おすすめ☆ニューヨーク・チーズケーキ
この街に来てはじめて「本場もん」に出会い、オオ!?と驚いたもの・・・地下鉄で踊ってるブレイクダンスとか、ベーグル(2007年9月21日の記事 >>)とかいろいろあります。そのうちのひとつが「ニューヨーク・チーズケーキ」でした。
それまでのわたしが知っていたのは、冷蔵庫で作るクリーミーな「レア」タイプと、ふんわりスフレ状の焼いたチーズケーキでした。どちらにしろ、チーズケーキは舌にのせるとすーっと消える、「軽い」食感の食べものだと思っていたのです。
なのに、ニューヨーク・チーズケーキときたら!
上はほんのりきつね色で「焼いたチーズケーキ」。でも口にいれたときのクリーミーさは、レアチーズケーキみたい。そして、小さくてもガッツリ満足の存在感! 日本の焼きチーズケーキを知っているアメリカ人が「あれは“空気ケーキ”だよ」なんて言ってるのを聞いたことがありますが、ニューヨーク・チーズケーキを食べ慣れていたら、あのふわふわでお腹にもたれない日本風の焼いたケーキにはびっくりしたんだろうなーと思いました。
でね。ウィキペディア(英語版)でチーズケーキについて調べてみました。(⇒ http://en.wikipedia.org/wiki/Cheesecake)そしてわかったのは・・・チーズケーキって世界中にあるんですね!
ニューヨーク・チーズケーキの基本は「クリームチーズと卵、砂糖、生クリームかサワークリームを混ぜ」て焼いた、リッチでなめらかな舌触りが身上。ときどきカテージチーズを混ぜることもあるのだとか。
これに対しフィラデルフィア風のチーズケーキは「食べ口はより軽く、さらにクリーミー」で、ペンシルバニア・ダッチ・スタイルのチーズケーキは「少し酸味のあるぽろぽろしたチーズで作られる」んですって。
お隣カナダのバンクーバーでは「パイ皮などを使わず、ふんわりした軽い」チーズケーキにラズベリーやチェリーなど地元の果物をトッピングするのが名物だとか。シアトル風チーズケーキはこのバンクーバー・チーズケーキを元に作られたんですって。北米だけでもこんなにいろいろあったのね~。
英国ではビスケット生地の上に、レアタイプのチーズ生地を流して固めたものが定番だとか。スウェーデンには・・・なになに? Ostkakaという、カテージチーズ状のフレッシュチーズを焼いて、ジャムやクリームを添える“チーズケーキ”があるのだとか。ドイツはチーズケーキの種類が豊富なんでしょうか。Kasekuchen, Matzkuchen, いろいろあるみたいです。うううおいしそう・・・・。
ニューヨーク・チーズケーキに話を戻すと、老舗がいくつかありまして・・・たとえば、
・ブルックリンおよびグランド・セントラル駅に店舗のあるジュニアズ
・タイムズスクエアそばのリンディーズ
ジュニアズは50年代から、リンディーズはなんと創業1921年の老舗です。お店のたたずまいもケーキのデザインも、パッカーンと明るいアメリカンな雰囲気!? ワタクシ的にはタイムズスクエアの喧噪がニガテなのでリンディーズは外から見ただけなのですが、ジュニアズの小さいチーズケーキはクリーミィでなかなかヨロシイと思います。
でもね・・・実は、ワタクシ的おすすめチーズケーキは“ニューヨーク”風じゃないんです。
ここはイーストビレッジの一角。赤と緑のネオンサインがなぜかなつかしいこのお店は、なんと1894年創業のヴェニエローズ。一世紀前のニューヨーカーもここでお茶したりケーキをほうばったりしたんでしょうか。
ここはいつもお客でいっぱい。来たらすぐ番号札の機械(ニューヨークでは、デリなどいろんな場面で出現する)で札を取って、ケーキを物色しながら待ちます。果物をのせたプチフールやイタリア風のクッキー各種、ちょっと硬めバリバリのパイ生地にクリームをつめたペストリーなどいろいろあれど、ワタクシのおすすめはリコッタチーズケーキ。ひとかかえもあるでーっかい型で焼いたケーキを、目分量&「このくらいの厚さで」と指で指示して切ってもらいます。
リコッタチーズは脂肪分が少なく、カッテージチーズよりもきめの細かいフレッシュチーズ。ここんちのリコッタチーズケーキはたまご色をしています。
で・・・
こ・れ・が・ね☆おいしいんですよ!
甘さもほどよく、カスタードクリームのようにぽってり優しい味わい。濃いめに入れたコーヒーとよく合うのだわ~。
リコッタチーズのチーズケーキ、いつか作ってみたいなあ・・・と思っていた矢先、なんとなんと。先日ここでご紹介したヨーグルトケーキ(2008年5月9日の記事 >>) を、バンクーバー在住の庭ふくろうさんが「ヨーグルトの代わりにリコッタチーズで作ったらしっとりしたチーズケーキができましたよ」と教えてくれたんです。ヨーグルト→リコッタチーズ以外は、オイル80CCを100CCに増やしたそう。あのレシピなら混ぜて焼くだけなので、ワタクシもさっそく作ってみようと思っています。庭ふくろうさんありがとう☆☆☆ みなさまもどうぞ、お試しあれ♪
★次回の更新は6月6日(金)です!






















葉さま
ご無沙汰しております!
美味しいレポート、ありがとうございました。
いいなぁ、私もNYに行って、色々なチーズケーキを食べてみたいなぁ。
さすが、メルティングポットだけあって、食の宝庫なのですね。
リコッタを使ったチーズケーキは、本当に軽くて美味しそう。
朝食にもなりそうですね。
写真に写っていた、カフェの様子も、クラシックでとても素敵。
こんなところで、待ち合わせなど、してみたいものだー。
さて、私の好きなチーズケーキは、パリのユダヤ人街(St. Paul辺り)辺りで売っている、東欧系のものです。
確か、クアルクという軽めのクリームチーズが主原料だったと思います。
天板に流し込んで焼くタイプで、ブラウニーのように切り売りしています。
レーズン入り、が見た目にもアクセントが利いていて、オススメでしょうか?
あぁ、愛しのチーズケーキ
最近食べてないので、週末にでも買いに行きます!
あ、お菓子作りにもチャレンジしたいんです。
これからも、レシピの紹介も続けてお願いいたしますね
投稿: lotus | 2008年5月30日 (金) 11時37分
あのレシピのおかげで簡単リコッタチーズケーキも作れたのですが、
あの~、胴回りが増えるんですけど・・・
バンクーバーにはその名も、
と思えるほどチーズチーズしています。
“Cheesecake Factory”というお店と、
“True Conffection”という巨大ケーキ屋さんがあります。
ここのチーズケーキは本当にチーズを食べてるぞぉ
やっぱり胴回りが・・・
投稿: 庭ふくろう | 2008年5月30日 (金) 14時11分
葉さんもチーズケーキお好きでしたか。私も好きですよ。昨日まではシフォンケーキモードだったのですが、今チーズケーキモードに切り替わってしまいました。だって、グッと来ちゃったんですもん。やっぱり、チーズケーキはネッチリドッシリしてないとね。
今まであまり意識してませんでしたが、確かにドイツのチーズケーキはこの重要条件を満たしているかも。。
こんなHP見つけました。
http://www.morozoff.co.jp/quality/cheesecake04.html
「ワイン&バウムクーヘン&チーズケーキ」女子的探求なんてのも面白そうですね。一丁やってみるか!
それでは良い週末を。
投稿: Matzke | 2008年5月30日 (金) 16時40分
こんにちは。Miyakoです。
ちょうどリコタチーズが1カップ余っていて、どうしようかと思っていたところです。早速作ってみました。材料を全部グワーっとフードプロセッサーで混ぜて炊飯器に放り込み、二度炊いたら出来上がりました。なかなかいけますね。
実は以前教えていただいた蛸サラダも病みつきになってるんです~。また何かいいレシピがあったら教えて下さいね。
投稿: Miyako | 2008年5月31日 (土) 07時30分
葉さん、こんにちは〜!
NYのチーズケーキ最高ですよね!
あのまったりリッチに甘〜ぃチーズケーキ♪ <懐
SOHOで遊んだ際はよくEileen'sチーズケーキも食べました。
ちょっとマイナーだけど、
わたしのチーズケーキのお墨付きはこちらです↓
http://www.twolittleredhens.com/
投稿: きむ | 2008年5月31日 (土) 21時52分
コンニチハ!
ニューヨークに移住して間もない頃、歩きつかれて入ったコーヒーショップで食べたチーズケーキのヘビーさ、リッチさにおったまげたことでした。
ここロス界隈でチーズケーキといえば、やはりレストラン”Cheese Cake Factory"のでしょうか。サンタ・クルーズやサンフランシスコにもありましたか?ここのも何十種類もあり、デザートなら四人で一切れで十分って感じです。 あたくしの好みはやっぱモロゾフの「空気ケーキ」(笑)。
投稿: ベジタブリアン | 2008年6月 1日 (日) 02時16分
読んでから、もう頭の中チーズケーキのことでいっぱいです・・・
葉さんの書かれる食ネタには、いつもツボを刺激されっぱなしです~
食べなきゃ!!という気にさせられちゃいます。
リコッタチーズってどんな感じなんでしょう?
ポソポソ感とかはないんでしょうか?今度試してみまーす★
そういえば前に、山本ふみこさんっていう方が書かれた「チーズケーキの旅」っていう本を読みましたが、これも東欧から色々な国までのチーズケーキが写真つきで載ってて、読んでるだけでおいしい気分の本でした。
投稿: りんご | 2008年6月 1日 (日) 12時26分
追加コメント:
小鳥絵柄のプレートがなんともかわゆいですね。
たべちゃいたいくらい。。。。。。(笑)
投稿: ベジタブリアン | 2008年6月 2日 (月) 02時44分
葉さま
はじめまして!
葉さんの本はいくつか持っています♪
新刊を楽しみにしていました。
以前のニューヨーク、ポートランドのブログは知っていたのですが、あたらしいブログを今日見つけてとっても嬉しくなりました。
これからも楽しみにしています。
投稿: milk | 2008年6月 3日 (火) 12時05分
葉さ~ん
チーズケーキ情報ありがとうございます~!
すごい嬉しい~、今度食べてみます
先日、ゼイバーズでえびサラダとコーヒーとオリーブを購入しました。
すごく美味でした!
サラダは娘に好評でしたよ~
投稿: さー | 2008年6月 3日 (火) 12時52分
葉さん









もうまいった~という感じです
ニューヨークチーズケーキおいしそう
いちごをそえちゃうところなんか可愛いです
葉さんのセンスに脱帽です
チーズケーキもいちごもだいすき!!
アンも庭ふくろうさんレシピ作るぞー
投稿: アン | 2008年6月 3日 (火) 17時02分
私もチーズケーキ大好きで~す




一人で初めてマンハッタンに行った時、
グランドセントラルで、ジュニアズのケーキを食べました
おいしいけど、すごいボリュームですよね
それにしても、リコッタチーズおいしそう
次はそちらに行ってまいりま~す
>ベジタブリアンさま
私もチーズケーキファクトリーのケーキを食べたことがあります。
添えられた山のような生クリームがさっぱり感じられるくらいのヘビーなケーキですよね
(チョコチーズケーキだったから余計にそうなのかも)
あ~でもすごくチーズケーキが食べたくなっちゃいました

薄着の季節なのに・・・やばいかも
投稿: ゆりり | 2008年6月 5日 (木) 12時07分
lotusさま
パリのチーズケーキ情報ありがとうございました! クアルク、ゼイバーズでも見たことあるぅ! ゼイバーさんちは東欧系ユダヤ人の家系なので、やはりそちらから来ているのかしら。リコッタと同じく、クアルクもカロリー軽め系のチーズだったと記憶していますが・・・そうですよね!?
庭ふくろうさま
チョコレート入れたりフルーツ入れたり、秋ならパンプキン入れたり、いろいろ遊べそうですよねー。この週末こそわたしも作ってみます!
おかげさまで、レシピ大好評です
Matzkeさま。


」の構図がとても好きです!! ちなみにモロゾフのプリンも好きです!!
おお、やはりドイツのチーズケーキ、本場もんを経験しないといけませんな。ワイン+チーズケーキ+バームクーヘンの旅、興味ありありですっっ
モロゾフ秘話もありがとう。ドレスデン、ココにも登場していたとは・・・ベルリンも行きたいのですが、「動物園→茶店→驚き
Miyakoさま。あら〜ようこそいらっしゃいませ!!
お嬢ちゃまにもお気に召したでしょうか?
庭ふくろうさんレシピがここでも好評
*(他のみなさまへ)ちなみにタコサラダはセロリの小口切り+レモン汁+「タコのスパイシー油漬け」の缶詰を混ぜるというものです。北米ではGoyaという南米系の缶詰がいろいろあって、それを使ってます。
きむしゃま
見たわ見たわ〜。実は今回の記事執筆中、『ニューヨークタイムズ』のチーズケーキ関連の記事を見て、そこにtwo little red hensがおいしいって書いてあったんです。残念ながらまだ訪問できていないのですが・・・ホームページもかわいくて興味津々!! 近いうちに行ってみます
ベジタブリアンさま
Cheesecake Factoryって、聞いたことあるものの行ったことないんです。日本にも同じ名前のお店がありませんでしたっけ?? モロゾフのケーキはおいしいですね(上記matzkeさんの教えてくれたリンク参照)。私はチーズケーキ+赤ワインの組み合わせがけっこう好きです。イーストビレッジのカフェでそうやって食べていたらイタリア人に驚かれましたが・・・
小鳥柄のお皿はanthropologie (www.anthropologie.com)のものです。友だちがくれたんです・・・うん、これ使ってると幸せになります!!
りんごさま

リコッタチーズって、カッテージチーズの粒をもっとうーんと細かくして、クリーミーな舌触りにした感じです。日本で売ってるうらごしカッテージチーズとかなり近いかも。そのままボウルにすくって、はちみつかけてもおいしいのです
チーズケーキの旅、楽しそう
milkさま
ようこそ〜。見つけていただいてうれしいです
これからもまた、コメントしにきてくださいね!
さーさま。
リクエストいただいたおかげで、ワタクシもひさびさにヴェニエローズのチーズケーキを食べることができました♪ ゼイバーズといえばチーズ入りのクレープ(blintz)もおすすめです! 干し魚コーナーとレジのあいだの冷蔵ケースに入ってますよん。(30秒くらい? レンジであっためるとおいしい) お試しあれ〜
アン嬢
またチーズお菓子特集しなくっちゃですネ
いちごチーズケーキ、っていうのもアリかも!?
あとね、あとね、拙訳『アマンダの恋のお料理ノート』に、アプリコットとマスカルポーネチーズで作るデザートが出てくるのです。で、昔これをクリームチーズだったかリコッタチーズだったかで作ってみたんだけど、それもおいしかったです
ゆりりさま
この街に住むうちにだんだんこのボリュームに慣れていく自分・・・ヤバイ
私も今日から腹筋するっ!!
投稿: 葉 | 2008年6月 5日 (木) 13時03分
お返事をいただきまして、ありがとうございます!
クアルクのチーズケーキは、確かにお腹にもたれない軽さがあったと、記憶していましたが、、、
念のため調べてみました。
すると、、、
クアルクは牛乳のみで作るそうで、一切クリームの類が入っていないんですって!
ということは、リコッタとともに、クアルクもカッテージチーズの仲間という理解でよろしいでしょうか?
それではまた、次回を楽しみにしています。
投稿: lotus | 2008年6月 5日 (木) 23時44分
おっなんとな!!!チーズケーキに赤ワイン!これは珍マッチ!まあデザートワインなるもんがありますから。。。でもあたくしはチーズケーキが甘だからワインは辛にしたいな。アプリコット+リコッタチーズのデザートもおいしそうですね。アプリコットとチーズといえばWhite Stilton with Apricotsがお薦めです。Trader Joe'sで売ってます。Whole Foods でも売っているはず。Blueがお好きな方はStilton Blueも赤ワインとイケますよ。少々塩分多目ですけど。 それから豆腐ヨウと赤ワイン、これはもうウハウハです。ニューヨークで豆腐ヨウ手に入りますか?そういえば葉さん沖縄にハマって沖縄言葉使ってた時期ありませんでした?
投稿: ベジタブリアン | 2008年6月 6日 (金) 05時03分
lotus さま
ニャルほど。クアルク、今度買ってみようっと。名前がなんかアヒルによく似たコロコロしたドーブツ・・・みたいな感じがしません!? ワタクシはリコッタチーズにはちみつかけたりジャムを添えて食べるのが大好きです〜
ベジタブリアンさま。やっぱ珍組み合わせかしら!? しかしチーズケーキはウイスキーにも合いますぜ。
Stilton with Apricots、オレゴンのTrader Joe'sで買った気がするぅ! そして「うま!?」と思った気がするぅ!(←全体的にうろ覚え)
豆腐ヨウ&赤ワインかー。それは新鮮! 渋めのがいけそうですねー。NYでは手に入るのかな。やっぱ密輸しかないさあー。うちなーぐち使いたいけど下手さあ〜
投稿: 葉 | 2008年6月14日 (土) 11時38分
こんにちは。先日初めてこちらにお邪魔しまして、
いま、最初のヨーグルトケーキを焼いているところです。
あと30分・・・ 楽しみ:-)
私の住んでいる北カリフォルニアは、今
落雷による火事が多発していて、
窓の外の景色は白く霞がかかっています。
外に出ると咳やくしゃみがひどいので、
家の中でおとなしくしています。
こちらのサイトにも
これからちょくちょくお邪魔いたします。
ヨーグルトケーキが成功したら、
リコッタケーキに進みます!
julia
投稿: julia | 2008年6月27日 (金) 08時05分
juliaさんこんにちは!
ヨーグルトケーキ、いかがでしたか? うちのオーブンではレシピ記載の温度で大丈夫だったのですが、オーブンってそれぞれに個性があるらしく、庭ふくろうさん(コメント参照)のとこでは低め設定のほうがよかったみたいです。もしも焦げちゃったら、次回は低めの温度でおためしください!
北カリフォルニア、わたしはSanta Cruzに住んでいたことがあります。お近くかしら?? サンフランシスコ&バークレーあたりの、知的でリベラルでおいしいもの大好き、な文化がとっても好きです
投稿: 葉 | 2008年7月 5日 (土) 11時56分