入れたら、一度上から「どん!」と落とすと、型の内部にたまった空気が抜けます。

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キャラメルの香り漂う、焼きっぱなしケーキ。ラップかビニール袋で4~5日はもちます。

<レモン&カランツのサブレ>

1.大きめのボウルに薄力粉225gと粉砂糖90g、塩ひとつまみを入れて混ぜる。

2.バター(冷たいままでOK)225gを角切りにして加え、指でちぎり、ほぐしながら混ぜていく。

3.さらさらのパン粉状になったら、カランツ1/4~1/2カップ(好みで調節)を加えてざっと混ぜる。小さめの卵1個、国産レモン1個分の皮をすりおろしたもの、レモン1/2~1個分の絞り汁を入れ、ゴムベラで混ぜる(レモン汁は最初に1/2個分を入れ生地のまとまり具合をみて足していく)。もし生地がべとつくようなら、薄力粉を少量ずつ足して、べとつきすぎない程度にまとめる。

4.生地をひとつにまとめ、ラップで包む。すぐに焼かない場合はそのまま冷蔵庫で数時間~2日ほど冷やし固める。すぐに焼く場合は、冷凍庫に数分入れてさっと冷やす。サブレの型抜きをする前に、オーブンを180度に温めておく。

5.調理台またはまな板に軽く強力粉をふって、サブレ生地をのし棒で厚さ7~8ミリにのばす。台の端に粉をひとつかみ置き、そこに型をうずめるようにして粉をまぶし、サブレ生地を抜いていく(カランツ入りなので、丸形や楕円形など、あまり複雑でない形を選ぶと失敗しない)。

6.型抜きしたサブレを、オーブン用シートを敷くか、軽く粉をふった天板に並べ、12~18分またはおいしそうな焼き色がつくまで焼く。

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レモンの香りとカランツの風味がきいてるサブレ。冷たいバターを切り混ぜるので、歯触りサクサクです☆

※カランツを入れずに、プレーンの「レモン・サブレ」としても、おいしくできますよ☆

 

★次回の更新は3月14日(金)です! 

コメント

葉さま

気持ちがどこかで繋がっているのでしょうか。私も近頃お菓子焼きたいモードに入ってまして、何を焼こうかなあとニヤニヤしていたところです。お菓子製作中も勿論楽しいけれど、製作後に部屋中に漂う甘ーい香りにうっとりするのもいいですよね。そのために作ることもあるくらいです。
それにしても、キャラメル風味のケーキ本当に美味しいそうですよね。私も素朴でどっしりした焼き菓子が大好きです。早速あした作ってみますね。
(私も絵文字デビューしたいのですが、絵文字をクリックしてもアルフベットや記号になってしまうのは、何なのだろうか?)

それでは良い週末を。

葉さん。こんにちは[E(^O^)お返事ありがとうございました。焼き菓子きいただけでおいしそうですね。休みの日早速作ってみますね。砂糖の分量の100+130gの意味がわからなかったので教えてくださると幸いです。あと私は帯広に住んでいます。葉さんは帯広にいらしたことがあるときき嬉しいです

葉さんへ

本当に暖かくなってきましたよねhappy01イースター日本でも定着して欲しいですshineうさぎとかカラフルなたまごとか可愛いアイテム一杯ですもんねーheart04たまご探しとかも楽しいはずと思うんですが!!あと、サンクスギビングも同様に!!

ケーキとクッキー美味しそうですlovelyレシピ付きが嬉しいです。私も作ってみようと思います。
朝に食べるお菓子ってもう最高ですよねheart02休日の朝にゆっくり紅茶を入れ一緒に食べるクッキーや焼き菓子が大好きです

おいしそう~heart02
こっちに来てから、お菓子作りはすっかりご無沙汰でしたが、これを機会にまた始めてみようかしらnote
ところで、懐かしい匂い?ちらほらしていますが(笑)
口裂け女impact
「変な人が出没するという噂があるので、注意して下校してください」って、学校の校内放送があったんですよcoldsweats02
あ~懐かしいsign01

葉さま
うぅ〜、おいしそうです。キャラメル風味といい、レモンとカランツの組み合わせといい、大変そそられます。以前書かれていたファー・ブルトンは、日頃お菓子は作らないアテクシでも手軽においしくできて、リピートして作っていますよー。
NY.Times Magazine のThe Way We Eat に去年?バターを手作りするレシピが載っていて、今でもスクラップしてあるのですが、なかなか挑戦できずにいます。ご覧になっていたかな?写真のHomemade Butter もよろしげですねぇ。パッケージも素朴でかわいいね。

ひょんなことから、葉さんのブログを知り、すっかりファンheart04になってしまいました。なにが、魅力なのかわからないのですが、気持ちがいいブロクって、いうかな、風通しのよい世界みたいなところ、なにか、ホッとするんです。ありがとう。

たとえば、私は、お菓子つくりに興味があるわけではなく(48才ですが今まで一度もお菓子を作ったこともない)それでも、今回のブログも、とても楽しかったですnote

金曜日の更新が楽しみです。ありがと~

Matzkeさま♪
やはり! 春はお菓子を焼くにおい、ですよね〜。キャラメル焼き菓子、じぇひお試しを。キャラメルソースだけでも、いろいろ遊べそうです。粉ものが得意な料理研究家、堀井和子さん(←ファンheart01)のレシピで、パイ生地にバナナを切ってならべ、上からキャラメルソースをかけて焼く・・・というのを見たことがあります。クッキーに焼きこんでもおいしそう。生クリームにまぜてキャラメルクリームもいいですよね、じゅるり・・・
おおそうだ。絵文字は、クリックすると[Eなんとかかんとか]って出るので一瞬ひるむのですが、「なんのなんの! がはははー」とそのまま笑い飛ばして「送信」にすると絵文字に変わっています。しくみはよくわからないのですが????

まるさま。帯広は、まさにワタクシの[初・北海道」でした! 家族ぐるみで親戚づきあいをしていただいているご一家が、帯広駅前でお土産&果物やさんをしているのです。空が広いですよね〜〜〜。
砂糖100+130gの意味は、最初の100gをキャラメルソースに使って、あとの130gを泡立てたバターに入れてケーキ生地にする、という意味です。お休みの日、ぷーんとオーブンから漂うキャラメルのにおいを楽しんでくださいね!

mujiさま。そうなのそうなの! 朝のお菓子って、楽しいですよね〜〜。お砂糖だから瞬間的エネルギーになるし。
イースター、もともとはキリスト教よりもっと昔の民俗信仰に端を発するといいます。日本でも定着したら楽しいかもchickchick

ゆりりさま。ふぉふぉふぉ。懐かし香がにおってしまったかのう〜。口裂け女は全国的な「学校のウワサ」でしたね。話そのものはかなりひどく、“彼女”は単なる被害者なのですが・・・
ところで、疲れるとフト80年代の歌謡曲を聴きたくなるのって、どう思う!?

Yokoさま。ファーブルトンご活用の様子、うれしいです〜〜!! サブレはカランツのかわりにドライしたアプリコットを刻んでいれてもおいしいかもcherry

オマーラさま。ようこそいらっしゃいませ!! お気に召してうれしいです〜。「風通しのいい」ブログ。いい表現ですねえ。もらったあ! オマーラさんはいま、どちらにおすまいですか? 北半球はとりあえず寒いみたいですが、どうぞお気をつけて! またいらしてくださいね〜heart04

葉さん、おひさです!

キャラメル入りの焼き菓子おいしそー!
早速作ってみたくなりました。
お菓子を作っている最中ってほんと幸せですよね〜♪

>昔全国の小学生を恐怖のるつぼに陥れた不幸な女性

ふふふ。葉さんも同年代ですなあ・・・
人気の無い階段上がるの怖くなかった?!

葉さま
わかりま~す!
なんていったってわれわれの「青春時代shine」だからです!
原点です!
当時アメリカに憧れてた私は「ベストヒットUSA」とか
MTVにも夢中でした。
日本もバンドブームだったり、歌謡曲も花盛りでしたよね!
語らせたら長いですよ(笑)

葉さま

先週末キャラメル風味のケーキ焼きましたよー。もう砂糖を焦がしているそばから
たまらなく幸せな香りにクラクラ。葉さんレシピの半量でリング型で作りましたが、
もう大変な美味しさで、手が止まらない、止まらない。素敵なレシピをありがとうございました。
バナナとキャラメルのコンビも最強ですよね。バナナケーキにキャラメルソーズを混ぜ込んで焼くのもなかなかのもの。結局子供のころの味の好みはそうそう変わらないのかもしれませんね。

葉さん、お勧めはマイセンの赤よりも白ですよ(すみません、この話題かなり
くどいです)まあ、ワイン街道なんて名前も付けられているので、
ワインの調査にいらっしゃる価値はあると思いますよ。百聞は一見に如かずとも
昔の人も言ってますしね。(というより一献に如かずといった感じでしょうが)初夏ならびっくりするくらい堂々とした白アスパラが旬なので、そんなのをツマミながらワイン談義なんてのも
素敵じゃあありませんか。ご参考までに。
http://en.wikipedia.org/wiki/S%C3%A4chsische_Weinstrasse

ところで腰痛のほうは大丈夫ですか。水泳で体のバランスを整えるのも効くそうですよ。punch

きむさま
こにゃにゃちわ~。そうなんですよっ。前後してトイレの怪談も出回ったので、人気のないトイレに入るのも怖かった!!
だけど(まだ続く、この話)口裂け女の“続編”で「りんごappleおばさん」という方も現れまして・・・「わたし、スタイルいいでしょう?」といって胸からりんごを出して投げるのですcoldsweats01

ゆりりさま。
catface・・・(無言でうなずく)
気持ちがちょっと“休憩”を欲してるときなんか、フトきちゃいますね~。ユーミンの歌とか、歌詞の内容とは関係ないんだけど、自分の通った学校の校舎が浮かんだりするの(涙)

Matzkeさま
ribbonキャラメルケーキ!!
バナナ入りバージョンもぜひ作ってみましょう♪♪
そかそか、白でしたねflair 脳みそが混乱しておりました。サイトみましたよ~。ミュラー・トゥルガウとかリースリング・・・んむむむむ。お味が浮かんできました。好きなタイプ!! 
だんだんその気になりはじめて、ドイツの地図でお勉強してますeyeglass
そうそう腰痛は、同僚の友人=アメリカ人の鍼師にお世話になりまして、すっかりよくなりました! ありがと~~~

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プロフィール

渡辺葉
渡辺 葉(わたなべ よう)
翻訳家・エッセイスト。慶応大学卒業後、カリフォルニア大学サンタ・クルーズ校への留学を経て女優を志す。95年からニューヨークで暮らし始め、舞台女優として活動。現在はエッセイの執筆や料理本の翻訳などを手がける。料理とダンスが大好きな、好奇心旺盛な女性です。
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