ほっくりとした食感が楽しい
フレッシュマッシュルームのスパゲティ
20数年前に、オーストラリアに住んでいたとき。言葉や風習の違いはもちろんのこと、現地の食事情も驚き&初体験の連続!でした。
牛肉のTボーンステーキのあまりの大きさと安さに度肝を抜かれたり、その牛肉よりも豚肉の方が高級だったり、まぐろの頭から尾までがほぼ同じ値段だったり(ところが途中で、日本人が「トロ」ばかりを買っていくことに気づき、部位によって格差が生じるようになってしまいました)、Tim Tam(オーストラリア発の大ヒット商品>>) に大ハマりして○キロ太ったり、学校で売っているミートパイのミートがカンガルーだと知って驚愕したり(でもおいしいので毎日食べてました)、賛否両論のある「ベジマイト」(ご存知の方はオージー通です!その姿はこちら>> の洗礼を受けたり、公園や川辺に設置してあるバービー(BBQ)のセットがどこも無料で、毎週末繰り出したり。。。
※情報はすべて1985年当時のものです。
中でも、最初にびっくりして、まったく食べられなかったのが「サラダ」。ピザ屋さんで注文して、出てきたものを見てみると、それは<未知の味のてんこ盛り>状態。。。
まず、初めて見るアボカドの、ねっとりとした感触に怖じ気づき、同じく初めてのアンチョビーの姿に「これは虫!?」。直径5cmはあるきゅうり(とは思えない大きさ)の苦さに、堅いトマトの青臭さ、芝生?のようなにおいのアルファルファが鼻につき……。おまけに何が驚いたって、火を通すものと信じていたもやしとマッシュルームが「生」!! 日本のサラダ&野菜が恋しくてたまりませんでした。
ところが、ところが。慣れとは恐ろしいもので、気づいたら何も抵抗なく、そんなサラダを平気で平らげていました。そして今では、いちばん抵抗のあった『生マッシュルーム』が大好きに! 時々無性に食べたくなり、ボール一杯にスライスを盛って、塩、オリーブ油、レモン汁をふって食べています。
その延長で作ったのが今日のスパゲティ。20数年前の産物です。だまされたと思って?、マッシュルームを生状態で食べてみて! その香りとほっこりとした歯ごたえがくせになるはず…ですよ。
*フレッシュマッシュルームのスパゲティ*
材料(1人分)
スパゲティ---80g
マッシュルーム---1パック
オリーブ油---小さじ2〜3
アンチョビー(フィレ)---1枚
にんにくのみじん切り---小さじ1/2
レモン汁、粗びき黒こしょう---各適宜
塩、こしょう---各少々
下準備
・マッシュルームは幅5mm〜1cmに切ります(厚めに切った方が“ホコホコ感”が出ます)。
・アンチョビーはざっと刻みます。
【1】フライパンにオリーブ油、にんにく、アンチョビーを入れて弱火にかけ、アンチョビーを溶かすようにゆっくりと炒めます。
【2】スパゲティをゆでます。ゆで上がる直前に、【1】のフライパンにマッシュルームを入れて中火でさっと炒め、ゆで上がったスパゲティとゆで汁大さじ1〜2を加えて手早く混ぜ合わせます。塩、こしょうで調味して器に盛り、レモン汁と粗びき黒こしょうをふります。
次回は4月22日(火)更新予定!

根っからの自炊派で、しかも週のほとんどがスパゲティ。この調子なら一年365日、毎日
違う味でいけちゃうかもとにわかに燃えています。
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